「リリー・マルレーン」
＜元気コメント＞
戦場における音楽による慰め、それには敵も味方もなかった。
苦しい時に聞いた音楽は、いつまでも心に残っている。
＜あらすじ＞
1938年、ナチスの勢力が増す一方のヨーロッパ。
有能な音楽家でユダヤ人のロバート(ジャンカルロ・ジャンニーニ)は、仕事の旅行に、愛人で歌手のビリー(ハンナ・シグラ)を伴っていた。
ロバートの父ダヴィッド(メル・フェラー)は富豪でユダヤ人救済組織を主幸しており、ビリーとの結婚には反対だった。
ユダヤ人狩りがはじまっていた矢先で、アーリア人種のビリーといっしょの方が安全だったが、帰路はダヴィッドの工作で別々になる二人。
彼女は知り合いのヘンケル(カール・ハインツ・フォン・ハッセル)の紹介である酒場で歌う仕事を得た。
その仕事の初日、ビリーはヒトラーお気に入りの“リリー・マルレーン"を歌うが、酔った客が捲き起こした騒動から店はめちゃめちゃになり、屈辱を味わう・・・
＜データ＞
「リリー・マルレーン」（Lili Marleen）
http://
製作:１９８１年 西ドイツ 日本ヘラルド映画配給
監督：Rainer Werner Fassbinder ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
原作：Lala Anderson ララ・アンデルセン 「リリー・マルレーン」
http://
出演：Hanna Schygulla ハンナ・シグラ （Wilkie Bunterberg）
Giancarlo Giannini ジャンカルロ・ジャンニーニ （Robert Mendelsson）
Mel Ferrer メル・フェラー （David Mendelsson）
Karl Heinz von Hassel カール・ハインツ・フォン・ハッセル （Henkel）
Christine Kaufmann クリスティーネ・カウフマン （Miriam）
解説：第2次大戦下のヨーロッパを舞台に愛に生き歌に生きたひとりの女性歌手の姿を描く。
製作はルッギ・ヴァルトライトナー、監督は「マリア・ブラウンの結婚」
http://
のライナー・ヴェルナー・ファスビンダー。
ララ・アンデルセンの原作を基にマンフレッド・プルツァー・ファスビンダーが脚色。
撮影はザヴィエル・シュワルツェンベルガー、音楽はペール・ラーベン、編集はユリアーネ・ローレンツ、美術はハリー・ベアーが各々祖当。
出演はハンナ・シグラ、ジャンカルロ・ジャンニーニ、メル・フェラー、カール・ハインツ・フォン・ハッセル、クリスティーネ・カウフマン、ハーク・ボーム、カリン・バール、ウド・キアなど
＜「リリー・マルレーン」と言えば＞
★『リリー・マルレーン』
（Lili Marleen）は、第二次世界大戦中に流行したドイツの歌謡曲。
1915年にロシアへの出征を前にドイツの詩人ハンス・ライプ (Hans Leip) がベルリンのある兵営の営門に歩哨に立った時に創作した詩集 "Das Lied eines jungen Soldaten auf der Wacht" に収録されていた詩をもとに、第二次世界大戦直前の1938年に、作曲家ノルベルト・シュルツェ (Norbert Schultze) が曲をつけ、歌手のララ・アンデルセンが歌った。
歌詞は、
兵営の大門の前に街灯が立っている
そこで恋人と再会したい
と熱い思いを歌ったものである。
男性の気持ちを歌った詩であるが、女性歌手によって歌われることが多い。
（大戦下での流行）
第二次世界大戦下では、21時57分にベオグラードのドイツ軍放送局から流れるこの歌に、多くのドイツ兵が、戦場で耳を傾け故郷を懐かしみ、涙を流したといわれている。
また、ドイツ兵のみならずイギリス兵の間にも流行したため、北アフリカ戦線のイギリス軍司令部は同放送を聞くことを禁じた。
日本ではベルリン出身のハリウッド女優、マレーネ・ディートリッヒの持ち歌
（収録マレーネ・ディートリッヒの全て）
http://
第二次世界大戦当時、ナチス政権下のドイツを離れ、アメリカの市民権を得ていたディートリヒは進んで連合軍兵士を慰問、この歌を歌った。
このためにドイツでは彼女は敵側の人間（反逆者）と見なされ、戦後も不人気であった。
（出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』）
＜映画クイズ＞
▲今回「リリー・マルレーン」の中で
ある曲と誤って放送局で流したことにより一躍「リリー・マルレーン」の曲が人気となったのだが、その誤った曲の方の題名は？
（正解は次回）
▼前回「らくだ銀座」の中で
４年前に町を去り帰国した光の兄貴分とは誰？
正解 卓馬(根本博成)
◆◆この映画をご覧になった方は感想をお寄せ下さい
（今回お便りはございません）
◇◇貴方のご覧になった他の＜元気の出た映画・ドラマ＞をご紹介して下さい
↓オススメ映画をお寄せ頂いたお便りです
【飛んださんのオススメ「千の風になって／家族へのラブレター」】
この間見たＤＶＤで気に入りましたので投稿します。
なんだか他人事とは思えませんでした。（飛んだ）
☆☆飛んださん、お便りありがとうございました。
命の尊さを感じさせてくれるドラマでしたね。
またのお便りをお待ちしております。（映画で元気）
＜データ＞
「千の風になってドラマスペシャル ドキュメンタリー・ドラマ「千の風になって・家族へのラブレター」 」
http://
製作：２００７年 日本 森川真行
出演者： 黒木瞳 林遣都 石橋杏奈 石黒賢 泉ピン子 福士誠治
解説：2007年8月放映、実話をコンセプトにした感動ドラマ第1弾。
元キャビンアテンダントの主婦・杏子は、家族に恵まれ、平凡ながらも幸せに暮らす毎日。
しかし、ある日の検査で胃がんが発覚、さらに余命3ヵ月を宣告されてしまう・・・
＜元気コメント＞
戦場における音楽による慰め、それには敵も味方もなかった。
苦しい時に聞いた音楽は、いつまでも心に残っている。
＜あらすじ＞
1938年、ナチスの勢力が増す一方のヨーロッパ。
有能な音楽家でユダヤ人のロバート(ジャンカルロ・ジャンニーニ)は、仕事の旅行に、愛人で歌手のビリー(ハンナ・シグラ)を伴っていた。
ロバートの父ダヴィッド(メル・フェラー)は富豪でユダヤ人救済組織を主幸しており、ビリーとの結婚には反対だった。
ユダヤ人狩りがはじまっていた矢先で、アーリア人種のビリーといっしょの方が安全だったが、帰路はダヴィッドの工作で別々になる二人。
彼女は知り合いのヘンケル(カール・ハインツ・フォン・ハッセル)の紹介である酒場で歌う仕事を得た。
その仕事の初日、ビリーはヒトラーお気に入りの“リリー・マルレーン"を歌うが、酔った客が捲き起こした騒動から店はめちゃめちゃになり、屈辱を味わう・・・
＜データ＞
「リリー・マルレーン」（Lili Marleen）
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製作:１９８１年 西ドイツ 日本ヘラルド映画配給
監督：Rainer Werner Fassbinder ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
原作：Lala Anderson ララ・アンデルセン 「リリー・マルレーン」
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出演：Hanna Schygulla ハンナ・シグラ （Wilkie Bunterberg）
Giancarlo Giannini ジャンカルロ・ジャンニーニ （Robert Mendelsson）
Mel Ferrer メル・フェラー （David Mendelsson）
Karl Heinz von Hassel カール・ハインツ・フォン・ハッセル （Henkel）
Christine Kaufmann クリスティーネ・カウフマン （Miriam）
解説：第2次大戦下のヨーロッパを舞台に愛に生き歌に生きたひとりの女性歌手の姿を描く。
製作はルッギ・ヴァルトライトナー、監督は「マリア・ブラウンの結婚」
http://
のライナー・ヴェルナー・ファスビンダー。
ララ・アンデルセンの原作を基にマンフレッド・プルツァー・ファスビンダーが脚色。
撮影はザヴィエル・シュワルツェンベルガー、音楽はペール・ラーベン、編集はユリアーネ・ローレンツ、美術はハリー・ベアーが各々祖当。
出演はハンナ・シグラ、ジャンカルロ・ジャンニーニ、メル・フェラー、カール・ハインツ・フォン・ハッセル、クリスティーネ・カウフマン、ハーク・ボーム、カリン・バール、ウド・キアなど
＜「リリー・マルレーン」と言えば＞
★『リリー・マルレーン』
（Lili Marleen）は、第二次世界大戦中に流行したドイツの歌謡曲。
1915年にロシアへの出征を前にドイツの詩人ハンス・ライプ (Hans Leip) がベルリンのある兵営の営門に歩哨に立った時に創作した詩集 "Das Lied eines jungen Soldaten auf der Wacht" に収録されていた詩をもとに、第二次世界大戦直前の1938年に、作曲家ノルベルト・シュルツェ (Norbert Schultze) が曲をつけ、歌手のララ・アンデルセンが歌った。
歌詞は、
兵営の大門の前に街灯が立っている
そこで恋人と再会したい
と熱い思いを歌ったものである。
男性の気持ちを歌った詩であるが、女性歌手によって歌われることが多い。
（大戦下での流行）
第二次世界大戦下では、21時57分にベオグラードのドイツ軍放送局から流れるこの歌に、多くのドイツ兵が、戦場で耳を傾け故郷を懐かしみ、涙を流したといわれている。
また、ドイツ兵のみならずイギリス兵の間にも流行したため、北アフリカ戦線のイギリス軍司令部は同放送を聞くことを禁じた。
日本ではベルリン出身のハリウッド女優、マレーネ・ディートリッヒの持ち歌
（収録マレーネ・ディートリッヒの全て）
http://
第二次世界大戦当時、ナチス政権下のドイツを離れ、アメリカの市民権を得ていたディートリヒは進んで連合軍兵士を慰問、この歌を歌った。
このためにドイツでは彼女は敵側の人間（反逆者）と見なされ、戦後も不人気であった。
（出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』）
＜映画クイズ＞
▲今回「リリー・マルレーン」の中で
ある曲と誤って放送局で流したことにより一躍「リリー・マルレーン」の曲が人気となったのだが、その誤った曲の方の題名は？
（正解は次回）
▼前回「らくだ銀座」の中で
４年前に町を去り帰国した光の兄貴分とは誰？
正解 卓馬(根本博成)
◆◆この映画をご覧になった方は感想をお寄せ下さい
（今回お便りはございません）
◇◇貴方のご覧になった他の＜元気の出た映画・ドラマ＞をご紹介して下さい
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【飛んださんのオススメ「千の風になって／家族へのラブレター」】
この間見たＤＶＤで気に入りましたので投稿します。
なんだか他人事とは思えませんでした。（飛んだ）
☆☆飛んださん、お便りありがとうございました。
命の尊さを感じさせてくれるドラマでしたね。
またのお便りをお待ちしております。（映画で元気）
＜データ＞
「千の風になってドラマスペシャル ドキュメンタリー・ドラマ「千の風になって・家族へのラブレター」 」
http://
製作：２００７年 日本 森川真行
出演者： 黒木瞳 林遣都 石橋杏奈 石黒賢 泉ピン子 福士誠治
解説：2007年8月放映、実話をコンセプトにした感動ドラマ第1弾。
元キャビンアテンダントの主婦・杏子は、家族に恵まれ、平凡ながらも幸せに暮らす毎日。
しかし、ある日の検査で胃がんが発覚、さらに余命3ヵ月を宣告されてしまう・・・
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