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架線(がせん)のコミュ コミュの架線の種類

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どのような架線があるのでしょうか?
私が実際に見た物を上げてまいります。

架空電車線
・カテナリー吊(ちょう)架式
・剛体架線式
・直接吊架式
・き電吊架式(フィーダーメッセンジャー)

その他
・第三軌条方式(サードレール)


※写真等順次追加予定

写真1:京王線 聖蹟桜ヶ丘駅
写真2:JR北陸本線 木ノ本駅
写真3:JR山陽新幹線 新神戸駅

コメント(15)

カテナリー吊架式(シンプルカテナリー式)

最も多く用いられる代表的な架線である。パンタグラフが接触する部分であるトロリー線と、トロリー線をハンガーと呼ばれる金属線で吊して支えるための吊架線とで成り立っている。なお、この方式にて地方の幹線などでメンテナンス頻度の低減を狙ってトロリー線・吊架線を特に太くし、張力を高めたものを「ヘビーシンプルカテナリー式」と呼ぶことがある。

カテナリー = Catenary とは懸垂線の意味

写真:山陽本線 網干駅
カテナリー吊架式(ツインシンプルカテナリー式)

シンプルカテナリー方式の架線を2組並べたもの。デュアル、あるいはダブルシンプルカテナリー式とも呼ばれる。シンプルカテナリー式とほぼ同じ設備で電流容量を増大できるため、運転密度の高い大都市圏の路線や幹線で使用されている。

東京都心部・近郊のJR・私鉄
東海道本線(JR京都線)・大阪環状線の一部区間など

写真:京王 高尾駅
カテナリー吊架式(ダブルメッセンジャーシンプルカテナリー式)

吊架線を横に2本並べたもの。風による影響が小さくなるため支持間隔を長くすることができる。

名鉄空港線・JR山手線など

写真:JR山手線 秋葉原駅
剛体架線式

剛体(棒状のもの)を直接トロリー線とするものや、剛体に直接トロリー線をつけたものを「剛体架線式」と呼び、断線しにくいという特徴を持つ。カテナリー吊りのスペースを取れない地下路線に多く見られる。地下鉄での採用例が多い。架線の柔軟性が無いためにパンタグラフの離線が多く、高速走行には向かない。そのため、JRや大手私鉄での採用区間では、当該区間を走行する車両のパンタグラフを多めに設置した例が多い。近畿日本鉄道ではこの弱点を克服するため、剛体架線にカテナリー付きとした独自の剛体架線を採用し、新青山トンネルや近鉄難波線などのトンネルや地下区間で採用している。

写真:京阪本線 淀屋橋駅
き電吊架式(フィーダーメッセンジャー)

カテナリー式の吊架線を、太く電流が流れやすい線条として「き電線」と兼用させたものをき電吊架式(フィーダーメッセンジャー)と呼ぶ。例として、中央本線などの狭小トンネルで使用される π 架線方式がある。き電吊架式の大きな利点として、線条数や部品点数を削減できることから、地下区間のほか、明かり区間でも適用が進んでおり、東日本旅客鉄道(JR東日本)の「インテグレート架線」、西日本旅客鉄道(JR西日本)の「ハイパー架線」などの開発名称がつけられている例がある。

写真:JR赤穂線 播州赤穂駅
カテナリー吊架式(コンパウンドカテナリー式)

パンタグラフによるトロリー線の押し上げ量を平均化する目的で、吊架線とトロリー線の間に補助吊架線というものを追加したもの。高速走行時の離線が少なく集電容量も増加するため、新幹線(北陸・九州を除く)をはじめとする、運転密度が高く高速走行する路線(JR神戸線・近鉄大阪線・阪急京都線など)で使用されている。現在の新幹線では、線を特に太くし、張力を高めた「ヘビーコンパウンドカテナリー式」が採用されている。

写真1:JR東海道本線 さくら夙川駅三宮側
写真2:JR東海道本線 尼崎〜立花間
き電吊架式(フィーダーメッセンジャー)

カテナリー式の吊架線を、太く電流が流れやすい線条として「き電線」と兼用させたものをき電吊架式(フィーダーメッセンジャー)と呼ぶ。例として、中央本線などの狭小トンネルで使用される π 架線方式がある。き電吊架式の大きな利点として、線条数や部品点数を削減できることから、地下区間のほか、明かり区間でも適用が進んでおり、東日本旅客鉄道(JR東日本)の「インテグレート架線」、西日本旅客鉄道(JR西日本)の「ハイパー架線」などの開発名称がつけられている例がある。

写真:JR東海道本線 六甲道駅
 1/21にJR東日本と鉄道総研から「高速シンプル架線」の導入がニュースリリースされました。
 2020年度から東北・上越新幹線に順次導入されるそうで、ちょう架線に「硬銅より線」、トロリ線に「PHC(析出強化型銅合金製)トロリ線」を採用したそうですが、シンプルカテナリで360km/hとは凄いですね。電車線の総張力が53.9kNというのも凄いですが。

◆東北・上越新幹線における新型電車線設備の導入について
 https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200121_ho02.pdf
 昨日、風力発電関係の講演で紹介されていたのですが、ドイツのアウトバーンでは2019年からトロリバスならぬトロリトラック「eハイウェイ」の実証実験が実施されているそうです。実験期間はことまでとのことですが、本格導入されるのですかね?

▼ドイツのアウトバーンでeハイウェイの実証実験始まる…架線からトラックに給電
 https://response.jp/article/2019/05/12/322205.html
▼トラック? 電車? ドイツ、アウトバーンに初の「eハイウェイ」をオープン
 https://www.businessinsider.jp/post-190449
 埼京線にインジウム入りのトロリ線が試験導入されたそうです。

https://s.response.jp/article/2023/05/25/371359.html

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