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【津崎事務所】個の確立とMBAコミュの【メルマガ No.23】個の確立とMBA(2005/02/18号)

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■■■  =*= 津崎事務所の挑戦 =*= 
■■☆      2005/2/18号(No.23)
■☆★   今週のテーマ * ドラッカーへの挑戦 (総括) *

○★○     MBA スポンサーサイトの威力。。。
★○★     ドラッカーさんに愛をこめて。。。
○★   さすていなぶる。。。


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★【 今週のテーマ: “ドラッカーへの挑戦(総括)” 】

さあ、今週でドラッカーさんシリーズの締めくくりとなります。
全4部で個々の挑戦を行って来ましたが、全体を読み直してみると、また違った
側面が見えて来ました。私たちはこの動乱の21世紀をどのように生きて行けば
よいのだろう。「木を見て、更に森を見る挑戦」がどんなものになるか。。。

★【目次】
1.津崎スクール最新情報
2.ドラッカーへの挑戦 (総括)
3.日経 丸の内キャリア塾

1.津崎スクール最新情報:
4月から六本木ヒルズ アーテリジェントスクールで津崎スクールを開講します。
それまでは、無理なマーケティングをしないで、自然なリクエストに応じて個別に
津崎スクールを開催し対応しています。
アーテリジェントスクールでは、毎回20人くらいの受講となる見込であり、自ず
とその内容が「大人数向け」とならざるを得ないのですが、今なら少人数対応です
ので、それぞれの方のキャリアへのアドバイスの質が高く、非常にお得ですよ。
これまで忙しいなどの理由で参加できていない方は、是非2−3月で参加してみて
下さい。

http://www.jpi.co.jp/tsuzaki_school.html

そんな中(サンジャポ風)、嬉しいニュースです。前に皆さんにご紹介した Yahoo
Japan スポンサーサイトからの参加者がぼちぼち増えて来ました。


http://search.yahoo.co.jp/bin/search?p=MBA&fr=top%2c+top&&b=21&h=ds&pnum=2&xargs=12KPjg1p9SoIGmmvmnA
fSZH6eXwFsP5czn58gaCYR7Gc0nwDA1Y9l4e6HH2ZQmFvlkmgj
x%5FcI%2E

先の日曜日には、このサイトを見て長野県から「ずっと参加したかった」という方
が来られて、本当に嬉しかったです。来週はやはりこのサイトで興味を持って戴い
たプリンストンレビューの幹部の方が、ビジネスの提携も兼ねて参加されます。

http://www.princetonreview.co.jp/

時間が掛かったもののこちらの目処もついて来ました。風が吹いて来ましたね。確
実にものにして行きます。私の事業に懐疑的だったかみさんも何も言わなくなった(笑)。。。 ということで、長野便りをお伝えします。あ。ヤフーのスポンサー
サイトはくれぐれも無意味にクリックしないで下さい。。。 30円が失われて行
く(笑)。。。

●30才女性。長野でIT関係の会社に勤めるSE(System Engineer)の方。色々や
りたいことがあり、キャリアを見直すには今しかないと思って参加した。

●自分のキャリアには海外経験が欠かせないので、漠然とアメリカかカナダにMBA
留学したいと思っており、「個の確立」・「MBA」両方に惹かれて、はるばる長野
から参加。

●ビジョンとしては、80才までのこれからの50年間、「心豊かに生きる」、
「人に何か与えたい」という意識を持っておられましたが、他の方々同様ここが漠
としているため今のキャリアが決まって来ないので、いつもの「ビジョン・プライ
オリティ・時間のポートフォリオ」のお話をしたら具体的なヒントが見えて来まし
た。

●この日の結論としては、どうも「健康おたく+IT」でキャリアを模索すればよい
だろうというようなところまでアドバイスできました。この話にたどり着いた時の
「目の輝き」が印象的でした。よかったあ。

●で、私は聞きました。何故長野で仕事をされていてMBAに興味を持ったのですかと。
で、聞いてみるもんです。上司から「SEとかであってもきちんと経営を勉強してな
ければだめ」と教えられた。「そのためにはその分野の第1線で活躍している人の
話を聞くのが一番」。で、参加。その2人の上司は三菱商事出身で、私の古巣もそ
うだったので、その点でも是非津崎スクールの話が聞きたかったと。。。

素晴らしい上司の方々でした。この時ばかりは改めて古巣の会社に感謝しまし
た。。。

2.「ドラッカーへの挑戦(総括)」:
これまでの4回のstudyは以下でした。

[ ドラッカーへのインタビュー : 
21世紀の日本経営において最も重要になると思われる問題 ]

第1部: 文明の衝突と日本の使命
第2部: 会社は誰のためにあるか;新しい企業価値の研究
第3部: グローバルなIT時代;変容するリーダーシップ
第4部: コーポレートガバナンス;多様性を源泉とするグル
ープ経営の実現

今回は本当の最終回ということで、あまり detail にはこだわらず、ドラッカー
さんがこのシリーズで何を言おうとしているのか、そしてその背後にあるものは
何か、日本に今本当に必要なことは何であろうか、そして私たちは今後如何に生
きるべきか、に焦点を当ててチャレンジしてみましょう。これまでで 
The Greatest ですね。

★上の各部のテーマをよく見て下さい。私もレビューするうちに気が付きました。
要は、ドラッカーさんは、1部で日本という社会に触れて、その次に2部でそれ
を構成する大きなものとしての企業に言及し、3部でその企業で働く人(リーダ
ー)にスポットライトを当てて、最後に4部でそんな中で日本経営というものを
どのように行えばよいかについて触れています。つまり、社会→企業→個人とい
う流れですね。

★で、ドラッカーさんは全体を通じて、社会の常識とかアメリカの事例などに
とらわれずに、この大きな流れを見ることを示唆しているように思いました。
要は大事なことは、「全てはニーズ(真の経済)で決まる」ということを言って
いるような気がします。

★企業とか個人という小さな「木」を見てもだめで、大きな社会という「森」
を見る必要があるんだと。社会(真の経済)のニーズがあって、企業の行動が
決まる。そして、企業の行動に準じて個人の行動が決まる。

★世界のニーズは、文明の衝突ではなく人口の動態があり、IT化とグローバリゼ
ーションが大きな潮流。そんな中で日本は少子・高齢化にどう対応するかが一番
の(国の)経営の焦点。このようなニーズ(潮流)の中で、企業・個人はどう生
きるべきか。

★企業は日本という社会のニーズに沿った生き方をすべき。従来、日本企業は
「従業員のもの」であったがアメリカ型の「株主のもの」が入って来ている。
しかし、重要なことは社会のニーズは万国共通で、経営の要諦は人材にあり、
「人々は自分のキャリアを生涯磨き続けたい」と願っていることで、世の中の
流れはこちらに向かうので、企業はこのニーズに真剣に応えることが必要で、
これが正に競争力の源泉となる。

★では、こんな中でどう生きるべきか。

a)先ず、それぞれが専門性をしっかり磨き、プロフェッショナルとなる。専門性
が最も高まるのは、「好きで誇れること」が一番。だから、それを見つけてその
専門性を生涯かけて磨き続けて、それによって報酬を得る。私の妻で言えば英語。

b)人々はその専門性を磨ける場所(企業とか)を探して企業を移る。私で言えば、
三菱商事・BBT・独立。それは即ち自分探しの旅であり、言い換えれば、「好きで
誇れて専門性が高いこと」を追求し続けること。

c)そんな中で、世界のコンペティションの中で生き残るためには、MBA・英語は
必須の条件。だからMBA・英語を当たり前のもの(プラットフォーム)として、
更にその上の専門性を磨く必要がある。

d)他方企業は、先ずはグローバリゼーションの中で生き残るための真のコアコン
ピタンスを求めて、それに特化。他がやれるものは徹底的にアウトソーシングで
対応。人材が命なので、そんな従業員(個人)に如何に魅力的な経営を行えるか
がkey。企業のリーダー(経営)は従業員をパートナーと考え、オーガナイジン
グに徹する。一方、従業員には専門性を磨く場を与え続け、それに対して評価・
報償を行う。

e)また企業は、雇用の流動化を前提として組織を構築する。いつ誰が働いても
ベストなパフォーマンスが出せる仕組作り。むしろ人材を輩出して、社会で好
循環を作って行くようなシステムの構築。下のCSRとも密接に絡む。

f)社会(政府)は女性が子育てをしながらキャリアを積めるような大胆な施策
を実行。質のよい移民を受け入れる施策の展開。グローバリゼーション・IT化に
対応した人材作り。個人のキャリアを磨くための総合施策の展開。などなど。き
りがない。。。

うーん。まだまだ深堀が必要だと思いますが新時代への implication は出せた
ような気がします、まあこのメルマガはまだ23号ですので、今回はここまで
にしておきましょう。それにしてもドラッカーさんに感謝です。偉大なるドラ
ッカーさんに挑戦することで、メルマガ5本でさまざまな意義深い思索を巡ら
すことができました。改めてこの紙面でお礼を申し上げます。。。気持ちです
。。。

3.日経 丸の内キャリア塾:
2月14日のバレンタインデーに、月1の会合に参加して参りました。

http://www.nikkei-yukanad.net/career/

女性のみ対象の講演会に関係者として入れてもらったわけですが、200人を超
す女性に圧倒されましたね。皆さん、だいたいが30代。キャリアを追求してる
って感じですね。今をときめくCSRの講義でしたが、面白かったです。男性諸氏。
女性は勉強してますよー。これじゃあ負けますね。人生、勝ち負けではないです
が(笑)。以下、概要を。

★要はCSR(企業の社会的責任)は世界の潮流だが、まだ注目されて新しいので、
色んな解釈がある。社会貢献・コンプライアンス・環境対応などが混在してる状
況。詳細は省きます。以下のキーワードを見る方が全体のイメージが湧くでしょ
う。

http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=31181

★私の感想はこうです。
一番重要なことは、世界は資源が限られているから、sustainable(持続可能)な
社会を作ろう。そのためには企業の社会的責任が以前にも増して問われる、という
ことですが、これは私の「志の経営」にも繋がるもので、共鳴することが多く、感
銘を受けました。

★この河口さんという女性はインテリジェンスレベルの高い立派な方でした。
私のセミナーなどもそうですが、個々のパーツは大部分が前から言われている
ものです。でも、それを纏めて包括的に一つのストーリーにして、問題提起する
ことが大事で、この方もそれをやられていました。

★そして、次に大事なことは実行して結果を出すことですね。理論と実践です。
私もこの実践ができるかにかかっています。津崎スクールなどはその手段・プロ
セスです。河口さんの今後を見守りたいと同時に、自分の責任も痛感した講演会
でした。面白いので毎回参加させてもらおう。。。

★結び
今週は、BBTの集合研修の見学にも行って来ました。もう毎日が仕事だし勉強です
が、まあ全然疲れないんですね。これ不思議です。肉体的にやれやれってのは当
然あるけど、まあ殆ど疲れてないです。おいといてー。
電話交換機で有名なメーカーの次世代リーダーたち(30名ほど)が対象の研修
でしたが、皆さんよく勉強して優秀です。ひねた商社マン(笑)ばかり見てきた
私にとって、本当にすれてない純粋そうな感じが印象的でした。でも、大人し過
ぎ。企業を代表する30代があれだけ自分から話さないというのはちょっと。。。
ですねー。企業を超えて社会を変えるべくガンバラにゃあ。それで思い出したけ
ど博多友人の小学校先生が、今は親がうるさいから先生たちもことなかれ主義が
横行してると。あーあ。戦いは続くなあ。津崎盛久

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