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フクボンの消化器講義(看護)。コミュの胃癌とは何ぞや? その1

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「胃癌とは何ぞや?」


さて。今日は黒澤明監督 「生きる」 に学ぶと題して胃癌のお話です。

「生きる」は1952年に公開された日本映画。

黒澤映画の中でもヒューマニズムが頂点に達した名作。

志村喬扮する市役所の市民課課長、渡辺勘治は30年間無欠勤という模範的な役人だったのですが、日々無気力に過ごしていました。

彼はある日自分が胃ガンで余命が少ないことを知らされます。
         
            おお!


早くに死に別れた妻との間にできた息子にも冷たくされ、絶望と孤独に陥った彼は、街へさまよい出て、飲みなれない酒を飲むのです。 

奔放に生きる部下の小田切とよと出会い、力強く生きる姿に心を動かされる。


ああ、自分の人生はいったい何だったのか?・・・。  


かれは生きることの意味を考えはじめ、人生の最後の時間に、ほんの少しでも市民の役に立つことをしようと考えはじめます。

住民の要望を死にものぐるいで実現し、彼の努力により児童公園が完成します。 
そして小雪の舞う夜、完成したばかりの公園のブランコに揺られながら、彼はこの『ゴンドラの唄』を楽しげに歌うのです・・・・    

(以上、ウィキペディアから一部引用)
 
と書いていても無味乾燥ですね。

ぜひ、DVD借りて観てください。





胃癌とは・・・

男>女  
年齢 50~60才代
腺癌
「胃癌」は胃粘膜上皮から発生した癌。
だから、組織型としては、ほとんどが腺癌
 (胃小窩や胃腺に分化する円柱上皮幹細胞から生ずる)

早期胃癌: 粘膜内又は粘膜下層に限局しているもの
進行癌  : 浸潤が粘膜下層をこえるもの

症状
腹痛  食事と無関係の鈍痛  (胃部の)不快感   吐き気や嘔吐
食事後の胃部膨満感       食欲減退      体重減少
体調不良や疲労感        消化不良あるいは灼熱感(胸焼け)
吐血や下血・黒色便

噴門癌  ⇒ 嚥下障害
幽門部癌 ⇒ 幽門狭窄による嘔吐

胃癌の進展
?腹膜播腫    シュニッツラー転移(ダグラス窩)
?リンパ腺転移  左鎖骨上窩リンパ節 ウィルヒョウ(Virchow) 転移
?血行転移    1肝  2肺  3骨  4脳
?隣接臓器への浸潤 横行結腸、膵等
        卵巣転移 クルッケンベルグ(Krukenberg) 転移

2003年の日本における死者数は49,535人(男32,142人、女17,393人)で、男性では肺癌に次いで第2位、女性では大腸癌に次いで第2位であった(厚生労働省 人口動態統計より)。かつて日本では男女とも胃癌が第1位であったが、死者数は年々減少している。

胃癌の発生過程でヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)の関与が示唆されている。

さて、できるだけ教科書風に羅列してみました。

面白くないよね。
こんなんで覚えられる?(まあ、まとめとしてはご活用下さい)

(黒澤監督の「生きる」に引き続き)ふくやまのおすすめは 
Drコトー診療所第4巻です。
さっそく次から始めましょう!

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