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【津崎事務所】個の確立とMBAコミュの【メルマガ No.83】個の確立とMBA(2006/04/14号)

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━┳━┓ ★★★★  津崎事務所の挑戦  ★★★★
┃━┫┣┫┣┫    2006/4/14号 (No.83)
┃━┫┃┃┃┃** 国家の品格 **
┗━┻━┻━┛☆☆☆

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◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  今週の一言:
  “ 実行なきは評論。。。 ” 
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…☆

このメールマガジンは“まぐまぐ”や“メルマ”から登
録された方、津崎事務所と名刺交換をさせて戴いた方や、
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☆…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★: 今週のテーマ 
【 国家の品格 】
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■プロローグ:
民主党の前原代表が辞任し、新代表に小沢氏が就任です。
だいたいこのメルマガで批判した人物はダメになっていま
す。ホリエモンも本物の経営者ではない旨言ってたら逮捕。
前原氏も尊敬できるリーダーではないと主張していたら辞
任です。津崎スクールの人を見る目が正しいということで
しょうか。では、小沢氏をどう見るか。彼が政治というツ
ールを通してどのようなビジョンを達成しようとしている
かでしょうね。これからしっかり勉強しよう。。。

さて、今週から“国を論じている書籍”への挑戦が始まり
ます。第1回目の今回は170万部突破の「国家の品格」への
チャレンジとなります。さて、どんな方向性を出せるか。
。。

/━━━┓____________________
/目次 ┃1.神戸 介護の旅
┃    /2.国家の品格
┗━━━/┛3.9・11 ワールドトレードセンターで見たもの

━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.神戸 介護の旅 ★★★
━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3泊4日で神戸・京都と旅して来ました。それは介護に疲れ
た義母を慰安しようと妻と計画したものです。人生いろい
ろと考えさせられる旅行となりました。

★義をみて義を助く。
義母は75歳。義祖母が97歳。義父が77歳。義祖母はこの100
歳に近い年齢になっても頭はしっかりしている。が、身体
が思うようには動かない。義父は脳の病気をしてから、記
憶があいまいなものとなり、自分の妻も娘もよく認識がで
きないような感じになっている。この二人を同様に年老い
た義母が介護。相当参っているのは知っていたが、私たち
も忙しくどうにもできない。次男の受験の一区切りをいい
機会に助けに行こうとなった次第です。

★孤独の自立。
そして3泊4日、義母と妻と3人でフルに行動した。ぐちを聞
いて、一緒に義祖母や義父のお見舞いに行った。そこには
人生の現実があった。義父は長く医者を務め、「自分は科
学者だ」と言い、弱いものを助ける本当に尊敬に値する人
物でした。私はこの義父を見て妻との結婚を決めたところ
もある。その義父がどんどん痴呆のようになって行くのを
見るのは辛い。そして、蝶よ花よで育った義母も大変苦労
をしているが、逆に支えの夫が傍にいなくなって、逞しく
なっているさまを目の当たりにした。人生は分からない。
。。

★幸福の入所。
その介護の必要な二人が家にいた時が大変だったらしい。
義祖母は動けないので、全てに手がかかる。それを義母が
全て面倒をみていた。そして義父。次第に徘徊が始まって、
道路で倒れていたり、車を運転して学校の壁に激突したり
したらしい。その二人が今般漸く完全に施設に入ることが
できて、義母も助かったようだ。義弟は医院の跡を継いで
おり、医者なので何かと力になれるだろうと思いきや、繁
昌し過ぎて経営に追われており、近くにいながらにして、
義母の助けとはならない状況だった。

★人力車のきみ。
義母は淡路島一の薬局一家の出身。後に大阪に出て父親が
医者で繁盛しお金持ちになったそうだ。この家系は殆どが
医者で皆優秀。東大理三も輩出しており、明らかにDNAが
違う感じだ。驚いたのは義母が小学生の頃。何と学校に人
力車でお迎えが来ていたらしい。一人娘でそれはかわいが
られたようだ。そして夫である義父にも愛されて、子供が
大人になったような人だ。その人が今や一家の全てを切り
盛りしているのだから、人生はmysterious。義祖母・義母
・妻の3人を写真に撮ったが、小説のワイルド・スワンのよ
うだった。。。

★おどけの訴え。
そして、京都に行きたいと言うので、そちらにも連れて行
った。ホテルも1室しか空いておらず、3人で1部屋に泊まっ
た。3泊4日の間中、始終津崎スクールをやっているような
もの。とりわけ全てのことがらを中にためずに、外に向か
って言うことをアドバイスした。義父が会う人全てにおど
けたような表情をする。人によっては何であんなことをと
なるが、私は「まだ理解力が落ちてはいない。ただ表現力
が落ちているので、あのような表情になっているのではな
いか。お義父さんは必死で自分の思いを伝えたいのではな
いか」と話した。義母はその言葉に涙した。。。

私もそうですが、皆さんも“明日はわが身”です。だから
こそ悔いのないよう人生を生きよう。悔いを残さないため
にはビジョン。。。
    
━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2. 国家の品格 ■■■
━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「国家の品格」。皆さんも読みましたか。面白かったです
よね。私もすいすいと読みました。ただ、問題は藤原さん
がどう実現するかの1点に尽きる。果たしてそこはどう書か
れているか。。。

■氷山一角知。
藤原家と津崎家の関わりは前に書きました。息子同士が友
達です。家も近くで、私の家の横のテニスコートでご夫婦
でよくテニスをされているそうです。藤原さんは作家・新
田二郎・藤原ていの息子さん。やはり作家の子供というの
は頭がいいのだろうか。いずれにせよ、本の内容は実に分
かり易く、流麗な筆致で書かれている。作者のインテリジ
ェンスレベルの高さを伺わせる内容。シンプルな表現の裏
には膨大な知識や学問の礎があることを感じさせる。加え
て、欧米での体験が豊富な国際人であることがよい。大前
さんもそうだ。これが無い人は世界を語れない。。。

■思わずのひざうち。
私が最も感銘を受けたのは「情緒」の話。情緒とは、“論
理以前のその人の総合力“と言われており、これが一番大
事なものと。そして、最悪は「情緒力がなくて論理的な人」。
津崎家の悲劇はこれでした。“インテリジェンス”のとこ
ろでも書きましたが、妻も長男もおそろしく頭がいい(IQ
レベルが高い)。でも、情緒力に欠ける部分がある。従っ
て、普通の情緒で考えればよいことを、妻・長男の論理で
料理される。おそろしく弁もたつので、それがあたかも正
しいように聞こえる。が、間違っていることも多い。二人
とも悪い人ではない。が、説得・生活に苦労する。こんな
二人に神様は津崎スクールの学長をぶつけたのか。。。

■問答無用の品格。
次に論理の問題。藤原さんは論理は重要、しかし論理だけ
ではダメと説く。これも極めて説得力が高い。数学者だけ
に数学の話を交えてなぜダメなのかを説明する。上の情緒
の話もその一環だ。そして、いけないことはいけない。こ
れは問答無用と説く。ここは津崎スクールとは相容れない。
私は何においても問答無用というやり方はしない。これは
理屈ではなく覚えよ、と言っても人間は覚えられないから
だ。特に私などはそう。逆に一貫した理由があり、自分で
納得したことは忘れない。従って、何らかのリーズナブル
な理由を考えてそれらを有機的に繋ぐ作業を必ず行う。
2006年スペシャルがそうだった。私なりに一気通貫の世界
を理由を述べて創り上げた。これは藤原さんの考え方とは
異なる。。。

■普遍価値。
藤原さんは、自由・平等・民主主義も疑えと説いておられ
ます。その前提として「国民は成熟しない」。放っておく
と民主主義=主権在民が戦争を起こす。それを防ぐのがエ
リートで、日本は国家をあげてそれらを養成しなければい
けないと。うーん。なんか、ここまで書かれると暴論に近
い感じを受けますね。まあ、藤原さんは自分でも暴論を吐
くとおっしゃってるわけですから、これはおいときましょ
う。で、要は情緒と形を重んじよ。惻隠の情・武士道の復
活を、となります。この一連のくだりで私が共鳴するのは、
尊敬される国家とはどういう国かということ。イギリスの
例をあげて、普遍的な価値を生み出す国として世界から尊
敬されていることをあげている。これは私も2006年スペシ
ャルで取り上げた。日本が何をすれば世界から尊敬される
かと。。。

■エッセーを超える。
では、最後に国家の品格を取り戻すには何をしたらよいか。
学力の向上。跪く心を養うこと。精神性を尊ぶ風土。日本
が異常な国であり続けること。独立不羈・高い道徳・美し
い田園・天才の輩出と指針となるようなことは述べられて
いる。だが。ここからが重要。藤原さんは誰がいつからそ
んな国を作るためにどのように動くかの意志を示していな
い。これだけだったら、単なるエッセーだ。津崎スクール
との大きな違いはここだ。私は国の理想を示して、自ら具
体化することを宣言している。政治家とかもこの手のこと
が多い。人生は自らが具体的に動いてなんぼ。藤原さんも
言うからには自ら動こう。。。

如何でしょうか。皆さんも自身が動こう。あと、動いてな
い人がいたら、その人に動くよう訴えよう。そこから国が
変わる。。。

━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3. 9・11 ワールドトレードセンターで見たもの ●●●
━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昨日は久しぶりの高校同窓会の二木会に参加した。講師は
西嶋剛氏。同氏はニューヨーク在勤中の2001年9月
11日に起きた、あの米国同時多発テロ事件にワールド・
トレード・センター内で遭遇されたが、凄惨な現場から生
還され、人の運命のはかなさ・難しさを心に刻まれた。そ
の時の貴重な体験を聞くことができました。

●決死の生還。
西嶋先輩はみずほ銀行駐在員としてニューヨーク・ワール
ドトレードセンター49階に勤務。みずほ関係者は合計で23
名が死亡。航空機の激突は95階と離れていたため、西嶋さ
んは幸いにも非常階段から脱出することに成功。脱出の20
数分後にビルが倒壊、九死に一生を得る体験をされた。悲
惨なテロ事件ではあったが、商店の水が無料になるなど、
困難のさなかでもニューヨークの街全体がサポートをして
いたことなどを話された。

●高貴なdiscipline。
中でも感銘を受けたのは銀行員魂。ドルの銀行間決済を担
当していた西嶋さんやその部下たちは、朝8:56の被災後
1時間でビルを脱出し2時間半歩いて他の場所にある支店に
たどり着き、そこでまた業務を再開する。自宅に電話した
のはひと段落ついた14時。家に帰ったのはその日の深夜。
それから食事をしたとのこと。被災したのだから休めばい
い。誰も文句を言わないだろう。しかし、このように仕事
・責任を果たした。何というdisciplineの高さだろう。

特別な話をするでない。たんたんと事実を語られたが、思
わず涙がこぼれそうになった。。。

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■エピローグ
今日日経に面白い広告が出ました。「再生日本21」とい
う会社が、「日本を改革、再生することを目指した会社を
つくりました」とアピール。求む!第二の龍馬、だそうだ。
志が合うなら、提携してもよいかもしれない。日本もこう
いう人たちがばんばん出てくると面白くなる。皆さんも行
動しよう。齢を重ねても決して権力側につくことはやめよ
う。人は権力に屈すると老いるから。。。
津崎盛久

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