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コリアキネマ倶楽部コミュの2010コリアンシネマウィーク

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 今年も東京国際映画祭と連携して、コリアンシネマウィークが開催されます。
 韓国文化院主催で、最新作からヒューマンなドラマがセレクトされています。
 土曜の「ハーモニー」にはキム・ユンジンさんが来るそうです。ぜひどうぞ。

「コリアン・シネマ・ウィーク2010」
◇期間:2010年10月23日(土)〜24日(日)
◇会場:新宿ミラノ1(新宿区歌舞伎町1-29-1 TEL 03-3202-1189)
*新宿駅東口またはB13出口、西武新宿駅 新宿西口駅D5出口)
◇主催:駐日韓国大使館 韓国文化院

《上映スケジュール&作品紹介》
ハーモニー(Harmony)(2010年/115分)
◆日時: 10月23日(土) 開場:11:30 開演:12:00
◆監督:カン・デギュ ◆出演:キム・ユンジン、ナ・ムンヒ
◆ストーリー
 母から子への、たったひとつの想いを歌にのせて
 18か月後には子供を養子に出さなければならないジョンヘ。家族にも見捨てられた死刑囚ムク。誰もが心の傷を抱えながら生きる女子刑務所で、合唱団が結成された。愛する者のため、彼女らが作りあげる感動の舞台。

私のチンピラのような恋人(My Dear Desperado)(2010年/105分)
◆日時:10月23日(土) 開場:15:00 開演:15:30
◆監督:キム・グァンシク ◆出演:パク・チュンフン、チョン・ユミ
◆ストーリー
 ケンカひとつまともにできず口だけは達者な三流チンピラの恋の行方は。
 やくざという ‘顔’だけは守りながら暮らすチンピラのトンチョルだが、けんかひとつまともにできず一般人にも殴られる始末。ある日、彼の隣の部屋にキャリアウーマンになるために田舎から上京してきたセジンという女が引っ越してくる。そんな二人は事あるごとにぶつかりながらも互いに惹かれ合ってゆく。

食客2(Le Grand Chef 2: Kimchi Battle)(2010年/119分)
◆日時:10月24日(日) 開場:11:30 開演:12:00
◆監督:ペク・トンフン ◆出演:キム・ジョンウン、チン・グ
◆ストーリー
 韓国発大ヒット映画「食客」、待望の第2弾遂に日本初公開!
 今回の舞台は韓国政府が主催の「キムチコンテスト」。ソンチャンは、姉弟同然に育ってきたジャンウンと韓国伝統料亭の存続をかけて勝負を挑む。激しい競争を勝ち抜き、決勝に進んだ2人の勝敗の行方は・・・。

執行者(The Executioner)(2009年/98分)
◆日時:10月24日(日) 開場:15:00 開演:15:30
◆監督:チェ・ジンホ ◆出演:チョ・ジェヒョン、ユン・ゲサン
◆ストーリー
 死刑執行過程を刑務官の視線で描いた衝撃と感動のドラマ
 刑務官になったチェギョンは刑務所の仕事に慣れず先輩の刑務官たちの姿に違和感を覚える。ある日、ある連続殺人事件により12年ぶりに死刑執行が復活する。死刑執行命令書に現場の刑務官たちはパニック状態に陥る。

ベストセラー(Bestseller)(2010年/117分)
◆日時:10月24日(日) 開場:18:30 開演:19:00
◆監督:イ・ジョンホ  ◆出演:オム・ジョンファ、リュ・スンリョン
◆ストーリー
 22年前に姿を消した女が書かせた恐ろしく悲しい物語
 今まで見たことない吸入力ある感覚的な映像とリズムで観客の五感を刺激する!
演技派女優として一層アップグレードしたオム・ジョンファ主演の「本格的なミステリー、スリラー、ホラー」映画『ベストセラー』

■チケット販売
◇当日券1,000円、前売券900円、前売5回券 4,000円、ペアシート 3,000円(前売のみ)
*Pコード1回券:556-936 Pコード5回券:462-242 *全席指定席、各回入替
◆ 前売券が完売となった場合には当日券の販売は行いませんのでご了承下さい。
■お問い合わせ
◇駐日韓国大使館 韓国文化院(新宿区四谷4-4-10 TEL 03-3357-5970(代)

http://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=1269

コメント(10)

「ハーモニー」原題:同じ。

 受刑囚なので出産後18か月後には子供を手放さなければならない主人公・ジョンヘ(キムユンジン)。浮気した夫を殺し娘に見捨てられた死刑囚ムク(ナムニ。ただし韓国は死刑執行停止中なので、終身刑とほぼ同じ)。皆がDVなどの心の傷を抱えながら生きる全州女子刑務所で、ジョンへが子供が泣き出すほど音痴なのをきっかけに合唱団が結成された...

 実在する女子刑務所合唱団をヒントにした作品。前半はスゥイングガールズみたいな作品だけど、韓国映画によくある盛り沢山で、3段落ちになってる。特に後半は、しつこくアザトイほどのお涙頂戴。


 お話が欲張り過ぎな気がする。3段落ちを2段落ちにして、もっと受刑者たちの内面を深く描いたら傑作になったのかも知れない。アイディアは良いだけに、惜しいと思う。

 それにしても、女子刑務所が労務もなく、小学生の修学旅行みたい。実際にもあぁとは思えないんだけど... もしあぁだったら、私も入りたいよー(一応、この映画は韓国法務省協力)。死刑囚も、刑務所で生まれた赤子も、皆、同じ部屋、というのも不思議に感じる。

 赤ちゃんが名演?カンデギュの初監督作品。来新春劇場公開予定、とのこと。
「私のチンピラのような恋人」(原題:ほぼ同じ)。

 一応やくざだけど、喧嘩も弱く人が良すぎるチンピラ(カンペ)のオトンチョル(パクチュンフン)。ある日、彼の隣の部屋に田舎から上京してきたセジンという女が引っ越してくる。勤め先が倒産し、家賃の安い急傾斜地の半地下部屋に越してきたのだ。そんな二人は事あるごとに喧嘩しながらも互いに惹かれ合ってゆくが...

 昨年の名作・「トンパリ」(息もできない)とよく似た作品。こちらの方が人間描写が浅いけど、より心が温まる出来で、女性への就職差別なども描いていて、私はこっちの方が好き。

 トンチョルの人の良さ、彼の部屋の扉に十字架がかかっているのが象徴的かもしれない。パクチュンフンが悪党を演じても、ワケアリにしか見えない、というのもあるけどねー。




 2本目終了後、外に出てみたら、てじょんさんもいてたので、挨拶して帰る。
 tsao2さん、映画館前ではお話もできずどうもでした。
 コリアキネマの案内チラシを配っていたもので……(^^;

 「ハーモニー」、私は素直に泣けて、良い作品だと思いました。
 女性受刑者の過去の追憶が併行して描かれるのが良かったです。
 人間の罪って、そして罰って、なんだろうと考えさせられました。

 ラストのほうで、死刑反対のメッセージもこもっていました。
 こういうテーマ性の明確な作品も、けっこう好きです。
 明日の「執行者」も同様のテーマで、観てみたいと思います。

 それから監督が言っていたのですが、母と子」がテーマですね。
 ヒロインと赤ちゃんのほか、いく組かの母子が出てきます。
 その愛憎に、自分の親のことも重ね合わせて泣けたりしました。

 神さまは、すべてを造ることができず、母を造られた。
 それほど偉大な者が母である、という監督の言葉にまた納得。
 この方、きっとクリスチャン、もしかしてカトリックかなと。

 しかし何よりも、この作品で良かったのは、歌の数々ですね。
 冒頭の刑務所の慰労コンサートから、ラストの発表会まで。
 いや〜、やはり歌っていいです。こころが癒されました。

 なかでも「ソルヴェーグの歌」は大好きなので嬉しかったです。
 映画「眠る男」の酒場のシーンを思い出す、渋い選曲でした。
 あと、い・ぢょんみさんがよく唄う「セノヤ」とかも良かった。

 韓国で300万動員のヒットということもなるほどと思います。
 来年の1月に日本でも公開ということで、もう一度行こうかな。
 でも、ほんとはクリスマスに観たい映画ですけどね……

 ただ、全体としては、ほんとにとてもいいんですけど……
 tsao2さんが言ったようなしつこさは、ちょっと感じました。
 ラストは展開が読めるだけに、二段落ちくらいで良かったかも。

 あ、そうそう、舞台挨拶でしゃべってくれたキム・ユンジンさん。
 いい感じのお母さまになって、良かったです。相変わらず美しい。
 でもまだまだ若く、きらびやきな衣装がよく似合ってました。(^o^)
 2本目の「チンピラ〜」も楽しめました。

 やっぱり、パク・チュンフン。いい味出してます。
 チンピラやくざをやってるけど、何か憎めない。

 部屋に十字架がかかったのは気付きませんでしたぁ。
 よく観てますね。もう一度見なおしてみようかな。

 ただ、ノワール物の血とか暴力はちょっと苦手。
 切った貼ったの喧嘩では、はらはらしちゃいます。

 女性の就職差別の話は、確かに良かったですね。
 テーマ的には、そっちが中心のような気がしました。

 チョン・ユミ、すっきりした知的な美人でしたね。
 ちょっとシム・ウナの清楚さとか思い出しました。

 坂の上にある半地下のアパートとか、安酒場とか、
 韓国らしさというキムチの香りのするのも魅力。

 まだまだ現役でがんばってほしい、パク・チュンフン。
 キネマコリアでも、2月に「ガンマン」上映します。
「食客2」

 日本で韓国料理女性シェフとして名を挙げ凱旋帰国したペジャンウン。母は元妓姓?で料理名人。その再婚相手の連れ子(預かり子?)・ソンチャンとは姉弟同然に育った。母の料理を売りに義父の経営する韓国伝統料亭の存続のピンチを救うべく、ソンチャンは韓国政府主催の「キムチコンテスト」に出場。ジャンウンも、コンテスト開催のきっかけに関わっていたせいもあり?出場。二人は激しい競争を勝ち抜き、決勝に進むが・・・

 字幕ではストーリーを追い切れなかったので、上記の要約は間違ってるかもしれません。前作同様、いかにも料理コミックが原作らしく、良くも悪くもマンガみたいな作品。料理の見た目が楽しいけど、ストーリー的にはイマイチ。キムチはそもそも発酵させないと真価を発揮出来ないので、料理勝負には向いてない。と思って見ていたら、最後の方でそのフォローが一応あった。

 ちなみに、キムチコンテスト開催のきっかけ(当然、劇中の話)は、日韓首脳会談で、日本の首相が「これは日本料理のキムチの焼き肉です。キンチとプルコギではありません」みたいなことを言ったのがきっかけで、いかにもありそうで笑えた。

 上映中、地震があってビックリ。
 「執行者」

 刑務官になったチェギョンは、刑務官の先輩たちの仕事ぶり(やや過剰に見えるほど受刑者に厳しい先輩がいたり、逆に妙に親しげな先輩もいたり)に違和感を覚えながらも、次第に慣れていく。仕事に慣れた頃、連続凶悪殺人事件発生により世論が沸騰。12年ぶりに死刑執行が復活し...

 劇映画というよりセミドキュメンタリーというか、再現ビデオみたいな作品。もっとも韓国では死刑執行はまだ復活していないので、「刑務所って、死刑って、こんなものですよ。死刑執行を復活すべきですか?それとも復活すべきではないですか?」と問題提起をしたかったのかしらん。

 死刑囚は三者三様、死刑にするしか仕方ないような死刑囚、自暴自棄になってしまう死刑囚、すっかり更生して死刑にすることはないような死刑囚。あるいは、執行する側の苦悩の深さを、中絶と対比させ描いたり。

 似たような問題を(も)描いた某作品より、刑務所が荒んで見えるのは、こちらが男子刑務所だから?それとも、こちらの方が実態に近い?
 「ベストセラー」(原題:同じ)

 女流ベストセラー作家のペクヒス。盗作疑惑事件を起こし、2年間執筆を休んでいた。復帰第一作を書くため、出版社社長に勧められ田舎の元宣教師館跡に娘と共に滞在するが、そこで娘が霊を見る。娘からまた聞きした霊の話に惹き付けられ、それを小説に仕立て、発表するが...

 ミステリーかつ怪談のような作品。ちょうど韓国映画「箪笥」みたいな。やたらめったら大音響で観客を驚かせようとするので閉口した。ちゃんと中身で怖がらせるべきでしょー映画なら。

 こゆ映画は、私は嫌い。私だけでなく、途中で映画館を出る人も見ただけで数人いてた。好き嫌いが分かれる映画かも?謎解きも、あぁやっぱり、アリガチだよね、と感じたし。


  # 私の嫌いなタイプの映画なので、辛口になってます。お好きな方には
  #面白いのかもしれません。
個人的な感想のまとめ。個人的な好みなので、怒らないで下さいませ<m(__)m>。

劇場で配っていたアンケート用紙のように、5段階で評価すると、
  5つ星 : なし
  4つ星 : 「ハーモニー」「チンピラ」「執行者」
  3つ星 : 「食客2」(前作の方が面白かった)
  2つ星 : 「ベストセラー」
  1つ星 : なし

こんなカンジかなー。

 ちなみに、「チンピラ」の十字架に、てじょんさまが気づいておられなかったのが意外でした。「これは、キリスト教によってチンピラが愛に目覚める感動のお話だっ!」と熱く語られるものとばかり...
 tsao2さん、いろいろ感想ありがとうございます。
 2日目は時間の都合で「執行者」だけ見ました。

 う〜ん、同じ死刑のテーマを扱いながら、
 「ハーモニー」に比べると、ずいぶん重たかったですね。

 おっしゃるとおり、こちらほうが実態に近いんでしょう。
 ロケもしてるようで、セミ・ドキュメンタリーという感じ。

 死刑執行者の苦悩というのは、前にも聞いたことあります。
 執行の職務のあと悩んでやめたりする人もいるみたいです。

 国家のお仕事としてやっているとはいえ、やはり殺すこと。
 これはさぞかし、つらい仕事だと思います。

 先日、日本の裁判員制度で初の死刑求刑がありましたね。
 そういう重さを、一般の人に課すというのはどんなものか。

 「ハーモニー」でもありましたが、改心している死刑囚もいる。
 ほんとに悔い改めている人を、殺すのは人道的にどうか。

 模範囚で仲良くなって、いっしょに将棋など指している看守。
 その友人の刑を本人に頼まれて執行する場面は、泣けました。

 個人的にぐっと来た場面は、執行前にかつての同僚を訪ねる所。
 辞職した同僚はもう昔のことは思い出させないでくれと訴える。

 「あれから、いつもおれは教会に通っている。日曜だけでなく、
  水曜祈祷会も早朝礼拝も出ている。でも、忘れられない。
  今でもこの季節になると、薬なしでは、眠られないんだ……」

 教会に通っていると、この台詞、とてもよくわかるんです。
 水曜や早朝にも礼拝があり、熱心な方は通われるんですよね。

 執行の場面でも、僧侶やシスターが役人の後ろで祈っていました。
 神さまに祈っても、救われないのかと、悲しい思いがしました。

 さて、私事ですが、今日は誕生日でした。
 健康な人にも、刑事罰に問われない人にも、いつか死は訪れます。

 死刑囚は、遺された日々を、真剣に暮らそうとする人がいます。
 その点は、私たちも見習わなくては、と思いました。
 召される日まで、自分にできることをして過ごしてゆきたいです。

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