超一流のボディメーキング術コミュの睡眠不足は太ります（米研究）

睡眠時間が少ない人は食事量が通常よりも多い傾向にあることが

臨床栄養学の学術誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション」

に掲載されたアメリカの研究で明らかになりました。

研究は、標準体重の３０－４０歳代の男女３０人を対象に実施しました。

参加者は研究所に５泊滞在し、睡眠時間を９時間と４時間の２つのグループに

分けられました。最初の４日間はどちらのグループも同じ食事をとり、

５日目と６日目には制限をなくして各自に好きなものを食べさせました。

その結果、睡眠時間の多少に関わらず、各自の消費カロリーは

１日当たり２６００キロカロリーで変わりはありませんでした。

一方最終日の摂取カロリーは、４時間睡眠グループでは平均２８００キロカロリーと、

９時間睡眠グループの２５００キロカロリーを約３００キロカロリー上回りました。

研究を行ったサントンジュ氏は「体重を管理するなら、睡眠が不足しないようにする

ことは有益」と指摘しています。

ただ今回の調査では、これまでの研究と同様、睡眠不足が肥満を引き起こすと

結論付けるには至っていません。

　米国立衛生研究所（ＮＩＨ）によると、米国に住む人のうち

５０００万―７０００万人が慢性的な睡眠不足や睡眠障害に苦しんでおり、

交代勤務（シフト）労働者が多く含まれているといいます。

メールマガジン「超一流のボディメーキング術」より転載させていただきました。
http://archive.mag2.com/0000253778/20110713145324000.html