参考:第二次世界大戦中は実際にスパイとして活動したイアン・フレミング (Ian Lancaster Fleming、1908年5月26日- 1964年8月12日)、イギリス・ロンドン生まれの冒険小説家。国会議員の家庭に生まれ、陸軍士官学校卒業後、銀行や問屋を経て、ロイター通信の支局長(外信部長)としてモスクワに赴任。 1939年からイギリス海軍情報部(MI-6)に勤務、第二次世界大戦中は実際にスパイとして活動する。終戦後、ジャマイカの別荘「ゴールデンアイ」に居住。 1953年に、それまでの経験をもとに「ジェームズ・ボンド」シリーズ第1作となる長編『カジノ・ロワイヤル』を発表する。 1964年に遺作となった『黄金の銃をもつ男』を校正中に心臓麻痺で死去。 ちなみに主人公の名前「ジェームズ・ボンド」については、007公式DVD内では007小説を書こうとしたときに机の上にあった本(Birds of the West Indies)の著者の名前だと本人が語っている。 妻はアン・ロザーメア(-1981)。息子はカスパー(-1975)。従兄弟は俳優のクリストファー・リー(『007号/黄金の銃をもつ男』の敵役スカラマンガ )。 『スパイメーカー』(1990年)はイアン・フレミングを題材にした映画。 監督:フェルディナンド・フェアファックス 主演:ジェイソン・コネリー(ショーン・コネリーの息子) 著作リスト 長編 「ジェームズ・ボンド」シリーズ 『カジノ・ロワイヤル』 Casino Royale(You Asked for It) (1953) 『死ぬのは奴らだ』 Live and Let Die (1954) 『ムーンレイカー』 Moonraker(To Hot to Handle) (1955) 『ダイヤモンドは永遠に』 Diamonds are Forever (1956) 『ロシアから愛をこめて』 From Russia, With Love (1957) 『ドクター・ノオ』 Doctor No (1958) 『ゴールドフィンガー』 Goldfinger (1959) 『サンダーボール作戦』 Thunderball (1961) 『わたしを愛したスパイ』 The Spy Who Loved Me (1962) 『女王陛下の007』 On Her Majesty's Secret Service (1963) 『007は二度死ぬ』 You Only Live Twice (1964) 『007号/黄金の銃をもつ男』 The Man with the Golden Gun (1965) (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
参考:「ゼロ・ゼロ・セブン」ではなく「ダブル・オー・セブン」のジェームズ・ボンド (James Bond) 架空の人物。イギリスの作家イアン・フレミング(1908年 - 1964年)のスパイ小説およびこれを原作とする映画の主人公である、イギリス情報部のエース情報員。殺人許可証(任務遂行中は自分の一存で人を殺めても不問にされる)を与えられており、「007」のコードネームを持つ。 なおこのコードネーム「007」を「ゼロ・ゼロ・セブン」と読む日本人は多いが、正しくは「ダブル・オー・セブン」である。 以下のプロフィールはフレミングの原作小説に準拠する。 1920年頃の出生でアッパーミドルクラスの家庭に生まれ、名門パブリックスクールのイートン校(Eton)に学んだ。第二次世界大戦中はイギリス海軍に所属、退役時の階級は中佐。のち情報部からのスカウトでスパイとなる。 商社「ユニバーサル商会(Universal Exports)」に偽装したイギリス秘密情報部に勤務。上司は通称「M」と呼ばれる退役海軍提督(本名はサー・マイルズ・メッサヴィー)。Mの部下には有能な専属秘書ミス・マネーペニーがいる。 ロンドン市内の高級アパートメントに、子供の頃から付き従う口うるさいが忠実な老メイドと共に居住。正式な結婚歴は1回だが結婚直後に死別(「女王陛下の007(On Her Majesty's Secret Service)」1961年)。 スポーツを好むダンディなプレイボーイで美食家(卵料理を好む)。特注の煙草(ロンドンの「モーランド」で作らせた金線入り)を切らさないヘビースモーカー。酒にはうるさく、「ステアせず、シェイクしたウオツカ・マティーニ」を愛飲する。 格闘術に優れ、自動車や銃の扱いに長ける(原作小説では高級車ベントレーがマイカー)。愛用の銃は、原作では、当初25口径のベレッタM418だったが、1956年の「ロシアから愛をこめて(From Russia with Love)」ではベレッタの作動トラブルによって危機に陥り、1958年の「ドクター・ノオ(Dr. No)」からは7.65mm口径のワルサーPPK(Walther PPK)を使うようになった(映画18作目「トゥモロー・ネバー・ダイ(Tomorrow Never Dies)」からは9mmパラベラム弾仕様のワルサーP99となった)。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
「戦場にかける橋」(せんじょうにかけるはし The Bridge on the River Kwai) 製作:1957年 イギリス、アメリカ コロムビア配給 監督:David Lean デイヴィッド・リーン 出演:William Holden ウィリアム・ホールデン(Shears) Alec Guinness アレック・ギネス(Colonel_Nicholson) Jack Hawkins ジャック・ホーキンス(Major_Warden) 早川雪洲 ハヤカワセッシュウ(Colonel_Saito) James Donald ジェームズ・ドナルド(Major_Clipton) ・ 第2次大戦下、タイ、ビルマ国境の日本軍捕虜収容所を舞台に日英両軍兵士の人間愛を描いた一篇。フランスの作家ピエール・ブウルの小説「クワイ河の橋」を原作に、ブウルと作家のカルダー・ウィリンガム、それに「旅情」のデイヴィッド・リーンが脚色を書き、リーンが監督した。撮影監督は「追想」のジャック・ヒルドヤード、音楽は「嵐の中の青春」のマルコム・アーノルド。 主演は「ロケットパイロット」のウィリアム・ホールデン、「白鳥」のアレック・ギネス、「ピラミッド」のジャック・ホーキンス、「東京暗黒街 竹の家」の早川雪洲。