ガン・シャオアル(甘小二) Gan Xiao'er ■ 1970年に河南省新郷に生れる。1998年北京電影学院卒業。卒業後は広州の華南師範大学で教鞭をふるっている。2000年10月、「プロジェクト映画」を制作する事を目的に「第七封印映画ワークショップ」を立ち上げる。02の最初の長編『山清水秀/The Only Sons』を自主製作。この作品が2003年のバンクーバー国際映画祭とロッテルダム国際映画祭で大きな注目を浴びた。そして2006年には35分の短編『Not Too Close, Not Too Detached』を監督。続いて長編として『舉自塵土』を完成させた。
チャオ・イエ(趙曄) Zhao Ye ★ゲスト ■1979年北京生まれ。広州美術学院付属高校を卒業後、北京電影学院に進み、2004年同学院を卒業。これまでに『バキューム・フラスコ』、『Caiwei』など数本の短編、ドキュメンタリー制作。アニメーション作品の『Caiwei』は中国国内において「北京電影学院アニメーション学科最優秀短編賞」等の多くの賞を受賞し、国外でも「第22回エルサレム国際映画祭」やフランスの「アヌシー国際アニメーション映画祭」にて入選を果たした。 最新作である『馬鳥甲マー・ウージャ』は「第31回香港国際映画祭」、「ソウル・デジタルフィルムフェスティバル」や「第26回バンクーバー国際映画祭」で上映された。
《シンポジウム・ゲスト》 マギー・リー/Maggie Lee マギー・リーは『ハリウッド・レポーター』誌の映画批評家である。また彼女はシンガポールで開催される「アジアン・フィルム・シンポジウム」とアジア映画の巡業映画祭「エス・エクスプレス」において中国インディペンデント映画のキュレーターを務めている。過去には「東京国際映画祭」<アジアの風> 部門、「ショートショート・フィルムフェスティヴァル&アジア」、「香港国際映画祭」そして「香港映画資料館」の編集及びプログラマーを務めた。
浜田弘典/Kosuke Hamada ★ゲスト ■1981年、京都生まれ。大阪芸術大学、映像学科入学後、映画製作を学び始める。在学中に数本の短編映画を製作。『屋上の釣人』が水戸短編映像祭、審査員奨励賞。、フランクフルトの日本映画祭“Nippon Connection2004”でも上映された。続く『片想いの春夏秋冬』が、シネトライブ2003審査員作品賞。シネヴィスシネマ2003 KODAK AWARDグランプリ、その後全州国際映画祭などでも上映され、国内の映画祭にて多数入賞。又、製作と脚本で関わった、卒業制作作品『Monster's High』は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて招待上映される。卒業後、大阪芸術大学、大学院に進み、念願の35mm長編『怨念黒髪の復讐』を監督した。 上映作品『怨念・黒髪の復讐』 Rose of the Ghost Doll 2006/日本/90分/35mm 監督・脚本・編集:浜田弘典