ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

【津崎事務所】個の確立とMBAコミュの【メルマガ No.4】個の確立とMBA(2004/10/08号)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■■■ ■ 
■■■■ ■ ■■■■ ■
■■■■ ■ 【津崎事務所ウィークリーメルマガ[個の確立とMBA]】
■■■■ ■ ■■■■ ■            2004/10/08号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★【今週のテーマ:「MBAについて」】

津崎事務所メルマガ第3号で漸く3本揃いました。毎週、毎週の積み重ね
が大事と言い聞かせています。今週のテーマは「MBAについて」です。皆
さん、お待ちかねのテーマですが、私自身も長年勉強して来たテーマです
ので、書く前からわくわくします。2―3週にまたがるかも知れません。

尚、今週の「津崎スクール情報」はお休みです。10月に入り上期総括の
ため10月2日、3日はスクールお休みでしたので。代わりに「上期総括
情報」をお送りします。それでは、MBAワールドへどうぞ。

★【目次】
1.「津崎スクール」04年度上期総括
2.MBAとは
3.日本はMBA後進国
4.MBAは生活そのもの
5.日本のMBA事情

1.「津崎スクール」04年度上期総括 :
今年の5月下旬にスタートした津崎スクールです。8月には上海で実施し
たりしました。で、30回ほど実施して、約60名を集めました。レビュー
は以下です。

●事業は何でもそうだけど、売上をあげるのがKEYです。津崎スクールの場
合は、集客をして、BOND MBAプログラム受講生を如何に増やせるか、です。

●最初は、DM(Direct Mail)で集客を図りました。母校一橋大学の名簿を
たよりに、ターゲット年齢層500名に送付。結果は1名のスクール参加を
みたのみです。失敗。

●経験して初めて分かりました。実際に電話をして確認してみました。DMと
いうのは、先ず見ない人も多い。そして、見ても先ず門戸を開くのみ。それ
からスクール参加・MBA受講に繋げるまでは、まだいくつもバーを乗り越え
る必要がありました。正直言って、あせりましたねー。

●そこで、すぐさま方針変更。先ずはスクールを毎週廻すことを念頭に集客
をすることに。私が主体的に関わって来たメーリングリスト(高校・大学)
の約500名を対象に参加を呼びかけて集客。その結果が上の数字になりま
す。マーケティングは専門ですが、それでも実際は大変。これからも大きな
テーマです。でも、このノウハウの蓄積が大事ですよね。

●このスクール運営の過程で、小冊子を作ったり、ブログを作ったり、1人で
できることは何でもトライしました。そのうち、ブログなどで、私の趣旨に賛
同した一般客がちらほら受講するようになりました。晴れてこのメルマガも発
刊に漕ぎ着けました。

●今後、上のような本来の見込客をマスでとらえて行く必要がありますが、具
体的にどんな形でやるかです。見えないマーケットに対して戦略を駆使して挑
むのは元々大好きです。わくわくします。皆さんも何でもいいので、アドバイ
スをお願いします。いつも助けてくれるBBT Wマネージャーには感謝!皆さん
も、私と一緒に擬似マーケティングを楽しんでみて下さい。

2.MBAとは:
これは、基礎の説明は省きますね。あまり知識の無い方はネットで調べてみて
下さい。死ぬほど色んな情報があります。私のメルマガでは、そのように氾濫
する情報の中からどんな情報を生かしていけばいいかなどの切口でお伝えして
行きます。

あと、私の意見を書きますので、「津崎の捉え方」という視点で読んで下さい。
もちろん、異なる意見の方もおられるでしょう。そのような方はどしどしコ
メントを戴けると有難いです。

●元々アメリカで発祥。エンジニアなど理系出身者が経営に携わる場合、うま
く行かないことが多いことから、生まれたもの。経営というのは、それに携わ
ったその日から「人・物・金・情報・時間・志」の問題が一挙に降って来るよ
うなもの。それに対して、対応すべき考え方・指針などを体系的に纏めた学問。
経営学修士の学位。

●具体的には1年目で、マーケティング・アカウンティング・ファイナンス・
人的資源管理などを学び、2年目では更に専門性の高い内容に移行。手法とし
ては、主としてケースメソッドを使用。様々なケースに対して「あなたが経営
者だったらどう考えるか」という疑似体験的な思考の持ち駒を増やして、実際
にビジネスに応用できる力をつけるもの。

●具体的な効用としては、ものごとを正確に、迅速に、専門性をもって決断す
る力がつく。経営の全体像を俯瞰することができるようになるなど、その効用
は大きい。大前氏は究極の経営学というのは事業力をつけることだと言う。事
業をやるための力とは、構想力(アイデアを出す力)・計画力・実践力の全て
が身についていないと、成功は覚束ない。従って、真の経営学とはそれら全て
が学べるものである必要あり。

●従来、MBAは欧米に留学してクロスカルチャーの中で学ぶものであったが、
その有用さが大きいため日本でも学べるようになった。歴史が古いものは慶応
MBAなどがあるが、特にグロービスの存在が大きい。住友商事時代にハーバード
MBAを取得し、そのMBAを日本でも広めたいと考えた堀義人氏が1992年にグ
ロービスを創業。ハーバードのケースを日本語で安く学べる機会を提供した。
津崎もここで提携先の英国立レスター大MBAを取得。

●現在、日本では70程度のMBAが存在。内容の充実度・総合力(Value for
moneyなども考慮)から言えば、グロービスと私の提携しているBOND大MBAが
双璧であろう。慶応・一橋などもよいが、フルタイムという点で働くビジネス
マンには勝手が悪い。多摩大MBAについては、対象受講生の点などで異なるセ
グメントのMBAと言えよう。

3.日本はMBA後進国:
さて、日本は今「第3次MBAブーム」と言われています。でも、遅れていますよ
ね。特に、企業人事部の方々が遅れているような気がします。2年間で300社
ほど廻って得た率直な感想です。
韓国・中国なんかの方がはるかに進んでいます。皆さん、もっと危機感をもって
勉強しないとあきまへん。具体的には以下のような感じです。

●MBAの効用を云々する人が多い。でも、アメリカを見たら一目瞭然。アメリカ
はMBA国家と言ってもいい。高度に磨かれたインテリジェンスを武器に世界の富
と軍事力を一極集中。ユダヤ人なんかも同様。祖国のない彼らはStrong Mother
(教育ママ)が子供にMBA的な教育を施してアメリカを裏でコントロールしてい
る。

●これを見ている中国・韓国などは、「ああ、国ってああいう風にして豊かに
なるんだ」として、日本よりもはるかに高くMBAを評価。その勉強熱はただご
とではない。グロービスのマネージメントブックシリーズは早くからハングル
に訳されて、韓国では超々ベストセラー。サムスン電子は5−6万人の従業員
中、Dr./MBAホルダーがなんと7000人いるという。

●翻って日本の企業人事の方々。「MBAの学位を取らせると辞めてしまう」とか、
「わが社の社風には合わない。使いこなせない」云々。私は「日本の幕末の状況
に似ている。藩の組織を云々している間に、ペリーの黒船が大砲を打ち込んでま
っせ」と説いている。

●日本企業のえらいさん達は、高度経済成長に乗って「現場」で成功した人が多
い。必然的に、「理論」のMBAは「頭でっかち」となる。仕事は結果を出してな
んぼ。それは分かる。でも、結果は理論と実践が車の両輪のように噛み合って初
めてmaximizeされる。日本は明らかに理論が弱い。それなのになんで「理論=人
材開発=人の磨き」を怠るんじゃあ。。。

●大前さんもこの辺りに日本の地盤沈下を見ていて、人材開発の必要性を訴え
続けている。日本企業はR&Dなどにかける金は何百億円だが、人材開発には売上
の0.05%くらいしかかけていない。1兆円企業で5億円くらいです。私が
廻った300社中これを超えているのは2割くらい。あとの8割はそれ以下。
経営の要諦は「人・物・金。。。」ですが、その人に対してあきれるほど、人
材開発を行っていない事実が浮き上がる。。。

●MBAに腰が引けるのは、たくさんの金を使って辞めた社員が多いからと言う。
でも、企業側がそもそもMBAそのものを理解せず、MBA取得者も主に理論を学ん
だのにスーパーマンになったと勘違い。MBAを使う方もどう生かしていいかが
分からない。結局、MBAホルダーもステップアップできず、給料も上がらない。
辞めて行く、という悪循環。。。どうしようもないよねー。

ということで、日本は輝く「MBA後進国」でした。。。

4.MBAは生活そのもの:
これは私の持論です。MBAは敷居の高いエリートの学問でも何でもなくて、
生活全てに役立つ本当に素晴らしい学問なんです。だからとにかく偏見など持
たないで、全ての人々に学んで欲しい学問ですね。

もちろん、経営学修士ですから大学院レベルの勉強なんで大卒レベルの基礎知
識・学力は必要です。こんなの当たり前です。だから、もっと正確に言えば、
「世の中でリーダーを目指す人は全て学んで欲しい、というか必須の学問」で
す。以下はそのように考える理由です。

●人も会社なども全て同じですが、日々物事を「決めて」前に進んでいます。
そこで、MBAは前述の通り、「決める」に当たって、経営(生活)全体を俯瞰
しつつ、正確に迅速に専門性を持って「決める」ことを可能にします。従って、
MBAは何にでも通用する有用な学問と言えるでしょう。

●もちろん、MBAには財務の専門知識や統計学などの複雑な考え方などもあり
ます。でも、そんなのはすぐにdetailを忘れます。大事なことはものごとを徹
底的に分析して掘り下げる訓練をするので、そのような思考形態が常態化する
ということなんです。

●だから、私も自分でビジネスをやってて、絶えず決めて行く必要があり、然
も失敗が許されないわけですが、重要な決断の都度A4のペーパーに考慮すべき
ことを網羅し、それを短時間で考え抜くことで殆ど間違えのない結論を導くこ
とができる自信があります。これって、経営に携わる人には必須の学問でしょう。

●卑近な例は妻の例。コートを買いに行って、なかなか決断ができないと言う。
それは経営戦略を分かっていないからですね。で、マクドナルドか何かで話し
をして、A4のペーパーの裏に3つくらいの選択肢について、スタイリング・品
質とか決める際のポイントを書いてもらい、10点法で点数をつけて行く。その
総得点の順位をプライオリティ(仮説)として、決断しに(買いに)行く。例
えば、何を行動するにしても、こういう腹(仮説)をもって対処するか、何も
考えずに行き当たりばったりで行くかで人生がはるかに違って来るということ
です。

●それから、人間の器量は「知識(情報) x 知恵(経験) x 掘下げ(考え抜く)
」の立方体のようなものです。これは私が勉強して行く上で感じ取って行ったこ
とです。そしてこれを大きくすることが、即ち「学ぶ」ということですが、MBA
はこれにあらゆる面からスポットライトを当てて、この容積を大きくするために
最も有効なツールと言えるでしょう。だから、皆に学んで欲しいと思います。

5.日本のMBA事情:
日本は上でも触れましたが、第3次MBAブームと言われています。日本全国であ
らゆる形態のMBAを入れると70くらいになるでしょう。その中で私がよく知る
4つのMBAの特徴をあげてみましょう。比較は次回。

●グロービス/レスター大 MBA
創業12年の押しも押されぬMBAに成長しました。私もここには非常にお世話に
なりました。足を向けて寝られません。堀代表以下、社会変革の気概に燃えた
優秀な参謀・スタッフがおられます。皆さん生き生きしてるので、男女スタッフ
共にチャーミングな方が多いです。

日本に松下村塾を作るんだと言ってやっておられます。民間の教育機関から
リーダーを輩出するのがビジョンですね。スクール部門・法人部門・人材紹
介部門・ベンチャーキャピタル部門を持ち、これら4つがシナジー効果を出
しつつ成長を遂げています。

そのグロービスも創業10年を超えた辺りから、ベンチャーではなく「ちょ
っと成功した企業」っぽくなって来ている。そこで、抜本的に見直すべく構
造改革なども行なっているやに仄聞します。まぁ、成長過程で必ず必要なス
テップでしょう。

ただ、今後成長を続けて行くには、商品開発力と株式公開がKEYとなって来る
のではと見ています。堀代表も若手起業家のシンボル的存在ですね。下記の
「起業家の風景」は面白いです。最初の方は成功物語みたいだったのが、最
近は庶民性を出されるようになりました。私は始めっから庶民ですが。。。

http://blog.globis.co.jp/hori/principal.html

私の方はBOND大 MBAをなりわいとしており、一見競合する関係にありますが、
私が頑張ればひいてはグロービスへの恩返しとなる、という気持でやってま
す。堀さんにも「レスターMBAの名前が上がる」と言ってもらいました。頑張
らねば。。。

くれぐれもGDBA(グロービスオリジナルMBA)の成功をお祈りします。

●多摩大MBA
こちらは「ソシオビジネス」の切口でお付合いが始まりました。こちらの北矢
教授は私のメンターです。自分のビジネスを模索している時にこの理念に出会
いました。そして毎月行なわれるソシオビジネス研究会に8年間参加して来ま
した。

何事も一度決めたらとことん付き合ってみるもんです。8年間も通っていると
自然と古株になります。会の後の飲み会の幹事となります。そこで知り合った
方々の多くが北矢MBAの門下生で、こちらは中小企業経営者が多いのが特徴です。

私は自身のサラリーマン経験から、サラリーマンの多くがあまり信頼できない
ことを知りました。むろん、高校・大学の同窓生などは別です。従って、より
本音で生きている経営者の方々に魅力を感じてました。

で、このMBA仲間をビジネスの中核に据えたのですが、ここで一度自分の事業に
ついての話をした際に、JPI会長の武内さんに出会いました。今の津崎事務所の
経営会議メンバーは、北矢先生・武内さん他2名の経営者の方々です。

やはり経営を実践されて来た方々の言葉は生きている。そして何よりも北矢先
生のご人望が一番。先生には長く付き合われた親友の方々が数多くおられ、市
民バンク代表片岡勝さん、ルネサンス社長斎藤敏一さんなど先生にご紹介戴い
た方も数知れないです。深く感謝です。。。

●一橋大MBA
大学のテニスクラブ後輩に一橋MBAの助教授がおられ、この間インタビューし
て来ました。元々一橋はBBTと関係が深く、竹内さんや米倉さんがBBTの講師を
勤められている。その竹内さんは一橋MBAの代表。もう教育界はクロスオーバ
ー状態で、これは私のキャリアとも重なります。

いずれにしても、訪問先は神田如水会館の隣の学術綜合センター。文科省が
建てた22階建のビルなんですが、これがすごい。皆さんも行ってみるとよ
いです。国立だけあって、全体が荘厳な感じです。自分もそういう大学に行
ってたことを思い出しました(笑)。

一橋MBAは試験も厳しそう。その助教授は週に90分授業を2コマ持って
るそうですが、授業の中身が濃いので、その準備だけでも大変だそうで
す。一方、学生の方も意識が高く猛勉強して備える。授業が全てなので、休
む生徒もいないとのことでした。

うーん。どうもBONDやグロービスもいいけど格が違うかも。。。学費も年間
50万円と破格に安い。ただ、これほどハードなら学生集めも大変ではない
か。いずれにせよ、「教えるということは、自分の良心を試される」という
お話がとても印象的でした。

http://research.nii.ac.jp/ntcir-ws4/hitotsubashi-j.html

●BOND大
これが今私の事務所が紹介しているMBAです。立ち上げて3年目と日が浅いけ
れど、既に500人を受け入れて約100人くらいが卒業、卒業間近。パイプ
に常に400人がいるプログラムです。

大前さんは常に世界を視野に入れてます。そんな中で日本の地盤沈下が甚だ
しい。世界は上のような状況にあるのに、日本では未だにMBAの是非を論じて
いる。然も及び腰。。。

ただそれは法人の話であって、個人は危機意識がかなり高い。このプログラム
はオーストラリア式で4ヶ月に1回開講・卒業している。そこで4ヶ月毎に募
集するのだが毎期40人前後の入学者がいる。年間にすれば120人。

初めから270万円(総額)を払うと決意した意識の高い400人の人々が、
インターネット上で大前さんを交えて徹底的に議論する仕組は、かなりエキサ
イティングですね。私もこのようなプログラムに出会えて本当によかった。

このプログラムの更なる飛躍は、更に品質を高めることができるかにかかって
いると思う。また、人生や企業に革新を起こすことのできるプログラムと思う。
その仕組はおいおい。

★結び
やはり、1回では説明し難いです。来週もやりましょう。来週は「MBA比較」
ですかねえ。メインは。
では、取り敢えず。。。See you next week ! 津崎盛久

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

【津崎事務所】個の確立とMBA 更新情報

【津崎事務所】個の確立とMBAのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング