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GARNET CROW論コミュのGARNET CROW論『最後の離島』

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「もうすぐ聞こえる
水鳥が羽ばたいてゆく音
同じ季節そう同じようにこの場所でまた
夕陽をみているよ」

「夢でもみたかのようにあっけなく
消え去ってしまう関係だとしても
味わってしまったあの愛という
美味しい気持ちつなぎ止めたくて」

「見失うものはなんでしょう?
心の向かう場所
私ひとりだけじゃ抱えきれないよ」

「晴れた空とか海の色芽吹く木々とか好きなのは
そうずっと大きな宇宙感じられるように」

「ぎゅっと握りしめた筈の手が
ほどけてしまう
よくあることね
ね、泣きつかれて眠るにはどれ位の涙がいるの?」

「何一つ言えないでいたのは
何も伝わらないような気がしたから
言葉は無力でした」

「最後の離島へ行くのなら
何処へも行かず眠ればいい
空を渡るもの達よ
地を這ってゆくもの達よ」
「もうすぐ聞こえる
水鳥が羽ばたいてゆく音
同じ季節そう同じようにこの場所でまた
夕陽をみているよ」




大まかにフレーズの解釈

水鳥が羽ばたく→しがらみからの解放
夕陽をみている場所→縛られている場所
見失うもの→心の向かう場所→将来の希望
最後の離島→心の最後の希望→永遠の安息
空を渡るもの、地を這ってゆくもの→地球に縛られている生物



全体を通した解釈

将来を約束するレベルの二人。
互いの気持ちが通じあってる瞬間は永遠に続くと信じた、儚い一瞬の甘い人の夢。
離さないと言い合っていた筈なのに離れてしまってもう元には戻れない。
どんなに泣き崩れ、悔やんでも戻らない。
別れの瞬間ばかりよぎるけれど、何もできなかった、どうしようもなかった。
別れの瞬間はただ虚無感のみを虚しく繰り返し痛感するだけ。
こんな思いをするのももうすぐで終焉。
もうすぐ私は自由になる。
全てのしがらみから解放される。
あの時二人で将来を誓ったあの時と同じように今、夕陽をみています。
夕陽はあの時と何も変わらないのに見ている私はあの時とは同じでいることができなかった……。
私は確かにある、あの安息の永遠の地へ逝きます。
あの時感じた永遠のような不安定なものではなく、確かな永遠へと。
そう、あの時願った永遠なんて、夢のような幻想。
永遠なんてないと気付いてしまった後でも、忘れることなんてできない。なかったことになんてできない。
愛情っていう麻薬にもにた、心地よく、忘れることができない温もりを少しでも長く感じていたいから。
例え何を代償に支払ったとしても…。
それでも、出来うる限りを尽くしても予感していた終わりはやって来てしまった。
もはや何もできない。
ジブンはムリョク。
ジブンはイラナイ。
あぁ、自分はあの人に縛られたままだ。
息苦しい。
みんな地球に縛られている。
息苦しい。
自然は永遠だ。
地球は永遠だ。
地球はいつも壮大で永遠に続く宇宙を感じていられるんだ。
あぁ、もうすぐ縛られている全てのものから解き放たれる。
あの時と変わらない夕陽を見ながら私は自由にな…り…ま…………す。。
ありがとう。




以上が全体の解釈。
ラストは完璧な自分の価値観です。


アルバム名がLOCKS
ロック→縛る
というイメージですが、最後の離島は縛るようなものから解き放たれるイメージ。
水鳥が羽ばたくって部分は、地球を象徴する水、水面から重力に逆らって爽快な羽音と共に羽ばたく、解放の視覚的、聴覚的な象徴。

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