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ゲスノート(音楽理論習得)コミュの第34回・・・スケール編【ドリアン】

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おざ――――――――――――――――っっっす!!!
みなざんSECOM(元気)してましたか?
本当はもっと早く更新する予定だったのですが、いかんせんブラック企業で働いているのでなかなかどうしてその機会がありませんでした(-_-;)
加えて10年来憧れていたTOM ANDERSONっていうギターをゲットしたり、世界的ドラマー新井田孝則さんとセッションする機会があったりで完全にmixi放置プレイでした。まぁそんな戯言はさておき・・・。

今回からスケール編ということで第1回目はドリアンスケールを取り上げようと思っています。うむ、大学時代に好きな女の子に『山口くん(自分の本名)てドリアン助川に似てるよねwww』と言われた甘酸っぱい思い出が甦りますですはい。
あぁそうそう、結構前の話なんであれですがそれ用に曲作ってみました。本当はちゃんとDTMで作り込んでライン録りした音源をうぷしたかったのですが、はっきり言ってそんな暇はまったくなかったのでこの汚らしい音源で我慢してください(それはケツのほうで・・・)。サーセン!!!


で、これまでにもちょいちょい述べてきたと思いますが、やれテンションコードだのスケールだのモードを理解するのに大切なのは、音の羅列を丸暗記するのではなく、飽くまでも『どの音を加えたらどういった効果が得られるのか』を念頭に置いて解釈するということです。それでは以下に説明していきます。

【ドリアンスケールの解釈】・・・・例えば今回の曲ですが、主に『Aドリアンスケール』を用いて作ってみました。なお、KeyはAマイナー(平行調はC)、つまり調合上は#もフラットもつかないということになります。これが今回の肝の一つですね。また、ドリアンスケールは『マイナーの響きを持っている』ということも重要です(てゆうかそれが一番大事です)。
それらを踏まえてAドリアンのスケールの構成音は

A(ルート)
B(9th)
C(マイナー3rd)
D(4th)
E (パーフェクト5th)
F#(メジャー6th)
G (マイナー7th)
A (ルートに戻る・・・)

・・・となります。お気づきかと思いますが、6番目の音である『F(マイナー6th)』に#がついています。本来Key=Aマイナー(つまりC)で使われる音はAマイナースケール(つまりCメジャースケール)になるはずなのに、この曲中では頻繁に『F#』が出てきます。
結論からいうと、Aマイナースケールだけで弾くとドマイナー感が出てしまうのでマイナー6thの音をメジャー6thに『ずらして』少し浮遊感のあるマイナー感を演出しているのです(演出できていなかったらサーセンwww)。しかしこの解釈の仕方では完全ではありません。それではもう少し掘り下げてみましょう。


ギタリストが大好きなスケールにペンタトニックスケールというものがあります。ここではKeyがAマイナーなので使用するスケールは『Aマイナーペンタトニック』となります。
Aマイナーペンタトニックスケールはご存知の通り
A(ルート)
C(マイナー3rd)
D(4th)
E(パーフェクト5th)
G(マイナー7th)・・・の5音で構成されています。

しかし!多くのギタリストが苦悩していると思いますが、マイナーペンタトニックだけでアドリブしているとものすごいマンネリズムに陥ります!実際のところ、自分ごときは今でも苦しんでいます(汗)。
そこで!9thであるBを足してみましょう!コード編でも述べましたが、9thという音はコードやスケールに透明感を与えてくれます。これで少しただのマイナーペンタトニックよりはこじゃれた雰囲気が出たと思います。しかしまだまだだな・・・。

というわけでマイナー6thではなく、『メジャー6th』である『F#』を足してみましょう!そうすると先に述べた少し浮遊感のあるマイナー感が得られるのです。

(なんだ、さっきと言ってる事同じじゃん)と思ったかもしれませんが違うんです!ただ『AマイナースケールのFをF#にずらしただけ』の音の羅列を弾くのと、『Aマイナーペンタトニックにテンションである9th(B)と※マイナー13th(F#)を足すこと』を意識して弾くのでは全く違うのです!
※(テンションという解釈のため6thを13thに変えています。音は同じ『F#』です)
飽くまでもAマイナーペンタトニックでフレーズを構成しながら、テンションノートをスパイスとして加えていくという考え方が正解だと思います。この辺はテンションコードに通じるものがあると思います。

以上がドリアンスケールの正しい解釈になります。



【スケールの解釈の落とし穴】・・・さて、若かりし頃に理論書を読みあさって間違った覚え方をしてしまった自分の経験談をお話します。俗にいう『イドフリミエロ』ってやつです。
例えばCメジャースケールを基にすると
イ(オニアン)
ド(リアン)
フ(リジアン)
リ(ディアン)
ミ(クソリディアン)
エ(オリアン)
ロ(クリアン)・・・といった具合に、メジャースケールの2番目の音から弾き始めたらドリアン、3番目から弾き始めるとフリジアン、4番目から弾き始めたらリディアンの音の羅列になるよ〜ってやつですね。
まずこの落とし穴の第一に、『Key=Cの曲中でDドリアンを弾こうがEフリジアンを弾こうがCメジャースケールを弾いているに過ぎない』ということが挙げられます。そりゃそうですよね。
確かにCメジャースケールの2番目の音であるDからCメジャースケールを弾けば、音の羅列は『Dドリアンスケール』になりますが、これでは『CメジャースケールをDから弾いただけ』なのです。ここで取り上げているDドリアンスケールがその効果を発揮するのは『KeyがDマイナーの時』なのです。

そして第二の落とし穴。若かりし自分は気づいたのです。(あ!AドリアンスケールってばEマイナースケールと同じやん!!!)と…。そう、ここから長い長い暗黒のトンネルが始まりました。
確かにAドリアンスケールはEマイナースケールと同じ構成音なのです。と、いうことは、平たく言えば『あるキーに対して、5度先のマイナースケールを弾けばドリアンスケールを弾いたことになる』・・・ということになります。
 先の例のように、KeyがAマイナーの時はEマイナー、KeyがEマイナーの時はBマイナー、KeyがB♭マイナーの時はFマイナー・・・を『適当に弾きまくってればよい』と思い込んだんですね!そしてこれはぶっちゃけ間違ってはいません。しかし結果として、速弾き小僧だった自分はやれ6連符だの、やれタッピングだの張り切ってぶちかましていたので、スケールやテンションの本質である『雰囲気を出す』ということがまったくできていなかったわけです。
 マイナー3rdもメジャー13thもへったくれもないわい、て感じでした。
 結論何が言いたいのかというと、スケールにしてもテンションコードにしても、教則本にかいてある図や音の羅列を丸暗記しないでいただきたいなってことですね。


で!!!
今回取り上げたドリアンスケールなんですが、リディアンスケールと密接な関係があります!
関係があるっていうか音の並びはまったく一緒なわけで。じゃあ音の並びが一緒なら何が違うのって話になるのですが、これはKey(正確にはトーナルセンター)で差別化が図られるわけです。
周知の通り、Key=AマイナーはKey=C(メジャー)と同じです。曲の雰囲気が明るいか暗いかで呼び方が変わるだけですね(この関係を平行調といいます)。どういうことかというと・・・


Key=Aマイナーの時にAドリアンスケール(『A』、B、C、D、E、F#、G、A)
Key=Cメジャーの時にCリディアンスケール(『C』、D、E、F♯、G、A、B、C、)

となるわけです。相違点はスタートする音だけ。構成音は、全く同じですね。

ざっくばらんに言えば、構成音は同じだけど曲の雰囲気が明るいか暗いかで呼び方が変わるてことです。でもこれをアホみたいに速弾きとかしまくったらドリアンもリディアンも関係ねーよってことになるわけです。
というわけで次回はリディアンスケールを取り上げてみます。音の並びはドリアンと全く同じでも、説明の仕方や曲の雰囲気も全然違いますのでお楽しみに!


PS…そんなわけで今回のAドリアンスケールをモチーフにした楽曲を作りましたので晒しておきます。本当はきちんとトラックも作ってライン録りしたかったのですが、冒頭で述べた通りブラック企業で勤務しているのでそんな暇なかったんす・・・。せめてドリアンスケールの持つやるせないアーバンな暗い雰囲気だけでも感じていただけたらと思っています。

http://m.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&client=mv-google&v=7Y_W_M2tFO0

あと、ホワイトボードもゲットしたので解説用の動画もとろうかなと目論んでおります。

さて・・・そろそろ仕事に戻らないとぶっ殺されちゃうわさハート
長くなりましたがばいちゃ!

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