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ここのえまちコミュの想定外人気、勝負は2年目 周辺整備など検討へ 観光と暮らし共存も課題

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 開業から1年で入場者が230万人を突破した九重“夢”大吊橋(おおつりはし)(九重町田野)のたもとでは30日、記念式典が開かれ、会場は喜びに包まれた。一帯はいよいよ紅葉本番を迎え、この日も平日にもかかわらず、朝からバスやマイカーが押し寄せた。ただ、渋滞対策や周辺整備など課題も山積しており、関係者は2年目の決意を新たにした。

 式典で坂本和昭町長は、1年前の開業初日の様子から語り始めた。「式典をやっていると、職員からの携帯電話が鳴り響き『大変だ』という。目を向けると、入り口付近は早くも大混雑。開業時間を1時間早め、嵐のような1日が始まった」

 当初予測(年間30万人)をはるかに上回る観光客が押し寄せ、交通渋滞、トイレ不足など、対応に追われたこの1年を「想定外の、さらに想定外が続いた1年」と表現。今後は、渓谷を下る遊歩道なども整備し、滝のしぶきを浴びる飛沫(ひまつ)浴や森林浴が楽しめる散策コースも整備したい考えだ。

 大吊橋について、町観光協会の池部俊慈会長は「旧来の温泉や自然を生かしながら、新たな町のイメージづくりにつながった」と評価。大吊橋開業を機に、特産のブルーベリーを使ったソース、温泉水を使った化粧水などを開発した町商工会青年部の梅木淳司部長は「にぎわいは売り込みのチャンス。商品のセット販売や販売組織づくりなども検討し、販路拡大につなげてゆきたい」と話していた。

 ☆ ☆

 岡山県倉敷市からやって来た永瀬光子さん(74)は「大吊橋を目的にツアーに参加したが、熊本でレトロな列車に乗ったり、宮崎の神楽も楽しめたり、九州のいいところを知ることができた」。大吊橋は九州観光の導火線にもなっているようだ。佐賀県武雄市の女性(51)は「日本一の長さと高さ、渓谷美が楽しめて500円は安い。周囲にたくさん残る自然が素晴らしいので、これ以上作りすぎずに自然を生かした観光を考えてほしい」と注文を忘れなかった。

 ただ、大阪市の男性(25)からは「関西ではまだ認知度が低く、たまたま近くまで来て知った。ブームはいずれ去る」と、冷めた見方も。四季折々に眺望を変える大吊橋には、リピーター(再訪者)が多く、集客の原動力にもなっているが、新たな観光戦略も迫られそうだ。

 ☆ ☆

 大吊橋は地域の暮らしも塗り替えようとしている。近くの県道沿いで軽食店を営んでいる女性(79)は3月、隣の田んぼを砂利で埋め、駐車場に変更。町営駐車場に入りきれないマイカー客が利用し、休日には満杯になる。「私が働けるのは橋のおかげ。私たちは、これからも橋と一緒に生きていかなきゃならんの」

 大吊橋の成功を機に、近くの集落では、地域の歴史や伝承を売りだそうとする動きもあるが、観光と暮らしの共存も求められている。


2007/10/31 西日本新聞

コメント(1)

吊橋効果は絶大のようですねぇ、本当に早急な対応が必要のようで・・・
個々での動きもいいのですが、何とか町全体で足並みをそろえて一貫性のある街並み作りを進めていただきたいですねぇ。皆さん行政といっしょに頑張って、一つの目標に向かって、お互いの意見や見解をしっかりと話し合ってほしいと思います。
九重は素晴らしい町になります。

でも、間違っても自然を傷つけることや、景観を損なうような愚かな方面に向かうことだけは避けていただきたいと思います。

九重町役場のみなさん、これから町を変えていこうとしている皆さん、本当に今が一番大事な時ですよー。誰かがやるんじゃないんです、あなたもやるんですよ!まぁ、わかっていらっしゃるでしょうが・・・いろんなことをもう一度、しっかりと考えてください。

知ったようなことほざいてごめんなさい。九重町が、ぼくの生まれた町がただ善くなってほしいだけなんです…

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