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中国映画入門コミュの中国インディペンデント! あさって

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アジアン・ミーティング大阪2007
       11/2(金)いよいよ開催迫る!
〜中国インディーズの革新〜  期間……11/2(金)・11/3(土)
   会場……シネ・ヌーヴォ、プラネット・プラス・ワン
海外から若手監督を招いて開催するアジアン・ミーティングもいよいよ第3回目!
《アジアン・ミーティング大阪》とは!
第1回目は〈韓国エンタテインメント映画祭〉の一環として韓国から『チャーミング・ガール』にイ・ユンギ監督、そして『ファイブ・イズ・トゥー・メニー』のアン・スルギ監督を招き、日本側のゲストとして瀬々敬久監督、そして関西のインディペンデント映画からは山田雅史監督を迎えました。目的はアジア圏におけるインディペンデント映画の活性化と関西での映画状況の拡がりでした。第2回目は〈大阪アジアン映画祭〉の一環として、香港、韓国からインディペンデント系の配給会社の代表をゲストに招き、合作オムニバスの『チケッツ』そして注目の中国作品『あひるを背負った少年』、韓国作品『まぶしい一日』を上映し日本側のゲストとしては植岡喜晴監督の他若手作品を3作品上映しました。パーティや食事会、飲み会もそのつど開催し、ゲスト監督と関西のインディペンデント監督たちも交流しとても充実した時間となりました。
今回、第3回目の《アジアン・ミーティング大阪2007》では中国のインディペンデント監督二人、甘小二(ガン・シャオアル)監督と趙曄(チャオ・イェ)監督をゲストに招いて現在の中国でのインディペンデント映画の状況を浮彫りにしたいと思います。翌日11/3(土)の昼からは簡単なランチパーティも用意しておりますので是非ご参加ください。(参加される場合は事前にメールいただければと思います。恐縮ですが食費として1500円は負担いただくことになりますが御了承ください。)

《中国の若き映画監督は》
 中国では映画は長らく国家の検閲のもと国家のお金で作られてきました。
 監督になる若者は北京電影大学の映画科/監督コースを卒業し、卒業後各地の撮影所に派遣され、数年後に監督デビューするというのが中国で映画監督という職業につく唯一の方法でした。
 しかし1990年代になってから徐々に海外の資金で隠れて撮影し、海外で仕上げる作品も増えはじめ、その動きの中から、現在ヒット中の『長江哀歌』の監督ジャ・ジャンクーのように北京電影大学卒業後、インディペンデント監督としてヨーロッパを中心に海外映画祭で評価され、監督になるケースも増えております。
今回《アジアン・ミーティング大阪2007》で招待する二人の若き監督はそれぞれ現在の中国では許可されない題材とテーマをインディペンデント映画というスタンスで独自に完成させ、これを香港国際映画祭、バンクーバー国際映画祭などに出品したばかりです。彼らの作品はまさに今、中国で、それもインディペンデント映画で制作してゆく困難と自由を象徴するものです。是非ともこの機会に作品を鑑賞していただき、二人の監督とも交流していただければと思います。

《来阪中国ゲスト上映作品&監督プロフィール》
舉自塵土(塵より出づる)』Raised from Dust" 2007/中国/102分/デジタル
監督:ガン・シャオアル(甘小二) 製作・脚本:チャン・シェンミン
撮影:ワン・ウェイグオ 美術:リウ・リーシャ
音楽:ジャッキー・ツァイ 製作総指揮:リャン・ソンリン
プロデューサー:リー・ホエ、タン・ジェンユン、ツァオ・ジェンシン
出演:フー・シューリー、ル・シェンユエ、チャン・シェンミン
2004年度ロッテルダム国際映画祭助成作品
2005年度プサン国際映画祭PPP助成作品
2007年香港国際映画祭出品作品
中国インディペンデント映画祭2007特別賞
■長編第一作目『山清水秀』(02)がヨーロッパで高く評価されたガン・シャオアル監督の長編第二作目。中国には8000万人いるといわれるキリスト教徒。先日他界したスウェーデンの巨匠ベルイマンに衝撃を受け、自らクリスチャンである監督が自らの父の死をモチーフにして地方の貧しい中国人キリスト教徒の生活を映画化。一見静かに見える作品だが、「怒江の様に、水面は穏やかだが、水面下は激しく揺れ動いている」と監督は言う。
■小さな村にある教会のオーケストラの一員であるシャオリーは、重病で入院中の夫と授業料が払えずに学校に行けない9歳の娘を抱えている。彼女は毎日教会で結婚行進曲を練習している。ある日結婚式での演奏を終えた帰りに彼女は、治療を断念した夫を家に連れて帰ろうとするが、夫は途中で息を引き取る。簡素な葬儀を済ませた後、夫は埋葬される。彼女は残ったお金で娘の授業料を払う。夕食の席で彼女は娘と感謝祭の歌を歌う。「神よ、感謝します。神よ、感謝します。この食事を与えてくださることを。この食事を与えてくださることを。」

ガン・シャオアル(甘小二) Gan Xiao'er 
■ 1970年に河南省新郷に生れる。1998年北京電影学院卒業。卒業後は広州の華南師範大学で教鞭をふるっている。2000年10月、「プロジェクト映画」を制作する事を目的に「第七封印映画ワークショップ」を立ち上げる。02の最初の長編『山清水秀/The Only Sons』を自主製作。この作品が2003年のバンクーバー国際映画祭とロッテルダム国際映画祭で大きな注目を浴びた。そして2006年には35分の短編『Not Too Close, Not Too Detached』を監督。続いて長編として『舉自塵土』を完成させた。


『馬烏甲(マー・ウージャ)』Mu Wu jia 2006/中国/95min/デジタル 
 監督・脚本・編集:チャオ・イエ(趙曄)
 原作:ワン・ソン 撮影:チャン・イー
 美術:チェン・ホウチュエン、チェン・フェン、レン・ホアシー
チェン・フェン、レン・ホアシー
 録音:チェン・ルー 製作:リー・イェンホア
出演:リー・シーシン、ツォン・ジンラン、リウ・シャオユエン、リン・ジーシン
第26回バンクーバー国際映画祭出品
31回香港国際映画祭出品
■今年07年の香港国際映画祭のインディペンデント部門で高く評価された北京電影学院出身27才の若きチャオ・イェ(Zhao Ye)の初長篇作品。中国南部の広州にて、方言を用い、オールロケで撮影された。監督チャオ・イェは北京との異質さを求めて地方ロケをしたが、予想した以上にロケ地の鳳祥からインスピレーションを受けたという。そして「自由」というテーマにおいて主人公のマー・ウージャは監督自らの分身であると宣言する。
「彼は自分の意思で母親を殺害するが、その代償がどんなものか少しも脳裏をよぎらなかったかもしれない。彼はまだほんの15歳の子供なのだ。」
■広西の鳳祥に住む15歳のアー・チアの家は、母子家庭でありながら重病の弟を抱えている。弟思いの彼は、度重なる輸血や、指の移植さえも厭わない。しかしそのために自分の青春を犠牲にした彼は、次第に反抗的になる。



チャオ・イエ(趙曄) Zhao Ye ★ゲスト
■1979年北京生まれ。広州美術学院付属高校を卒業後、北京電影学院に進み、2004年同学院を卒業。これまでに『バキューム・フラスコ』、『Caiwei』など数本の短編、ドキュメンタリー制作。アニメーション作品の『Caiwei』は中国国内において「北京電影学院アニメーション学科最優秀短編賞」等の多くの賞を受賞し、国外でも「第22回エルサレム国際映画祭」やフランスの「アヌシー国際アニメーション映画祭」にて入選を果たした。 最新作である『馬鳥甲マー・ウージャ』は「第31回香港国際映画祭」、「ソウル・デジタルフィルムフェスティバル」や「第26回バンクーバー国際映画祭」で上映された。



《シンポジウム・ゲスト》
マギー・リー/Maggie Lee
マギー・リーは『ハリウッド・レポーター』誌の映画批評家である。また彼女はシンガポールで開催される「アジアン・フィルム・シンポジウム」とアジア映画の巡業映画祭「エス・エクスプレス」において中国インディペンデント映画のキュレーターを務めている。過去には「東京国際映画祭」<アジアの風> 部門、「ショートショート・フィルムフェスティヴァル&アジア」、「香港国際映画祭」そして「香港映画資料館」の編集及びプログラマーを務めた。

浜田弘典/Kosuke Hamada ★ゲスト
■1981年、京都生まれ。大阪芸術大学、映像学科入学後、映画製作を学び始める。在学中に数本の短編映画を製作。『屋上の釣人』が水戸短編映像祭、審査員奨励賞。、フランクフルトの日本映画祭“Nippon Connection2004”でも上映された。続く『片想いの春夏秋冬』が、シネトライブ2003審査員作品賞。シネヴィスシネマ2003 KODAK AWARDグランプリ、その後全州国際映画祭などでも上映され、国内の映画祭にて多数入賞。又、製作と脚本で関わった、卒業制作作品『Monster's High』は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて招待上映される。卒業後、大阪芸術大学、大学院に進み、念願の35mm長編『怨念黒髪の復讐』を監督した。
上映作品『怨念・黒髪の復讐』
Rose of the Ghost Doll 2006/日本/90分/35mm 
監督・脚本・編集:浜田弘典


松井良彦/Yoshihiko Matsui
松井良彦は、80年代を代表する日本のインディペンデント映画(自主製作映画)『追悼のざわめき』(88)の監督として知られる。日本で自主製作映画が台頭しはじめた70年代末に石井聰亙の狂映舎に参加、1979年の『錆びた缶空』でオフシアター・フィルム・フェスティバル(現・PFF)に入賞。つづいて第2作『豚鶏心中』(81)もそれぞれスキャンダラスな内容で映画関係者に限らずミュージシャンやアーチストなど80年代の日本のアンダーグラウンドシーンに衝撃を与えた。撮影はそれぞれ石井聰亙、原一男が担当した。特に88年の第3作『追悼のざわめき』は国内でも上映館のほとんどで観客動員記録を打ち出し、独立プロとしては珍しく、収益をあげ、塚本晋也、山本政志らとともに80年代末の日本を代表するインディペンデント監督の一人となった。しかし数カ国の海外映画祭では一時上映が禁止、完成10年後の1998年4月、ドイツを皮切りにデンマーク、ノルウェーの七都市で上映され、世紀末になってようやく松井良彦の名前は欧州でも知られるようになった。そして『追悼のざわめき』から20年近くを経て本年はじめてデジタル撮影した最新作『どこに行くの?』を完成。公開を来年に予定している。現在、さらなる新作映画の脚本を執筆中。『追悼のざわめき』DVDも近日発売。







スケジュール1  @シネヌーヴォ(大阪・九条)

11/2(金) 10:30〜開場
11:00〜『怨念・黒髪の復讐』(終映12:35)
     上映前、浜田弘典監督舞台挨拶

13:10〜『地下室(底下)』(終映14:55)

15:10〜『舉自塵土』(終映18:05)
     上映前、ガン・シャオアル監督舞台挨拶


18:30〜アジアン・ミーティング シンポジウム
    「中国インディペンデント映画の革新と未来」
19:30〜『馬鳥甲』(終映21:05)
     上映前、チャオ・イエ監督舞台挨拶

Pコード:478−092
前売券は、インターネット、電話予約のほか、チケットぴあ店舗、ファミリー
マート、サークルK、サンクスにて発売中!

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スケジュール2  @PLANET+1(大阪・中崎町)

11:00〜『アザー・ハーフ』
当日¥1200

12:00〜交流パーティ(PLANET+1/1Fカフェ太陽ノ塔) 参加費1500円


http://www.oaff.jp/

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