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映画で元気コミュのNO.61「ほ」のつく元気になった邦画「墨東綺譚」

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「墨東綺譚」(ぼくとうきたん)

<元気コメント>
永井荷風という作家の自由な生き方に共感してついついこの映画を見てしまいます。
 
<あらすじ>
 1873年、良家の長男として生まれ育った荷風(津川雅彦)は父
の意向に反し、早くから文学の道を志した。
 荷風文学の真髄は女性を描くことで、特に社会の底辺に生きる女性達に目が向けられた。
 そのため紅燈に親しむことも多く、荷風は文人たちから遊蕩児とみなされた・・・

<データ>
「墨東綺譚」
http //click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=ZnyRuZTB*R4&offerid=77438.526316614&type=10&subid=
 製作:1992年 ATG=東宝共同
 監督:新藤兼人 シンドウカネト
 原作:永井荷風 ナガイカフウ 「墨東綺譚」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101069069?ie=UTF8&tag=eigadegenki-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4101069069
 出演:津川雅彦 ツガワマサヒコ (永井荷風)
     墨田ユキ スミダユキ (お雪)
     宮崎淑子 ミヤザキヨシコ (お久)
     瀬尾智美 セオトモミ (お歌)
     八神康子 ヤガミヤスコ (黒沢きみ)

・ 墨東(ぼくとう)、玉ノ井に咲いた可憐な娼婦お雪との狂おしいまでの
 ロマンスを中心に、文化勲章受賞作家であり、一代の遊蕩児であった
 永井荷風の半生を描く。
 脚本・監督は「さくら隊散る」の新藤兼人。撮影は同作の三宅義行がそれぞれ担当
「さくら隊散る」:
http //click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=ZnyRuZTB*R4&offerid=77438.526316617&type=10&subid=
 日本映画界の重鎮、新藤兼人監督が広島で被爆した演劇集団の悲劇を、貴重な証言などを集めて再現したドキュメンタリー作品。
 巡演先で被爆した移動演劇隊“櫻隊”のメンバーは即死こそ免れたものの、放射能による病に犯され徐々に衰弱して死んでいった。

参考:墨東綺譚(ぼくとうきたん)
 永井荷風の小説。
 著者の最高傑作とも呼ばれている。
 1936年に執筆され、1937年(昭和12年)に私家版として発表。
 同年、東京朝日新聞に連載され、岩波書店から単行本が刊行された。
 銘酒屋街(私娼窟)である玉の井を舞台に、小説家・大江匡と娼婦・お雪との出会いと別れを、四季の移り変わりとともに美しくも哀れ深く描いている。
 『断腸亭日乗』には荷風の玉の井通いの様子が書かれており、主人公大江は作者の分身とも考えられる。
 なお、文末に「作者贅言」なる章が付いており、銀座のカフェー風俗や亡友の思い出などが綴られている。
 舞台となった玉の井は関東大震災の後、浅草にあった銘酒屋街(私娼窟)が移転してきたもので、現在の東武伊勢崎線東向島駅(旧名・玉ノ井駅)付近である。
 なお、「?」は永井荷風の創作漢字で隅田川(墨田川)を指す。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

(もう一つの「墨東綺譚」)
「墨東綺譚」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000ANW0WS?ie=UTF8&tag=eigadegenki-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000ANW0WS
製作:1960年 東宝
監督:豊田四郎
出演:山本富士子、芥川比呂志、新珠三千代、乙羽信子

・ 永井荷風の没後一周年を記念して、豊田四郎監督が同名小説を映画化した文芸作。
 東京の郊外、隅田川の東にある遊廓で中学教師・順平は、お雪という娼婦と出会い恋に落ちる。
 だが、そんなふたりの関係が、順平の妻・光子の知るところとなり…。

【「永井荷風」と言えば】

 永井 荷風(ながい かふう、男性、1879年12月3日 - 1959年4月30日)
 日本の小説家である。
 耽美的な作風で明治から昭和にかけて活躍した。
 本名は永井壯吉(−そうきち)。
 号は断腸亭主人、金阜山人。

★落語家を目指した
 1879年、東京市小石川区に愛知県士族 永井久一郎、つねの長
男として生まれた。
 東京高等師範学校附属中学(現在の筑波大学附属中学校・高等
学校)に編入学。
 一高受験に失敗、東京外国語学校(東京高等商業学校<現・一
橋大学>附属外国語学校清語科)に入学するも除籍。
 この頃作家や落語家を目指した。
 朝寝坊夢らくに入門して三遊亭夢之助と名乗ったが父の反対で
断念。
 小説家広津柳浪や歌舞伎劇作者福地桜痴の門下となった。

★近代フランスの詩人を紹介
 エミール・ゾラの影響を受けた1902年の「地獄の花」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003104250?ie=UTF8&tag=eigadegenki-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4003104250
で注目を浴びた。
 アメリカ・フランスへ滞在(日本公使館や横浜正金銀行に勤務)、帰朝後
『あめりか物語』
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003104269?ie=UTF8&tag=eigadegenki-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4003104269
『ふらんす物語』
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003104293?ie=UTF8&tag=eigadegenki-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4003104293
を発表。
 年下の谷崎潤一郎らとともに耽美主義の作風を示し、島崎藤村ら
の自然主義が中心であった日本の文学界に新風を吹き込んだ。
 また、ボードレールやヴェルレーヌら、近代フランスの詩人を紹介。
 1910年〜1916年、上田敏・森鴎外の推薦により、慶應義塾大学
教授となり、『三田文学』を主宰。
 一方で、軽薄な日本の近代文明を嫌悪して江戸文化に憧れた。
 大逆事件(1910年)ののちには、封建制度のもとで芸術に沈潜し
ていた江戸の戯作者の心境を偲び、
「腕くらべ」(1916年-連載)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003104129?ie=UTF8&tag=eigadegenki-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4003104129
など花柳界を舞台にした花柳小説を発表した。

★文化勲章受章
 東京大空襲で住まいを失い、菅原明朗、永井智子夫妻とともに、
明石市さらに岡山市へと疎開。
 そのたびに空襲に合い九死に一生を得る。
 岡山県津山へ疎開中の谷崎潤一郎を訪問ののち、岡山市郊外
の避難先に帰り、そこで終戦を知る。
 急ぎ上京。後に千葉県市川市菅野に移る。
 1952年文化勲章受章。
 1959年に79歳で没。
 侘び住まいののちの孤独死であった。

★偏喜館
 多額の遺産(2005年現在の貨幣価値で3億円以上)を残していた
ことでも話題を呼んだ。
 雑司ヶ谷霊園に眠る。
 ほかに、故人の遺志があった南千住の浄閑寺に、知友有志が建
立した詩碑と筆塚がある。
 養子の永井永光(ひさみつ)は、荷風のいとこ大島一雄(杵屋五叟
 きねやごそう)の次男。銀座でバー「偏喜館」を経営していた。
 作家高見順と詩人阪本越郎も荷風のいとこ。
 三島由紀夫とは三島の父方の祖母の実家である永井家を通して
遠い親戚に当たる。

★主要作品
 『地獄の花』1902年刊
 巨大な富を有しながら社会から擯斥される黒淵家に、家庭教師と
して入った園子だが…。荷風の青春期を記念する、気魄に溢れた
代表作
 『あめりか物語』1908年刊
 明治41年,自然主義文学の隆盛に新鮮な一撃をくわえた短篇集
.文明の落差をみつめる洋行者や異郷にある日本人の胸底の思い
がシアトルやセントルイス,首都,NYの描写に明滅する。
『ふらんす物語』1909年(発売禁止)
 明治四〇年七月、二七歳の荷風は四年間滞在したアメリカから
憧れの地フランスに渡った。
 彼が生涯愛したフランスでの恋、夢、そして近代日本への絶望―
 屈指の青春文学の「風俗を壊乱するもの」として発禁となった初版
本(明治四二年刊)を再現
『冷笑』1910年刊
『すみた川』1911年刊
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003104226?ie=UTF8&tag=eigadegenki-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4003104226
 母を常磐津の師匠に、伯父を俳諧の宗匠に特つ中学生長吉の、い
まは芸妓になった幼馴染お糸への恋心を、詩情豊かに描いた『すみ
だ川』。
 『珊瑚集』(訳詩集)1913年刊
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000JBBBGC?ie=UTF8&tag=eigadegenki-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000JBBBGC
 『日和下駄』(随筆)1915年刊
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061976850?ie=UTF8&tag=eigadegenki-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4061976850
  「一名 東京散策記」の通り「江戸切図」を持った永井荷風が、思
いのまま東京の裏町を歩き、横道に入り市中を散策する
 『腕くらべ』1918年刊
 20歳代半ばを過ぎ、花柳界にあっては「年増」と呼ばれる新橋の二流芸者、駒代。
 いかにも「荷風好み」と言えなくもない、幸薄い主人公である。
身請けされて一時は東北へ引きこもるが、旦那と死別し、身のやる
 方なく再び東京の芸者屋に舞い戻る。
「ああ芸者はいやだ、芸者になれば何をされても仕様がない…」と
心の内では嘆くものの、他に行き場があるわけではない。
 虚栄と打算の渦巻く非情な世界で、駒代が恋の「腕くらべ」に破れて落ちていく様が描かれる
『おかめ笹』1920年刊
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003104196?ie=UTF8&tag=eigadegenki-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4003104196
  一切の抒情性を排し色欲と金銭欲にこり固った画家、元知事一家の醜猥さを滑稽小説に仕立てた特異な作品
『つゆのあとさき』1931年刊
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003104145?ie=UTF8&tag=eigadegenki-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4003104145
『墨東綺譚』1937年刊
『断腸亭日乗』(一部は1947年刊『荷風日歴』)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/400310420X?ie=UTF8&tag=eigadegenki-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=400310420X
  永井荷風(1879‐1959)は38歳から79歳の死の直前まで42年間に
わたって日記を書きつづけた。
 断腸亭とは荷風の別号、日乗とは日記のこと。岩波版全集で約3000ページにのぼるその全文からエッセンスを抄出し読みやすい形で提供する。
 この壮絶な個人主義者はいかに生き、いかに時代を見つづけたか

★荷風の住まい
 1879年 東京府東京市小石川区金富町(現・文京区春日二丁目)
      に生まれる(生家の思い出を小説『狐』に書く)
 1902年 東京市牛込区大久保余丁町(現・新宿区余丁町)に転居
 1903年-1908年 アメリカ、フランス滞在
 1918年 東京市京橋区築地(現・中央区築地)に転居(断腸亭)
 1919年 東京市麻布区市兵衛町(現・東京都港区六本木)に転居
      (偏奇館)
 1945年 岡山県に疎開
 1947年 千葉県市川市に転居

★ 結婚・女性
 1912年 斎藤ヨネと結婚。兼ねて馴染みの新橋芸者の八重次に入
       れ込み、家庭を顧みず
 1913年 父の死後まもなく、ヨネと離婚
 1914年 八重次と結婚、弟威三郎と絶縁 八重次は本名内田八重
       (1880-1966)。後の日舞藤蔭流初代家元藤蔭静枝。
 1915年 八重次と離婚
  生涯の間に交渉を持った女性の思い出を1936年1月30日の日記に
 書いている。
  子どもを設けたくないと思い、必ず避妊具を使用していたという。
 (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』) 

↓NO.60「北京の55日」をご覧になってお寄せ頂いたお便りです
【11/19(日)大作っていいですね】
 新たに大きい画面のテレビを買ったので、いい映画を見たいと思ってこの映画を見ました。
 大作は迫力がちがいますね。(世田谷 飯塚)

 ☆☆世田谷の飯塚さん、お便りありがとうございました。
 新しいテレビ、それだけでもワクワクしますが、大画面ならなお素晴らしいことでしょうね。
 次はそのテレビでご覧になったオススメの映画をお寄せ下さい。                       (映画で元気)

◆◆NO.61「墨東綺譚」をご覧になった方は感想をお寄せ下さい
 連絡先:mdreamk@mbn.nifty.com 題名 NO.61 「墨東綺譚」

↓オススメ映画をお寄せ頂いたお便りです
【カーマンベールさんのオススメ「ベイブ」】
 動物を扱った映画をよく見るが、その中でも「ベイブ」はピカイチだ。
 それに第2作の「ベイブ都会へ行く」も悪くない。(カーマンベール)

☆☆カーマンベールさん、お便りありがとうございました。
 動物を扱ったものでは、自然界のそのものと、人間との関わりとを扱ったものに分れると思いますが、自然界モノのオススメ作品のお便りをお待ちしております。(映画で元気)

「ベイブ」(Babe)
http //click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=ZnyRuZTB*R4&offerid=77438.526316619&type=10&subid=
 製作:1995年 オーストラリア アメリカ
 監督:Chris Noonan クリス・ヌーナン
 原作:Dick King Smith ディック・キング・スミス
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4894231166?ie=UTF8&tag=eigadegenki-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4894231166
 出演:James Cromwell ジェームズ・クロムウェル (Farmer Hoggett)
     Magda Szubanski マグダ・ズバンスキー (Esme Hoggett)
     Christine Cavanaugh クリスティン・カウゲァナー (Babe(VOICE))
     Miriam Margolyes ミリアム・マーゴリーズ (Fly(VOICE))
     Danny Mann ダニー・マン (Ferdinand(VOICE))
     Hugo Weaving ヒューゴ・ウィーヴィング (Rex(VOICE))
     Mirian Flynn ミリアム・フリン (Maa(VOICE))
     Russie Taylor (Cat(VOICE))

・立派な牧羊犬ならぬ牧羊豚になることを夢見る無垢な子ブタの奮闘を描く感動作。
 500匹にも上る本物とSFXを巧みに組み合わせた、動物たちの“演技"がみごと。
 イギリスの童話作家ディック・キング・スミスの『The Sheep-Pig』を、「マッドマックス」シリーズや「ロレンツォのオイル 命の詩」のジョージ・ミラーの製作・脚本で映画化。
 監督は本作が初の劇場用映画となるオーストラリアの監督、クリ
ス・ヌーナンがあたった。
 脚本はミラーとヌーナン、製作はミラー、ダグ・ミッチェル、ビル・ミラー。
 撮影はアンドリュー・レズニー、音楽はナイジェル・ウェストレイク、美術はロジャー・フォード、編集はマーカス・ダルシーとジェイ・フリードキン。
 アニマトロニクス(ロボット)製作はジム・ヘンソンズ・クリーチャー・ショップ、動物演技指導は「ベートーベン」シリーズのカール・ルイス・ミラーが担当。
 出演は「名探偵登場」「ピンク・キャデラック」のジェームズ・クロムウェル、オーストラリアのトップ・コメディエンヌのマグダ・ズバンスキーほか。
 第68回アカデミー視覚効果賞、全米批評家協会最優秀作品賞受賞

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