【津崎事務所】個の確立とMBAコミュの【メルマガ No.197】個の確立とMBA（2008/06/20号）

Tsuzaki Factory No.197 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■この津崎ファクトリーに入れば何ものにも負けない強い“個の確立”が図られる■
■☆ 　　 http://tsuzakij.com/index.html
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そして、ついに至高のスプリーム・ビジョン・メーキングも誕生！！！
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Tsuzaki Factory 1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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THEME：　“　ロスト・ジェネレーション　” 　　　　　　　　　　　　　

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●さあ。来週はいよいよ第１回株主総会です。
２０１２年の上場を目指して、現在事業計画を作成していますが、
上場するには、感覚的に１億円くらいの増資をする必要があると考
えています。むろん、最終的には数値できっちり裏付けをしますが。

●そのお金をどこから調達するか、ですね。
エンジェルのような方を探すか、はたまた５００万円の出資者を
２０人募るか。方法はいろいろあると思います。もうワクワクして、
夜も眠れないですね。

Tsuzaki Factory 4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回は今週誕生日を迎えたWさんの番です。
シンプルですが、輝く未来へのワクワク感が伝わる名作ですね。

■誕生日とビジョン・ストーリー

★先日、僕は誕生日を迎え、妻、家族、事務所のみなさん、友人、
と多くの方からお祝いの言葉をいただきました。改めて多くの方に
支えられて生きているのだなと感謝しました。

★と同時に、楽しみにしていたことを実行しました。それは、自分
のビジョン・ストーリーを読み返すことです。

★過去を振り返り、その延長線上の現在の自分がどのような状況に
あるのかを認識し直し、さらにこれからどう生きていくかという人
生計画をワクワクしながら、考え直しました。

★そうすることで、ビジョンに向かい、日々取り組んでいくことの
再確認や、強みをさらに伸ばすための具体的方法、家族や周りの人
達に笑顔でいていただけるための自分の心のあり方や行動を見つめ
直すことができ、次の誕生日までの1年を大事に過ごしていこうとい
う気持ちを持つことができました。

★僕は、この作業を正月にも実施し、自分の人生の中で、仕組み化
を図っていきたいと思っています。正月には、温泉宿でゆっくりと、
誕生日には、海の見えるお気に入りのスポットで心ゆくまで。海外
や自然の中で行うのも楽しいかもしれません。

★「ビジョン・ストーリーを見つめ直し、これからの人生をワクワ
クしながら考える」ということは、自分の人生を豊かにするツール
です！！

Tsuzaki Factory 5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回のテーマは“ロスト・ジェネレーション”。
先回の“現代社会の深い闇”とも関連するのではと思います。うち
のNさんやWさんがまさにこの世代。Nさんとのディスカッションで、
色々なことを気付きました。

◆彷徨格差
まずは、津崎スクールお決まりの定義から。
YAHOO辞書によれば、以下です。２０代後半から３０代後半までの世
代を指すようですね。

●ロストジェネレーション （ろすとじぇねれーしょん）

「もともとは第一次世界大戦での体験から既成の価値観を拒否した
ヘミングウェイやF・S・フィッツジェラルドらの作家をさしたこと
ばだが、『朝日新聞』はバブル崩壊後の「失われた10年」に大人に
なった若者たちをこう名づけた。バブルの豊かな時代に生まれて少
年時代を過ごしてきたが、大学卒業間近の時期に戦後最長の不況期
にあたって、思う通りの就職ができず、フリーターのままで過ごさ
なければならなくなった者たちをさしている。『朝日新聞』は「失
われた」のではなく、新しい価値観を求めて「さまよえる」世代で
あるという意味を込めたと解説している。かつての高度経済成長を
支えた年功序列や終身雇用が崩壊し、成果主義が強まる最前線で
「さまよい」ながら必死に生きていかなければならない世代である。」

◆風発論議
そもそも、何でこんな話になったか、です。
津崎事務所では、現在「戦略的広報・PR」というのを企画していて、
いよいよ上場も視野に入れて、社会に私たちの活動状況をさらに詳
しく伝えて行こうと思っています。それを「戦略的に」です。そし
て、その話の中で必然的に「何のために何をどのように社会に伝え
るか」ということを話し合ったというわけです。そこで、「今の社
会ってどうなってる？」と改めてディスカッションしたものです。

◆中立普遍
私たちのプログラムのメイン・ターゲットは、「２０−４０代の意
識の高いビジネス・パーソン」ですが、まさにこのロスト・ジェネ
レーションがここにはまります。その人たちに何を伝える（広報す
る）か。これまた広報の定義がいりそうですね。YAHOO辞書では、以
下です。広告との違いは「直接的な営利ではなく、中立の立場で伝
えるべきもの」とも言えそうです。

官公庁・企業・各種団体などが、施策や業務内容などを広く一般の
人に知らせること。また、その知らせ。「―活動」[類語] 広告

◆格差仮想
まずは、社会背景を考えました。
現代は「多様社会」と言ってもいいですね。ものごとを成す際に、
私たちにはいろんな選択肢があります。これはこれで素晴らしいこ
とではありますが、一方では過度の情報社会でもあります。情報が
洪水のように溢れており、何をどう選択していいか分からない。イ
ンターネットの情報は言わばフロー（流れているもの）であり、こ
ちらからある意図を持って、取り（切り取り）に行かないといけな
い。

そして、おもにゲームに見られるように、バーチャル（仮想的）な
ものが存在する。これにはまると現実とバーチャルとの境目が分か
らなくなるような感じがあり、ある意味逃避できる。企業では成果
主義などが導入されて、所得格差も拡がっており、総中流社会から
富裕層が目立つ社会へと移行している。

◆未来暗澹
そんな中、以下のような問題点が浮かび上がる。
要は、「社会・未来が暗い」。少子高齢化が進み、年金もどうなる
か分からない。国としては財政赤字も深刻化しており、世界の中で
の日本の地盤沈下が進むばかり。皆本来は「もっと緩やかな働き方
をしたい」と願っているものの、個人に金が回っていないからか、
「働き過ぎ社会」は一向に改善しない。

しかし、本当は皆「明るい未来を思い、日々生きがいを感じながら、
真の豊かさを味わいつつ暮らしたい」。希望・夢に溢れ、正義が通
る社会が欲しい。ところが、現実はどうか。女性のキャリアの充実
が叫ばれるも、政府が本腰を入れて環境改善しているとは言えず、
この国の将来を支えるべきロスト・ジェネレーションは皆「さまよ
っている（wondering around）」状況だ。あげくの果ては、無差別
殺人など社会を震撼させる事件が頻発する。

◆不惑皆無
そんな中、ロスジェネの私の高校後輩女性もNさんも異口同音に、
「皆友人たちは悩んでいる」と言う。「皆、生き場、行き場を見失
っている」。この世代は、就職時は景気が悪く就職難で、格差も激
しくなっており、結婚などでも勝ち組・負け組などが言われ、「社
会に食われずに生きる」ことを思い、悩んでいるという。

自分探しをして、ワーホリ（ワーキング・ホリデー）・日本語教師
・海外青年協力隊などに参加する人たちも多いが、結局皆見つかっ
ていないし、誰も教えてくれない。本当に迷っているし、将来に希
望を持てない。「どうすれば真に幸せになれるのか」。「自分はこ
れでいい」というものが見つからない世代、だそうだ。

◆世界効率
そこで、津崎スクールは次のようなソリューションを出します。
ここで決め手になるのは、やはり「ビジョンを持つこと」。津崎事
務所はここを徹底的にサポートします。「どんな人でも価値がある
し、人と比べる必要がないこと」に言及します。「あなたは好きで
誇れて強みであることをしっかり伸ばして、その分野でリーダーと
なり、人に教えること」。

ビジョンを掲げて、このリーダーシップを持てば、皆幸せになれる。
社会が豊かに発展する、とサポート・アドバイスします。そうすれ
ば、社会の革新につながり、組織のイノベーションが起こり、個人
の力が増大し、社会の効率性・生産性が上がる。そうなれば、国民
・社会が迷わない。他の国の手本となる。世界が発展する、と。

◆感謝広報
余談です。
上のWさんを見てください。ロスジェネのWさんは見事に「幸せ」に
なっています。Nさんもそう言ってよいでしょう。私が感心するのは、
本当にご両親に感謝して、自分の人生にも感謝して生きて、学んで、
働いている。こんな素晴らしいことはないでしょう。

そして、これらの事実なども言及しつつ、広報活動を行っていこう。
場合によってはロスジェネのニートの人たちを対象に津崎スクール
を行ってもいい。短期的にはお金にならなくても、広報としての社
会インパクトは大いに期待できるでしょう。それこそがソーシャル
・アントレプレナーの真骨頂。

Tsuzaki Factory 6 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そう言えば、このメルマガももうすぐ２００号です。
すごいですね。あれよあれよで２００本。毎週書き続けた結果です。
２００号記念をどうするか。そしてそれ以降にどんなメルマガとす
るか。私たちのメルマガは絶えず進化します。９月には４周年記念
も迎えます。読者の皆さんのご要望をより多く反映し、さらに愛さ
れるメルマガとしていきたいですね。