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コリアキネマ倶楽部コミュの東京国際映画祭/キム・ギヨンなど上映

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東京国際映画祭が始まりましたね。
今回「アジアの風」部門で、韓国映画の旧作傑作関連作を上映します。
特に鬼才キム・ギヨン「玄界灘は知っている」は日本初公開の問題作。
ほかにも、貴重な上映やトークがありますので、ぜひおいでください。

誤発弾
Obaltan [The Aimless Bullet]
6月に亡くなった国民的監督の代表作。韓国映画史上ベスト1
登壇ゲスト(予定):松江哲明(映画監督)、田中文人(映画監督)
10/18 17:45 - 20:00 (開場17:25)

2つの名前を持つ男 キャメラマン金学成・金井成一の足跡
The Man with Two Names Cameraman Kim Hak-seong, Kanai Seiichi
『誤発弾』のキャメラマンの生涯を追った秀作ドキュメンタリー
登壇ゲスト(予定):松江哲明(映画監督)、田中文人(映画監督)
10/18 20:30 - 22:21 (開場20:10)

『君と僕』+『天と地の間に』
You and I + Between Sky and Earth (Frieda)
“3つの名前を持つ映画人”の戦中戦後の代表作を2本立て上映
登壇ゲスト(予定):中西萠子(日夏英太郎監督長女)
10/19 14:00 - 16:20 (開場13:40)

玄海灘は知っている
Hyeon-hae-tan-eun Al-go It-da [Hyeon-hae-tan Knows]
『下女』と『高麗葬』の間に作られた、軍隊を告発した衝撃作。
10/21 13:30 - 15:27 (開場13:10)

10/23 21:10 - 23:37 (開場20:50)
登壇ゲスト(予定):高橋 洋(脚本家)、青山真治(映画監督)

会場:シネマート六本木 または
   TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
料金:前売券¥1300
 チケットぴあ ローソンチケットにて販売
   当日券¥1500
 窓口にて午前10時より販売

詳しくは映画祭公式ページまで http://www.tiff-jp.net/

コメント(2)

 てじょんさま、映画祭のご案内ありがとうございます。昨日『玄界灘は知っている』を見てきました。以下、少しネタバレがありますのでご注意。


 玄界灘を兵員輸送船で渡る朝鮮人志願兵達。時代は1944年。兵員不足に悩む日本軍は、朝鮮人からも志願兵を集め出したのだ。内地で配属され訓練に臨む新兵達。非人間的な内務班の古参兵や、憲兵達に苦しみながら、朝鮮人新兵達は訓練に、恋愛に、命を燃やしていくが...

 この監督らしい、デフォルメが利きまくった作品。古参兵や憲兵達の横暴っぷりは、ほとんど化け物のよう。旧日本帝国軍人が朝鮮語を喋りまくる点、朝鮮人新兵が創氏改名しておらず本名のまま、という点などもシュールだし。

 民間日本人の描き方も、戯画化されていて奇妙奇天烈、不思議な感じ。雛祭りで鼓を打ち踊り出したり、めったやたらとハデハデな襖絵など、不思議な映像。植民地時代を経験しているキムギヨン監督、日本文化を知らないってことはないと思うので故意にやっているんでしょう。とても誇張されていて、まるで喜劇のよう。実際、会場ではケラケラ笑う観客もいてました。

 日本軍の非・人間性をおどろおどろしく強調して描いた、という意味ではほとんど反日映画にも見えますが。主人公の恋人は日本人だし、中佐や司令官の日本軍人はそこそこ立派な人だし、日本人の先輩兵士(一等兵)も善人だし... 1961年公開という時代背景を考えると、意外なほど親日的な映画だ、とも言えるかも。中国なんか、最近になってやっと「旧日本軍兵士にも、少数ながら善人もいた」と描き、中国国内的に物議を醸していますよね。それに比べれば...

 時代的制約の下、頑張ったことがうかがえる、とっても不思議な怪作でした。

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