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イラン映画研究コミュの見た映画の感想をかく欄

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久しぶりにイランの映画を見た。これはイランの当時19歳の女性監督 Samira Makhmalbaf が 製作した映画だ。2003年に封切りなっている。
Takhté siah
日本題だと『黒板を背負う男』なっていると思う。ちょっとピンとこない題だが、黒板を背負う男達は学校の先生だ。クルド人は識字率が高いので、この人達に 読み書きを教えようとクルド語を話せる男達が黒板を背負って砂漠地帯の山間部を歩きホームレスのクルド人達や山間に住んでいる人々を訪問するのだが、なかなか教育を施す事ができない。読み書きを教える報酬として、食べ物をと聞くが、クルド人達も食べ物がない。それに、知らない人とはあまり親しくしない文化らしい。
不思議なのは読み書きを教えたいということに夢中になりすぎて(自分のやりたい事に夢中になる)相手が何を求めているかとか何が起きているかを見る事ができない。教育とは読み書きを教える事だけではないはずだ。
それに、この映画でのクルド人はあまりにも無知で、一つの経験に固執しすぎて、聞く耳を持たない(先生の助言に)。

これはカンヌ映画祭で、Grand Jury Prize をとった映画だ。監督は沢山のしろとの民族を使ってこの映画を撮ったらしい。これらの民族の人達は映画というのがなんだか知らないらしい。でも、根気よく撮影に協力したらしい。(監督へのインタビューから)


コメント(13)

邦題は『ブラックボード 背負う人』だったかな?
そうでしたか。ありがとう。豆弾さんはご覧になりましたか?
図書館でこの映画を見つけたんですが、最初はこの表紙にびっくりしました。なんでこんな板をと思いました.
私は随分前に観たのですが、かなり衝撃を受けました。
学生時代は趣味で8?映画を作っておりまして、つまり、
この映画を撮った時のサミラ・マフマルバフ監督と同じ年ごろの時に、
自分も映画を撮ったりしていた訳なのですが、「ブラックボード 背負う人」は、
平和な日本で生まれ育った大学生には、絶対に撮れない作品だと感服いたしました。

サミラ監督だけでなく、マフマルバフ・ファミリーの映画は可能な限り観るようにしています。
みなさん機会があったら一度サミラさんの撮影現場をインターネットで探してみて下さい。(たぶんあるとおもう)彼女の演技指導はとても細かく、情熱的なんですよ。
Children of Heaven
運動靴と赤い金魚」

監督 マジッド・マジディ
http://www.asiax.biz/column/movie/016.php


いままでに数多くのイランやクルドの映画を見ているが、私はこの映画ほど   兄の妹に捧げる愛の 力強さに 感激したことはなかった。 
イラン映画

監督 Jafa Panahi http://www.weblio.jp/content/jafar+panahi

Crimson Gold Persian: طلای سرخ Talaye Sorkh

ある人にとってはあたりまえの物、でも、フセインにとってみれば、全てが見たこともなければ、聞いたこともない 想像もできなく驚く事(物)ばかり。



考えられないような大金持ち と 自分の部屋がやっとあって、ピザの配達をしているフセイン。
開発途上国、アメリカや日本でも 既に問題になっている 格差。これは広がるばかり。
もうだいぶ前に見た映画ですが、「ブラックボード」で気になったのは、教える側の先生もクルド人側もお互いコミュニケーションがうまくいっていないことです。お互い自分のことばかり主張して、相手がなぜそういう行動に出るのか、なにを欲しているのか、を考えようとしない。

先生がクルド人女性に求婚するあたりも、彼がなぜこの女性を好きなのか、グループ内に女性が一人だけだったから女性なら誰でもいいのか、そのあたりもよく分からない。先生は相手のことを知らずに(あるいは知ろうともせずに)単に求婚の言葉を繰り返すだけ。

個人的にはこの作品がカンヌで賞を受賞したことに違和感を覚えます。悪い作品ではないし非常に丁寧に作ってあるようですが、ストーリー、会話、メッセージ性など、素晴らしい!あるいはなるほどな〜と思える要素はあまりありませんでした。イラン人で若い女性(しかもマフマルバフの娘)が作ったからというので話題になっているだけなのでしょうか。マフマルバフ父娘の作品で気になるのは、ヨーロッパ人の目線を意識してヨーロッパ人のインテリが喜ぶように作っているように思えることです。もっとイラン人目線の映画を撮って欲しいといつも思います。

ちなみにクルド人は確かに保守的な人たちが多いですが、フレンドリーですよ。
監督 マジッド・マジディ
すずめの唄

家族愛、友達との愛 父親の威厳(イスラムの社会)愛の鞭などなど。。。に感動してしまう。
この主役のreza naji の迫力のある演技には驚いた。ペルシャ語は全く分からない私だが彼の目や体の動きなどで すべてが読み取れる。是非ご覧あれ!
初めて、アリ  ラフィの映画を見た。題は 『魚が恋する時』2006年

http://yohnishi.at.webry.info/201012/article_10.html
yohnishi's blog から抜粋させてもらいました。このかたのブログが映画のあらすじをよく説明してます。

アジズ(Reza Kianian)はなぜ多くを語らないの?なぜ自分を防御しないの? アティにたいしても、ラザにたいしても。事実を言うことでどんなに誤解を解くことが出来るのに。でも、全ての誤解は暗喩的に解かれている。
食という必要不可欠な事実を使って、この物語を暗喩的に進行させる。だから、映画を見終わってもすっきりしない気持が残る。
この監督の他の映画も見てみたい。
ギャベー
Mohsen Makhmalbaf
季節が変わっても、白い馬に乗ってあらわれて、おおかみのような遠吠えで、彼女を待っている彼。最後、彼の気持が干したカーペットをたたくシーンによくでている。

ガシュガーイー族、いまは遊牧民族として生きている人々は少なくなったと聞いた。。ガシュガーイー族について初めて知り、ガシュガーイー族の音楽も聞いて見た。

ガシュガーイー族の女性のきているふくの色合いがすき。
ずいぶん前(2001年頃だったと思います)に観たのですが
マフマルバフ監督の「サイレント」

セリフはそれほど多くはなく、代わりに役者の表情が
言葉では表せない複雑な感情を訴えるようで、胸が揺さぶられました。
女の子たちが売るザクロの赤、
ラスト近く、主人公が落ち葉の中で眠るシーンの黄金色・・・
まるで詩のような映像の美しさに魅せられました。

あとは、アボルファズルジャリリの「ダンス・オブ・ダスト」も
セリフらしいセリフは少ないけれど、表情と映像に惹き込まれます。

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