看護学校でフクボンのやっている
消化器の講義と国家試験対策講義の資料と講義録みたいなものを作ろうかと。
よければ覗いてください。
はじめに。
講義の方針を3つ挙げます。
1「正しい知識を面白く聴ける」こと
2「有意義な消化器の知識を得る」こと
そして 3「国家試験に通る」こと
です。
できれば午後の睡眠時間になってしまうより、記憶に残る講義にしたい、と
不肖フクボン思いますし、退屈な講義をしないことが僕の務めかとも思います。
そのためにはマンガでも絵でも映画でも小説でも何でも、「記憶に残す」ためには使っていきます。
みなさんにもお願いです。
「これは参考になる」と思う一場面を教えてください。
折角、ここに見に来られる時間をいただくんだから、
みなさんが仕事に就くときに役に立つ知識をお伝えしたい。
そのために患者様に了解を得て「現場ではこう」というお話や写真・動画も使います。
患者様がそのまま「教科書」です。
みなさんの職場でいろんな情報を見聞きしてきてください。
そして何より学校を卒業して、社会の役に立てるためには国家試験に通っていただかなければいけません。
なので、講義にはしょっちゅう国家試験問題がスライドに出てきます。
ふくやま病院の学生さんたちにもお伝えしていますが、
みなさんも実習でまわった際にその領域の国家試験問題をパラパラと解いてみてください。
きっと、実習先の病院で突っ込まれる質問に比べ、
凄くオーソドックス、難問奇問の少ない標準的な問題だなあと感心できるはず。
それを繰り返しているうちに国家試験対策も同時に済んでしまいますし。
国家試験に落ちて1年間(もしかしたら+α)を過ごすというのは、
大変もったいない時間です。
それは「やっちゃった」フクボン自身が痛切に感じております。
そのときは医学部6年間の放蕩のツケを予備校1年間の勉強で返すという、あまりに返済計画を無視した生活になってしまいました。
しかも、折悪しく神戸でみなさんも多分、被災された大震災がこの浪人中に起こりました。
あれあれ。
本当に地域社会の、また父の役に立てなかった自分を責めましたが、
後悔先に立たず。
脱線が長くなりましたが、留年はせず、国家試験は一発で通りましょう。
情報は本やインターネットで調べることができるので、
必要なのは情報を知識に変えるための考え方、です。
そこんとこは繰り返し、臨床で患者様にとって何が大事か?というお話をしていきます。
その中から「考え方」みたいなものを感じていただければと思います。
みなさんの中から消化器が面白いから、
消化器領域で仕事をしたいという方が増えれば、
今回の講義を受け持たせていただいた意義が出る、ちゅうもんです。
そういえば、まだ自己紹介がすんでいませんでした。
消化器外科の医者になってから17年目になります。
父が早く倒れたため、若造ですが医療法人社団 医仁会 譜久山病院という
(明石にあります。http://
ちっちゃい病院で院長をしています。
消化器の検査も治療もやりますが、以前から緩和ケアの患者様のご相談にものっています。
先ほども書きましたように、講義のためのいい情報を待っております。
メッセージをいただければありがたいです。
では早速、始めましょう。