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【津崎事務所】個の確立とMBAコミュの【メルマガ No.239】個の確立とMBA(2009/04/20号)

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Tsuzaki Factory No.239 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪この津崎ファクトリーに入れば何ものにも負けない強い“個の確立”が図られる≫
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ April 20, 2009

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※このメールマガジンは“まぐまぐ”や“メルマ”から登録された方、
津崎事務所と名刺交換をさせていただいた方や、津崎スクールに
参加された方にお送りしております。不要でしたら、末尾のURL
からいつでも配信停止可能です。よろしくお願い致します。

◆これまでのメルマガタイトルはこちら
http://tsuzaki.cocolog-nifty.com/mba/

Tsuzaki Factory Index ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.ごあいさつ
2.津崎CEOメッセージ 
“ 起業・事業計画 ”
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Tsuzaki Factory 1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ごあいさつ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆さん、お元気ですか。
津崎事務所は、4月14日〜18日まで春季休業を戴きました。
私も腰・足が悪かったので、久々の休養となりました。リフレッシュ
しましたよー。

さて、このメルマガも5年目に突入していますが、最近は私の文章ば
かりです。他のスタッフ、FさんやIさんのものも読みたいというお声
がありますが、皆忙しい中でなかなか難しいというのが実情です。

ただ、読者の方々のそのようなお声は大事なものですので、将来的に
は復活できるように検討しますので、今しばらくお待ちください。
まずは、新プログラムの立上げに全勢力を傾けてまいります。

Tsuzaki Factory 2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さて、今回は新プログラムのご紹介はお休みします。
今回は「起業・事業計画」について、書いてみます。私の生の経験な
どが、皆さんのビジネスに少しでも役立てればと思います。前から書
いてみたいissueでした。ワクワクしますね。

■跋扈跳梁
私は独立・起業して、丸5年になります。
いろいろなことがあったことは、このメルマガでも触れました。起業
は「スペクタクル」です。もう、これは起業した人にしか分からない。
この世界を知ってしまったら、もう他にはいけないです。なぜなら、
こんなattractiveな世界は、この世には他にないからです。

皆さんも、その世界が知りたければ、起業しましょう。ハーバードビ
ジネススクール卒業生は起業する人が多いし、起業こそが「もっとも
尊敬されるキャリア」と言われています。
その秘密やいかに。

■実践疑似
実は、このメルマガは私の「起業日記(週報)」でもあります。
皆さんも、今回も含めてこれまでの239本を読むことで、私の起業を
「疑似体験」できます。ある方は、このメルマガを全部コピーして、
持ち歩いて読んでおられます。起業家で、こんな週報を欠かさず出し
ている人はいるのでしょうか。私くらいではないでしょうか。どんな
時も書いて来ました。

起業は「嵐の中での小船の航海」みたいなものです。本当はメルマガ
などを書いている暇はないのでしょうが、私はこれも大事な業務の一
環ともとらえて、ただひたすら書き続けて来ました。これだけでも1冊
の本になりそうですね。私が念願の国家経営者となった暁には、きちん
と評価される時なども来るでしょう。

■世界金通
そんな「起業」。そして、その起業を本当のビジネスにして行く
「事業計画」。この本質を掘下げてみましょう。その過程では、様々
な方々にいろんなことを教えて戴きました。これも「本当のところは
誰も分からないし、正解もない」です。私の「切口」をお伝えするこ
とで、皆さんのご参考になることを趣旨とします。

1.私の事業。
事業や経営とは何か。これは根源的な問いですが、非常に奥深いもの
があります。実は、私は親子3代が起業家です。私の長男も起業してお
り、父と私とあわせて3代です。もう、こうなったら「血」とでも言う
のでしょうか。大方の人たちは「起業=苦労」ととらえているような
感じがあります。皆さん「大変でしょう」と異口同音に言います。で
も、私にとっては、今の事業は「喜び」です。また、そうでなかったら
「やってられない」ですよね。その秘密やいかに。

2.私は「個の確立」というテーマで事業を行っています。
普通の事業家は「金もうけ」をテーマにして、事業を行っているで
しょう。でも、私はそうではないです。「きれいごとを言っても始
まらない。何で素直に金のためと言ってはいけない?」という方も
多いでしょう。でも、金持ちになっても幸せでない人も多いです。
これが一体何を意味するかですね。私の友人たちには、既にお金も
ちの人もいます。親から譲り受けた資産家が多いです。でも、その
友人たちは「お金を守る」ことに専念しています。そこには、社会
を革新するなどという発想はなく、いかに今ある財産を「目減りさ
せないで維持するか」がメインのようです。これでは、「社会が発
展しない」。

3.私の事業は8年かけて練り上げました。
その間、ベンチャービジネス協議会のような場で、事業計画発表な
ども行いました。MBAも勉強しました。いろんな事業計画も見てきま
した。でも、一様に皆が苦労していました。そこには以下のメカニ
ズムがあることが分かりました。

*基本的に事業計画を作ることは難しい。

*なぜなら、起業は「世の中にないサービスを提供すること」に他
ならないから。

*今既にあるものであれば、ベンチャーが参入しても、経営資源が
十分でないから、基本的に売れない。

*もし、本当にもうかるものであれば、大企業などが参入して一気
にやられる。

*従い、ベンチャーは誰もやっていないものをやる必要がある。オリ
ジナリティがなければ、真のビジネスにはならない。

*これまで世に出てないないものは、「革新」となる。
革新的な商品は、これまでなかったものなので、マーケットを絞る
ことが非常に難しい。

*自動車や家電製品などの成熟商品などは、マーケットを特定し易い。
しかし、革新商品はマーケットが特定できない。或いは、無理にマー
ケットを特定しても「絵に描いたモチ」とならざるを得ない。

*ベンチャーは基本的に、「大海の小船」。
日々、キャッシュフローの問題を中心に、嵐が吹き荒れる。もう何
でもありの世界。レバレッジ・シリーズ書籍著者の本田直之さんも
同じようなことを言われている。

*ベンチャー経営の「焦眉の急」は、ひとえに売上とキャッシュフ
ローに尽きる。いかに売上を恒常的にあげる仕組みを作り、業績を
安定させて維持・成長できるか。もう、これしかない。キャッシュ
が尽きれば倒産。

*それを達成するべく、日々「モグラたたき」のような経営を行い
つつ、システムを構築する。もう、それだけで時間が過ぎて行く。
理論的なことを言っている暇などない。

*MBAという理論をおさめた私だが、もうMBAなんて「クソ食らえ」的
になる。なぜなら、日々上から石が落ちてくる時に、マーケティング
理論なんて言っている暇はない。

*むろん、MBA理論を踏まえて決断することは大事だが、「革新商品」
を扱っていると、マーケットなどは「有って無きがごとき」だ。

*日々、常に新しい手を打ちながら、試行錯誤の連続だ。
そんな時にどれ程の「美しい事業計画」を描くのがもっとも有効か、
という話になる。

*ここの点で、常にargumentが存在する。
私の描く事業計画の内容だ。

*特に、大企業、資格ビジネスの関係者の方々は、厳しい意見を言わ
れる傾向がある。こんな事業計画は「投資に値しない」云々。

*しかし、ベンチャービジネスにとって、どれ程の事業計画を書くこ
とが意味があるだろうか。大企業の事業計画は詳細にわたる。それは
私も在籍していたから分かる。

*しかし、大企業は決定的に異なることがある。
それは、基本的に資金には困らない事業である点だ。そのような安定
したキャッシュフローを前提とした事業は詳細計画を作る意味がある。
より確からしい姿を「見える化」するからだ。

*しかし、ベンチャー経営は全く別ものだ。
日々キャッシュフローの問題や突然来る嵐に何とか「耐え忍び」なが
らも、起業家の情熱や執念で乗り超える。もう、これは理屈ではない。
できないことを考えるのではなく、「どうすればできるかを考える。
考え続ける」。もう、そこには事業計画などを乗り越えた世界がある。
普通ならつぶれるところを耐えて耐えて努力する。

*ベンチャーだったDeNAの南場社長は名経営者と言われる。
同氏をよく知る方は「よく自殺しないで頑張った。だから尊敬する。
あれだけ赤字を続けて、よく耐えた」と語る。そこには、事業計画に
基づいた緻密な計画があっただろうか。

*事業計画と言えば、私もレスターMBAの卒論で創った。
これは、今のビジネスを基本的に予言しており、経営企画のIさんは
いつもそのことに感心する。「津崎さんは事業計画通りにビジネスを
進めている」。私はこれでよいと思う。

*しかし、事業計画に一過言ある方々は、私の事業計画を「甘い」
と評価される。特に、MBAを取得したばかりのMBAホルダーに多い傾
向がある。「作り込み」が甘いのだそうだ。

*しかし、革新商品について、どこまで事業計画を作り込むことが
意味があるか。事業計画の競合を特定するのも難しいし、そのマー
ケットを調査するだけでもかなりの労力を割く。ベンチャーはそん
なことをする時間があったら、売上の確保に走らなければ潰れてし
まう。

*ある時、MBAホルダーの方の事業計画を見せて戴いた。
パワーポイント資料A4・100枚ほども作り込んであり、それは立派な
ものだった。が、私の見るところ、そのビジネスはリスクが多く実現
性は皆無。後日、実際に日のめを見ることはなかった。卒論でかなり
高い評価を得たものの由であったが、私には本当に「絵に描いたモチ」
に見えた。実現性に乏し過ぎる。

4.こんなことから、事業の本質は以下と思う。

*ベンチャー経営・事業は事業計画でやるものではない。
むろん、事業計画は必要だが、有効数字的なものとならざるを得ない。
なぜなら、あまり作り込んでも意味がないからだ。

*ベンチャー経営は経営資源に限りがある。
従い、事業計画を作っている暇があったら、実践でいかに結果を出
せるかの方に力を入れるべき。それが結果として、ステークホルダー
(株主ほかの利害関係者)にwin-winをもたらすものとなる。

*再度、事業は事業計画でやるものではない。
事業は、法人活動を通して、「社会にどんなベネフィットを与えられ
るか」というビジョン、強烈なリーダーシップ、社会を革新するとい
う使命感などでやるものだ。

*そのビジョンありき。
そして、それを経営というものに落とし込んで、維持・成長を行い、
株主の方々などにリターンをもたらすもの。

5.しかし、投資を募るとなれば別。

*こんな議論があるのは、承知だ。

*投資家に十分な情報を与えて、作り込まれた事業計画で安心して投
資してもらうことも、お金を集める企業の責任というものだ。

*しかし、上述の通り、ベンチャービジネスというのは、「事業計画
を作り込もうと思っても、“作り込めない”性質のもの」なのだ。

*であれば、「作り込めない実態」をさらして、それでも事業として
やって行く「不退転の覚悟」を表現するしかない。そこで、投資をし
てもらえるか否かだ。

*よって、そのことが理解できて、「私を信用する。津崎はどんなこ
とがあってもやり抜く」という方は、津崎事務所のビジネスに投資を
される。そうでない方は投資をされない。

*実は、このようなことで、僭越ながら私の方でも「投資家を選別し
ている」のだ。株主の方はどなたでもいいわけではなく、企業側にも
選ぶ権利がある。そのような打算で投資をされる方々は、当然企業の
株主としての決議事項なども「打算で判断される」。

*そのような津崎事務所のビジョンに合わない方々は、選別して株主
になって戴かない方が、互いの合理性のためにも必要なことと考える。

6.余談ですが。
今は、世界同時不況です。これまで、勝ち組と思われていたリーマン
などの金融関係者は悲惨な目にあっています。ここまで社会の経済価
値を毀損した罪は大きいでしょう。事業計画を作ったり、評価したり
するのが最も得意だった人たちです。その人たちに大きく欠けていた
のは、事業をやるビジョン・大義ではなかったでしょうか。私の在籍
していた大手商社も軒並み損を出しているそうです。立派な事業計画
があったにも拘らず、です。

さあ。
皆さんも考えてみてください。
正解はないです。上は、私の体験・考察などであり、1つの切口とされ
ればよいと思います。
 

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