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敢えて注音!!コミュの注音符号を使うと、正しい発音が身に付く??

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ローマ字表記よりも注音符号のほうが正しい発音が身につきやすいという意見があります。

経験で、そのように思われるかたは、ぜひその理由を教えてください。

逆に、発音表記はどんなものでも正しい発音は把握できると思われる方は、その理由をおしえてください。

トピ主のわたしは、後者です。
わたしの理由は:
(1)発音表記はどれも方便に過ぎない。
(2)注音は中国語専用だから音の組み立てがわかりやすいだけ。
(3)ローマ字表記で発音がおかしいのは、つづりにひきずられて正しい発音に近づき損ねているに過ぎない。漢語ピンインにせよ、イェール大学式ローマ字でも、通用ピンインでも、それぞれの癖を知っていて、実際の音をきちんと押さえていれば、問題ないはず。「癖」「綴り方の規則」と、中国語の音の対応と、変なところで英語や日本語のローマ字綴りをごちゃ混ぜにしないことが大事。ローマ字というのは、道具でしかないので、同じ文字だからといって、いつも、どんな言語でも、同じ音を表わしているかのように誤解してしまうのが罠です。

コメント(9)

ピンインは出来るだけ体系的に例外を少なくするために少々強引な綴りや改変をしています。
例:崖 ピンイン:yá 注音:ㄧㄞ´ 日本語の音読みで「ガイ」ですから本来ㄧㄞ´であるべきですがピンインでは「崖」以外に僻字の多い音節は無視して異読のyáを採用しています。
他にもピンインでは本来"ü"で表記すべき音を"yo","io"で表記しているため本来の発音とは違う発音が蔓延しつつあります。

>(1)発音表記はどれも方便に過ぎない。
これは当然のことで日本語の仮名や訓令式ローマ字でも正しい発音表記が出来ない音や重複する記号があります。
しかし、発音表記をする記号はそれぞれの言語の"音韻"に従って決めるもので、
仮名や訓令式ローマ字の場合も日本語の音韻に合っているから不便無く使えているわけです。
ところが、ピンインは本来の中国語の音韻にある例外的な音をばっさり切り捨てたり、ピンインの音節表に余計な余白が出来ないように綴りを改変したり、と人為的に音韻をいぢっているのが問題なのです。
中国語の音節構造は 頭子音+介音(i,u,ü)+韻尾{主母音(開口/合口/撮口)+末子音}+声調 となっていますが、ピンインの場合一部の綴りで介音を省略したり、韻尾を改変したりしています。
ラテン文字云々と言うよりピンインは中国語が本来持つ音韻構造を捻じ曲げて作っているのが問題なのです。
自転車小僧 さん >

とても興味ぶかいです。ピンイン字母の欠点についてさらに くわしく かいていただけますか?(具体例を もっとかいていただければ ありがたいです。)

自転車小僧さん

おっしゃりたいことはわかりますが、

1)「漢語ピンイン方案」というローマ字綴りと、漢字の発音の人為的な取捨選択である「審音」は、まったく別のものです。

どちらも、たしかに北京政府の言語政策の一環ではありますが、ピンインが例外的な発音を排除したのではなく、北京語を元にした現代中国語の、共通語としての音韻組織を決めるときに、yai や、yo などの発音が、外されたのではなかったですか? 

注音符号は、旧・国音を中国全土の共通語に採用しようとした時代の産物です。

漢語ピンイン方案は、それから20年以上後に、中国大陸での、「普通話」の概念が出来つつあり、しかも、漢字の簡略化を積極的に進めていた時代の産物です。

2)ピンインは、当時の中国の言語改革政策に乗っ取って、音韻構造よりも、最終的には漢字に取って代わる言語表記の道具を目指して設計されました。のちに、漢字を撤廃することが国策から外されたので、ピンインは、今では発音表記の道具でしかありません。

弁別的な声母・韻母を、できるだけ一対一の綴りで表記しようとしたのがピンインの目指すところであって、音韻構造をローマ字で構築しようとしたのではありません。

また、つづり方の具体的な手法は、ピンインの制定者たちが、独自に考え出したというよりは、先行していたローマ字つづり(国語ローマ字、ラテン化新文字)の試行錯誤と模索を取り入れています。

-iong という綴りは、ピンインの制定者が考え出したものではなく、既に数十年の実績のあるローマ字綴りでした。国語ローマ字にしても、ラテン化新文字にしても、中国人の言語学者が中国人自身のために工夫した中国語のローマ字綴りであって、その応用範囲は、注音符号と重なる部分が多いはずです。

音韻と、ローマ字表記の不一致は、何も中国語のピンインの問題ではありません。音韻論を学ぶことは、中国語の音声の本質を見極めるのに、有用だと思います。特に外国人にとっては、学んで、利はあっても害はないと思います。

しかし、言語生活を営むときに、使い易さ、読みやすさ、タイプライターやパソコンでの文字情報として扱うのに簡便であるかどうか、そういう実用的な要素も無視できません。「捻じ曲げた」とおっしゃりたい気持ちはわかりますが、ローマ字表記の実用化には、妥協しなければならないことがあるのは、ご承知のことと思います。

私自身は、漢語ピンイン方案よりも、国語ローマ字のほうが実は遣いやすくて、自分自身の資料作りには頻繁に使います。しかし、人に見せるものは、注音符号でもなく、国語ローマ字でもなく、エール大学方式のローマ字でもなく、台湾の通用ピンインでもなく、漢語ピンイン方案を使います。理由は、他の人々との「意思疎通」を図るための妥協が必要だからです。音韻論の理想と、現実の実用的なローマ字表記の間には、大きな隔たりがあると思います。
よく取り上げられる点ですが: 

自転車小僧さん
【ところが、ピンインは本来の中国語の音韻にある例外的な音をばっさり切り捨てたり、ピンインの音節表に余計な余白が出来ないように綴りを改変したり、と人為的に音韻をいぢっているのが問題なのです。 】

具体的には、

-iou, -uei, -uen のつづり方のことだと思います。

単独では、you, wei, wen とつづります。
しかし、頭子音がつくと、
q-iou >>> qiu
g-uei >>> gui
s-uen >>> sun
などのように、間にある o または e を略すことになっています。

ところが、自転車小僧 のおっしゃるように、『頭子音+介音(i,u,ü)+韻尾{主母音(開口/合口/撮口)+末子音}+声調』のどの要素も中国語の音韻には大事であって、「聞こえ方が低い」という理由、あるいは、綴りを少しでも短くしたいという理由で、文字を略してしまうのは不合理だという主張は、無理もないと思います。

実際、このピンインローマ字の「正書法」のために、
秋 q-iou >>> qiu ちう?
貴 g-uei >>> gui くい?
孫 s-uen >>> sun すん(ぬ)?
だと思い込んでいる人、あるいは、そのように教えられている人がたくさんいます。

この点に関する限り、ピンイン・ローマ字綴りの前身ともいうべき、「国語ローマ字」は、このような省略をしないので、注音符号と同じようなつづり方をします:

秋 ch-iou >>> chiou ちぉう
貴 g-uey >>> guey くぇい
孫 s-uen >>> suen すぇん(ぬ)

ところが、

注音符号にしても、略すことをルールにした部分があります。

唇音 + ㄨㄛ です。
ㄅㄛ ㄆㄛ ㄇㄛ ㄈㄛ と綴りますが、
音声的には [ oɔ ] です。

現に、ㄍ ㄎ ㄏ と結びつくときは、
ㄍㄨㄛ / ㄍㄜ という組み合せしかありません。

この母音「 ㄛ 」とペアになる、非円唇の母音「 ㄜ  」も、実際の、ゆっくりした発音は、[ ɤʌ ] となります。これも、注音符号ですら、正確には反映していません。
上記、ㄜ が 反り舌音と繋がるときも、ゆっくりした発音の時は、やはり、[ ɤʌ ] であり、口が開いて行きます。誇張すると、二重母音といってもおかしくないくらい、口が開いていかないと中国語としては、むしろ不自然です。

これは、「舌」「蛇」「徹」「這」「浙」「熱」などの字を、中国語を母語にする人に「ゆっくり」読んでもらえば、わかるはずです。
唇の開き方が変わらないと、不自然です。
日本語のカナで誇張して綴るならば、「チヲア」「シヲア」「ジヲア」のように聞こえると思います。

こういう実際の発音の本質的な部分が、注音符号でもピンインでも、反映されていません。注音符号で発音を学んでも、こういう部分は、ちゃんと教えられないと、ピンインで学ぶ人と結果は大して変わらないはずです。
注音を知ることで、発音がよくなるものたち。
重ね母音(重ね母音て名前でしたっけ?)のiu(iou),ui(uei),un(uen)。
yu,yong,yunなども。
gong,zhong,congなども。

注音を知るとピン音の欠陥に気付きます。
北京語は、最初ピン音で勉強した方がとっつきやすいですが、わかってきたころに更に注音を勉強すると、中国語の発音の仕組みが理解できます。

注音は1〜3つの組み合わせで発音が決まるので、ピン音のchuangなど6文字とか長くならないところも良いところです。
ですので、タイピングするときも注音の方が早く漢字を出せます。
すみません、注音を一通りやるにはどのくらいかかりますでしょうか?

私は中国語のピンインを一通りやりましたが、約1か月はかかりました。
もちろん、やっただけでよくまちがえる発音もあるし、反復は必要ですね。
ピンインを知っていると注音を覚えるに有利でしょうか?

そして台北の街の看板の都市名の下に、地下鉄の駅等に漢字の下にピイインが書いてありますね?語学留学でも注音とピイインの両方でやると聞くと注音を苦労して覚える必要はないのかな〜とも思っています。
ここ最近の台湾のピイイン事情等も教えていただければと思います。
> TOMO さん

> 注音を一通りやるにはどのくらいかかりますでしょうか?

人によると思いますが、
注音を使って発音の学習をゼロからやるという意味なら、
ピンインを使って学習した場合と同じだけの期間が必要でしょうし、
すでに中国語をある程度学習した人が
新たに注音を覚えるには?ということでしたら
3日もあれば十分かと。

> ピンインを知っていると注音を覚えるに有利でしょうか?

関係ないです。
注音はアルファベットでもひらがなカタカナでもハングルでもない
中国語の独特の発音記号ですし、
「注音」は発音を表記する単なる「文字」であり、
「発音」ではありませんから、
「注音を覚える」ためにピンインを知ってることが
有利になるかどうかというと、
全く関係ありません。

注音とピンインの間には法則性はもちろんありますから、
それを使って自分が発音をしたり書き取ったり表記したり
する上では
ピンインの予備知識があれば
置き換えていくだけですから、
学習はあっという間に完了です。
ただし、これも中国語がある程度身についている人限定の話であって、
中途半端な学習歴の人が
ピンインも注音も同時に勉強するのは
あまりお勧めしませんね。
最初はどちらかだけでしっかりやってからにした方がいいと思います。


ちなみにこのトピの趣旨の戻ると、
僕はトピ主の意見に全面的に賛成です。

どんな文字を使おうが
正しい発音が身に付く人は身に付くし、
身につかない人は身につかない。

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