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F1初心者の会☆コミュの2010シンガポールGPレースレポート(決勝結果あり)

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆をご覧いただきありがとうございます☆

皆さん、シンガポールGPご覧になりましたか?
今年も唯一のナイトレースが開催されました!

今回は、盛りだくさんの内容だったシンガポールGP決勝を内容を振り返っていきたいと思います。


シンガポールGP決勝結果
1位:フェルナンド・アロンソ「フェラーリ」/25ポイント
2位:セバスチャン・ベッテル「レッドブル」/18ポイント
3位:マーク・ウェーバー「レッドブル」/15ポイント
4位:ジェンソン・バトン「マクラーレン」/12ポイント
5位:ニコ・ロズベルグ「メルセデスGP」/10ポイント
6位:ルーベンス・バリチェロ「ウィリアムズ」/8ポイント
7位:ロバート・クビサ「ルノー」/6ポイント
8位:フェリペ・マッサ「フェラーリ」/4ポイント
9位:エイドリアン・スーティル「フォースインディア」/2ポイント
10位:ニコ・ヒュルケンベルグ「ウィリアムズ」/1ポイント
〜〜〜〜以上ポイント獲得〜〜〜〜
11位:ビタリー・ペトロフ「ルノー」
12位:ハイメ・アルグエルスアリ「トロ・ロッソ」
13位:ミハエル・シューマッハ「メルセデスGP」
14位:セバスチャン・ブエミ「トロ・ロッソ」
15位:ルーカス・ディ・グラッシ「ヴァージン」
16位:ヘイキ・コバライネン「ロータス」
〜〜〜〜以上、完走16台(完走扱い含む)〜〜〜〜



【アロンソvsベッテル、シンガポール最速と“2010王者争い生き残り”をかけた争い】
土曜日の公式予選。ポールポジションを獲得したのは2戦連続でフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、2位にはセバスチャン・ベッテルが入り、チャンピオン争いで少し遅れをとる2人が最前列からのスタートとなりました。

前回イタリアで優勝しているアロンソ。もちろん2連勝し、首位争いをするハミルトン(マクラーレン)とウェーバー(レッドブル)とのポイント差を一気に縮めたいところです。また2位スタートのベッテルは、ランキング5位と一番「後がない」状態で乗り込んだシンガポールGP。1ポイントでも多くではなく「優勝:25ポイント」が誰よりも必要なのが、今のベッテルです。

こうして、今年のF1界で「最速」と言われているベッテルと、「最強」と言われているアロンソの大バトルが始まっていきます!


【一つ目のターニングポイント“3周目セーフティーカー”】
注目のスタート。ベッテルのほうが若干ダッシュが効いてアロンソを抜きにかかりますが、アロンソも進路を先読みしてブロック!1位アロンソ、2位ベッテルの順で1コーナーを通過していき、61周にも及ぶ長いナイトレースがスタートしていきます。

ここでスタート早々に波乱が!
10コーナーでリウッツィ(フォースインディア)が他車と接触し、リタイヤとなってしまいます。たまたまマシンが止まった場所がマシン回収の困難な場所になってしまったため「安全にマシン撤去させるために」3周目にセーフティーカーが出動します。

★★ここがポイント(1)「ウェーバー、一足早くピットへ」★★
このセーフティーカーのタイミングでウェーバーをはじめ、後方を走っている集団が一気にピットに入り、義務となっているタイヤ交換を済ませます。
これで順位は後退してしまいますが、レース再開後に「もう一度セーフティーカーが出た場合」を考えると、今タイヤ交換をしておく方が得になるという判断でした。

しかし、61周レースの3周目でタイヤ交換をすると、残りの長い距離をハードタイヤ1セットのみで走らなければいけません。最後まで走りきることはできますが、どうしても終盤のタイヤ消耗は避けられない事は事実です。

このウェーバーのタイヤ交換が、後々「大きなドラマ」を生み出す、最初のきっかけとなりました。



【逃げるアロンソ、追うベッテル】
リウッツィのマシンの撤去され、レース再開。そうすると、1位アロンソ、2位ベッテルが3位ハミルトン以下を一気に引き離し、2人だけ異次元の世界でマッチレースを始めます。

2人ともチャンピオン奪還のためには、何が何でも「25ポイント」が必要。しかし、その25ポイントを獲得できる「優勝」という座は、たった一つしかありません。お互いに金曜日のフリー走行から速さを見せていて「絶対に相手は速い」ということは、逃げるアロンソも、追うベッテルも十分に承知してのレースでした。
しかも、舞台は「1歩間違えば壁にクラッシュ→リタイヤ」となってしまうマリーナベイ・ストリートサーキットです。ミスなく、でも最速で走らないと優勝できない市街地レースで、アロンソとベッテルのペースはどんどん上がっていき、気付けばアロンソとベッテルの差は3秒前後のキープしているのに、3位ハミルトン以下とは20秒近い差が出来上がっていました。

これは、「必死にアロンソが逃げて」「必死にベッテルが追いかけて」の結果、ずっとタイム差が広がる事も縮まる事なく、レースが進んでいた結果なのです!
なかなか見た目では膠着した前半戦でしたが、それだけ「高いレベルでの攻防戦」を繰り広げていたのです!


★★ここがポイント(2)「2度目のセーフティーカー出動」★★
ずっとハイペースで走ってきた2人ですが、もちろん義務のタイヤ交換は行わなければいけません。29周目にアロンソとベッテルが同時にピットイン!作業時間もほぼ同時に終了し、順位も変更なく、アロンソが前でベッテルが後ろのままコースに復帰していきます。

この直後、31周目に9位を走っていた小林可夢偉(ザウバー)がターン18でクラッシュ!そこにブルーノ・セナも突っ込む形でコースを塞いでしまいます。これにより2度目のセーフティーカー導入となります!
可夢偉にとっては日本GPまでの重要なレースで、自らのミスでリタイヤとなってしまう残念な結果となりました。

このセーフティーカーで、隊列が整理され、1位アロンソ、2位ベッテルはもちろん、上位陣のピットの関係で3位に戻ってきたウェーバー、4位ハミルトン、5位バトンなどの間隔が全て“ゼロ”の状態に戻ります。

つまり、レース再開後、それぞれのドライバーが上の順位を狙う(前のマシンを追い抜く)チャンスができるセーフティーカー導入(2回目)となったのです!!



【ランク首位争い!ウェーバーvsハミルトンの結末は?】
36周目、セーフティーカーがピットに戻り、レースが再開されます!2位のベッテルは1位アロンソを抜きにかかりますが、ここは名手アロンソが懐に飛び込ませない走りでピンチを切り抜けます。そして「3位ウェーバーvs4位ハミルトン」
このコースで最も長いターン5〜ターン7の直線区間で並び、外側から抜きにかかったハミルトン。

しかし!ターン7でハミルトンの左後輪と、ウェーバーの右前輪が接触!マシンにダメージを追ってしまったハミルトンは、そのままリタイヤ。前回イタリアに続き、2戦連続の、しかも「自分から攻めて“追い抜きにかかって”」のリタイヤとなってしまいました。

これで、シンガポールGPでの0ポイントが確定したハミルトン。前回イタリアでは首位の座を奪われるだけの0ポイントでしたが、今回は「首位とのポイント差を大きく広げられる」0ポイントとなってしまいました。


★★ここがポイント(3)「王者獲得への“焦り”」★★
ターン8の脇、安全なエリアでマシンを止めたハミルトン。珍しくハンドルの投げ捨てて怒りを前面に出していました。それだけ、今回の0ポイントというのは「チャンピオン争い」を考えると、大きな意味を持つことになってしまいますし、それはハミルトン本人も十分に理解していたはずです。

前回イタリア、マクラーレンチームが得意とする超高速コースで、自らが頑張りすぎてしまったがためにクラッシュ→リタイヤとなってしまいました。

「取り逃してはいけないレースでポイントが取れなかった」

この悔しさが、無意識のうちに“焦り”となっていたに違いありません。
そして、その焦りが、今回のクラッシュ→0ポイントを引き起こしてしまいました。


完全に、負の連鎖が起きはじめ、流れが悪くなってしまったハミルトン。ついにランキング2位の座も失ってしまうレースとなりました。


【アロンソ“奇跡の逆転チャンピオンへ”今季4勝目】
ハミルトンが脱落していく中、優勝争いは大詰めを迎えていました。
1位アロンソ、2位ベッテル。順位は変わっていませんが、その差は1秒以内という僅差に縮まっています。

ハードタイヤに履き替えてから調子が良くなり、ペースも上がった2位ベッテル。とにかくアロンソを追い回し、プレッシャーをかけてミスを誘いますが、「新フェラーリのエース」はビクともしません!


★★今日一番のポイント!!「1位を守るアロンソは“鉄壁”」★★
かつて、ミハエル・シューマッハやキミ・ライコネンなど、数々ワールドチャンピオンと対峙してきたアロンソ。その時から評価が高かった事が「1位を死守する上手さ」です。

後ろから自分のいる1位を目指して、どんなにプレッシャーをかけてきても、まるで「バックミラー」を見ていないかのように、何一つ同様を見せないアロンソ。これは、彼のチャンピオン獲得から時間が経ち、所属チームがフェラーリに変わっても、彼の「死守する根性」だけは変わっていませんでした。

そして、2010年「3度目の王座獲得」のために、彼の持ち味が発揮されたレース終盤となったのです!!


こうして、ベッテルの猛追を振り切ったアロンソが今季4勝目の獲得!ランキングも、ハミルトンを抜いて2位に浮上!首位ウェーバーとの差も11ポイントに縮めて、いよいよ10月8〜10日の日本GPにやってきます!!




いかがだったでしょうか??
今回は優勝争いを中心に話題を取り上げて、「復習」という感じで詳しく見てみました☆一度見たレースの内容を振り返ってみたりすると、「このレースのポイントはここだったのかぁ☆」「こういった部分に注目すると面白いのか☆」と新しい発見もできますし、今後レース観戦するときの「ヒント」にもなるかもしれません☆
これからも、みなさんのF1観戦のお手伝いができるように、このような記事を作っていければと思っています☆

また、分からない部分などがありましたら、遠慮なく質問してください☆
レースを観戦した感想も随時募集中です☆

コメント(11)

イヤー最後までハラハラドキドキのレースでした!!カムイのリタイアはとても残念、無念ですが、是非とも鈴鹿で頑張って欲しいです。がんばれカムイ!!
ですがリタイアの原因はシューマッハとの接触にあるんですかね?
こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

シンガポールGPのレースレポートを更新しました!!
今回は駆け足で作成したので、あまり良いものとは言えませんが・・・

また、皆さんのF1観戦の参考になればと思います☆

そして、次回はいよいよ鈴鹿です!!
今回のシンガポールGPを見て「鈴鹿行きたい!」と思った方もいらっしゃると思います!
まだまだチケットも発売中で間に合いますので、是非10月の3連休は鈴鹿サーキットに足を運んでみてください☆


>ひーさーさん
コメントありがとうございます☆
ウェーバーとアロンソの差は11ポイント。もし、鈴鹿でアロンソが優勝し、ウェーバーが4位以下なら・・・なんと鈴鹿終了時点でアロンソがランク首位になる計算です!!
そういう意味で、11ポイントは「あってないような差」なので、今度の鈴鹿は「我々の母国GPだから」ではなく、「2010シーズンのチャンピオン争いを楽しむために」本当に見逃せない1戦になりますね!

>アアアアアアさん
コメントありがとうございます☆
プレッシャーのかかる母国GPですが、可夢偉ならきっとやってくれます!
可夢偉のクラッシュの原因ですが、単純に彼のミスだったようです。
本人も認めていました。
可夢偉残念……ふらふら
でも鈴鹿につながるレースだったと思いますexclamation

チャンピオン争いもますます激化して、見てる方は一瞬たりとも目が離せませんexclamation ×2個人的にはフェラーリが好きなのでアロンソにチャンピオンになってほしいですぴかぴか(新しい)

マッサも頑張れーexclamation ×2
F1唯一のナイトレース!
あの眩しい光の帯のようなコースが綺麗ですよね。
また、私は市街地レースを見るのが好きなので、シンガポールGPはシーズンの中でも
ベスト3に入る位好きなコースです。
私が応援するマッサは最後尾スタート・・・。
複雑な気持ちで観戦し始めました。
あまり目立つ動きはしていませんでしたが
結果的にポイント圏内に入れたこと、無事完走したことが嬉しかったです。
もう一つ嬉しかったのはハイドフェルドが復帰したことです。
リタイアとなってしまいましたが、再び彼の勇姿を見れるのは嬉しい限りです。
チャンピオン争いはまたまた一波乱な感じですね。
本当に、上位の誰がチャンピオンになってもおかしくはない状態です。
私的には、ベテランウェーバーをプッシュですね〜グッド(上向き矢印)

さてさて、次は鈴鹿です。
何とか行けそうなんで、初の生F1を楽しみたいと思います!!
フェラーリのTシャツにマッサのキャップで出陣!
> ケロックさんありがとうございますm(_ _)m

鈴鹿ではカムイが表彰台に上がれ様に頑張って欲しいですね!(難しいですが)カムイカラーで応援に行こうと思います
>ゆきえさん
質問ありがとうございます☆
ハミルトンとウェーバーの件に関しては「レースアクシデント」つまり、レース中に発生した事故でどちらかが一方的に悪いわけではないという結論になり、ペナルティ等はありません☆

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