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F1初心者の会☆コミュの2010スペインGPレースレポート(決勝結果あり)

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆


3週間のゴールデンウィーク休みを挟んで、F1はいよいよヨーロッパラウンドを迎えました。その初戦となるスペインGpのレース内容を振り返っていきたいと思います。



コース紹介
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=42299940&comm_id=461146
予選レポート
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=52893013&comm_id=461146
決勝結果
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/f1beginners/article/13



【上位4人が激突!一挙手一投足のスタート!!】
予選は、ウェーバー、ベッテルのレッドブルコンビが1−2位を獲得。3位にハミルトン(マクラーレン)、4位に地元スペインでのレースとなるアロンソ(フェラーリ)がつけました。

予選レポートでもご紹介しましたが、1周のペースが桁違いに速いレッドブル勢。彼らを攻略するには「スタートで前に出る」という選択肢しか残されていませんでした。
そのため、スタートから1コーナーまでの約6秒間、4人がそれぞれポジションを探り、隙を見て抜きにかかる大スタートバトル!1コーナーに向かって4台が並んで飛び込んでいく迫力あるスタートとなりました。

結果的に、ウェーバーが1位を死守し、ベッテル、ハミルトン、アロンソと予選と同じ順位でレースが進んでいきます。


ここで、レースの約50%が決まった格好になりましたね。





【これがシューマッハのレース!】
レース前半は上位4人がほぼ等間隔でバトルを演じます。その後ろでは、復活が問われていた「彼」が頑張っていました!
今回、フリー走行から予選まで、全セッション(レース)でロズベルグに勝ったシューマッハ。決勝は6位スタートです。上手くスタートを決めたシューマッハは、序盤から5位を走る王者バトンを攻め立てます。


14周目、先に動いたのはシューマッハでした。ソフトタイヤからハードタイヤにいち早く交換し、バトンと違う“前に誰もいない場所”を走って逆転のためにペースを上げます。その2周後に、バトンがタイヤ交換。コースに復帰すると数cm先に1コーナーに飛び込んだシューマッハがいました。

昔からよく見られていた「ピット作業を上手く利用して相手を逆戦する」レースが、久しぶりに見られましたね!
しかし、マシン性能では圧倒的に上回っているバトンのマクラーレンマシン。コース上での再逆転を狙い、各コーナーでシューマッハを抜きにかかりますが、「バックミラーから得られる情報だけで」バトンの動きを先読みし、常に1歩早くバトンの進路を封じる走りをしていたため、強引ではないですが、しっかりしたブロック劇を見せてくれました!

最終的にバトンを屈服させ、4位入賞を勝ち取ったシューマッハ。今まで以上に、今後のレースが期待できそうですね!!





【予定通りの優勝!でも完全ではなかったレッドブルチーム】
今回の優勝争いは、フリー走行からのデータ、スタート後の順位を考えると、レッドブルの2台に絞られるかと思われていました。しかしフタを開けてみると、3位ハミルトンを振り切れないままタイヤ交換のタイミングを迎えます。1位ウェーバーは、難なく順位を守りますが、ペースが今ひとつ上がらないベッテルは、ハミルトンに逆転を許してしまいます。
その後は、ウェーバーが独走、ハミルトンが2位で追いかけ、3位に落ちたベッテルはハミルトンについていくのが必死という状態でした。


★★ここがポイント(1)「ベッテルに“勝った”ウェーバー」★★
スタートでは危ない場面もありましたが、最初から1位を死守し、レース後半は2位ハミルトンに対して12秒以上の差をつけて、安定した速さで走っていました。

レース前からレッドブルのマシンは、他より圧倒的に速いということが分かっていたので、この12秒という差は、ある意味「予想できた差」でもありました。

でも、ウェーバーはスタートからゴールまで、毎周にわたって速さをキープし、集中力をとぎらせることなく走りきれたことが、今季初優勝を手に入れた要因だったと思います。もし、あの白熱したスタートで、誰かに1位を奪われていたら、今回はまた違った結果になったかもしれませんね☆



★★ここがポイント(2)「ウェーバーに“負けた”ベッテル」★★
一方、優勝したウェーバーとは対照的に、いつものようなキレのある走りが見られなかったベッテル。普通なら3位ハミルトン以下を引き離し、レッドブル2台の独走状態にもっていけたはずなのですが、タイヤ交換でハミルトンに敗退。その後もペースが上がらず、終盤はブレーキトラブルが発生してしまい、緊急タイヤ交換等で4位アロンソにも順位を譲ってしまいます。
最終的にブレーキを使わないで走行する状態にまで、マシンがボロボロになりながらのゴールとなりました。

今回も不運なマシントラブルに見舞われてしまったベッテル。レース後の記者会見でも「何で僕のマシンにだけトラブルが出るんだろうね」と、半分皮肉のような感じのコメントを残していました。



★★今日一番のポイント!!「ブレーキトラブルのきっかけは・・・」★★
今回のブレーキトラブル。原因は色々あると思いますが、私は「スタート後の1コーナー」が全ての引き金だったのではないのか?と思っています。

2位スタートのベッテル。もちろん、最初からウェーバーを抜いて優勝を狙っていたに違いありません。実はスタート時も、一番アグレッシブにスペースを探してウェーバーを抜こうと必死になっていたのがベッテルでした。しかしウェーバーは攻略できずに2位でレースが始まります。

マシンは同じでも、ドライバーによって各コーナーのブレーキタイミング、走行ラインは微妙に違います。そういう意味でも、後ろを走るベッテルは、前のウェーバーの“リズム”に合わせた走りをしながら、攻略のチャンスを伺わなければいけませんでした。この“リズム”の違いが、ベッテルのペースを狂わせ、ブレーキを痛めつけるきっかけになったのではないかと思います。

F1マシンは同じパーツでも、ドライバーの走らせ方によって長持ちする場合もあれば、逆にストレスがかかって壊れてしまう場合もあります。
今回、ウェーバーを攻略できず、自分のペースで走れず、ハミルトンに抜かれ3位に落ちていくという「思い通りに進まないレース」で、ベッテルは知らず知らずのうちにマシンにストレスを与えてしまっていたのかもしれません。

それが最後のブレーキトラブルとなって表れたのだと思います。

これまで、ベッテルが優勝したレースを振り返ると、後ろから追い上げて逆転優勝したレースはほとんどありません。今年優勝したマレーシアGPでもスタート後の1コーナーで1位になっているため、1周目から自分のペースでレースができました。

そういう意味で、今回ライバルでチームメイトのウェーバーから1位を奪えなかったこと、もっと言うなら「土曜の予選で負けたこと」から今回のブレーキトラブルが、もしかすると始まっていたのかもしれません。


いずれにしても、3位表彰台をギリギリ勝ち取ったベッテル。彼の今後のレースを考えると、良い勉強になった1戦だったと思います☆



★★ここがポイント(3)「レースは最後まで何が起こるか分からない!」★★
レース終盤、1位ウェーバー、2位ハミルトン、3位アロンソ、4位はブレーキトラブルを抱えたベッテルという状態。このままレースが終わるのか?と思われた65周目!事件はお起きました。
アクセル全開で回りこんでいく3コーナーで、2位を走るハミルトンの左フロントタイヤが突然パンク!コントロールを失い、コース脇のタイヤバリヤにぶつかり、あと2周というところで2位表彰台を失ってしまいました。

原因はパーツの破片を踏んで突然パンクしたと言われていますが、過去にもハミルトンは「タイヤの過度な消耗」でフロントタイヤをパンクさせている経験があります。今回のカタロニアサーキットは、これまでの中で一番タイヤに厳しいサーキットとも言われています。
その彼の“悪い癖”が最後の最後で最悪な形で出てしまうことになりました。

今回は、スタート時の順位が、レース結果に大きく左右した1戦になりましたが、レースは最後の最後まで何が起こるか分からないというのを、改めて教えてくれたレースになりましたね☆





【“やっとスタートラインに立った”可夢偉、今季初完走!】
これまでの4戦、不運なリタイヤ続きで、トータル19周しかレースができていなかった小林可夢偉(ザウバー)。チームも、この状況を打開するために、新テクニカルディレクター(技術責任者)のジェイムズ・キーを中心に、マシンを徹底的に改良。その結果が、土曜日の予選で可夢偉10位という形となって「良いきっかけ」を掴むことができました。
決勝でも、少しでも上を目指す可夢偉。しかし、スタート後の3コーナーでクビサと接触し16位に順位を落としてしまいます。それがきっかけで後手後手のレースとなってしまいましたが、特に大きなトラブルもなく、レース中はルノーのペトロフと互角のバトルも演じる活躍を見せ、12位でレースを終えました!!

惜しくもポイント獲得とはいきませんでしたが、今後のレースに向けての「良いきっかけ」が掴めたと思いますし、今回完走したことによって、ザウバーのマシンの新たな「課題」も発見されました。
この「課題」に関しては、後日にF1初心者のブログで連載している『今週の可夢偉!』でご紹介しようと思います☆





いかがだったでしょうか??
今回も、気になったチームを中心に話題を取り上げて、「復習」という感じで詳しく見てみました☆一度見たレースの内容を振り返ってみたりすると、「このレースのポイントはここだったのかぁ☆」「こういった部分に注目すると面白いのか☆」と新しい発見もできますし、今後レース観戦するときの「ヒント」にもなるかもしれません☆
これからも、みなさんのF1観戦のお手伝いができるように、このようなトピックを作っていければと思っています☆

また、分からない部分などがありましたら、遠慮なく質問してください☆
レースを観戦した感想も随時募集中です☆

コメント(7)

僕はマーク・ウェーバー優勝が嬉しかったですね。
母国GPの雪辱は晴らしたってとこでしょう。
にしても今年のレッドブルは桁違いに速い!後はベッテルのマシントラブルさえ解消できれば去年の逆もありえるんじゃないかと思わせてくれました。
レッドブル、速スギですネ〜
予選といい、決勝、一位と二位のタイム差がショックでした… 冷や汗

他チーム達は追いつけるのでしょうか?あせあせ

次、モナコを楽しみにしてますネ ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

みんな頑張って欲しいですグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
可夢偉今シーズン初完走〜
いや、うん、いいんだけど・・・
クビサとの接触が(T_T)
Q2で凄かっただけに勿体無い(^^;)
可夢偉はやっと完走できて、ひとまず安心ですね(~∀~)=3
予選ではスーティルとわずか1000分の1秒差でQ3に進出した時は興奮しました!

スタート後にザウバーのマシンは二台とも接触されてたので、ヒヤヒヤしました(^0^;)
クビサはスタート後にニコや可夢偉をコース外に押し出して、順位を後退させていのたで、
危険だったと思います。可夢偉とニコは接触されなければ、ポイント獲れてそうですよね。
ザウバーのFダクトが信頼性を犠牲にすることなく、効果的に機能したのは好材料です♪

ベッテルはまたもトラブルを抱えたマシンをゴールまで走らせ、その腕と勇気には脱帽です☆
メルセデスはマシンのホイールベースを5cm伸ばしただけで、重量配分が後ろ寄りになり、
シューミに合う操縦特性になったとしたら、ニコが慣れればチームの総合力アップですね!
抜きにくいコースを有効利用したシューミの壁で、ベッテルとバトンは明暗が分かれました。
こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

お待たせいたしました!レースレポートを更新しました☆
是非、レース後の復習という形で確認していただければと思います☆

>ノコチャンさん
質問ありがとうございます☆
確かにレッドブルが速い状態ですが、フェラーリやマクラーレンも着実に力をつけてきているので、夏以降どうなるか分かりませんね。
また、全てのコースで「最速」という訳でもありません!今回のような中高速コーナーの多いサーキットでは最強ですが、次回のモナコのような「超低速サーキット」に行くと・・・
その辺も含めて、次回のモナコGPは見逃せませんよ!!

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