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ここのえまちコミュの夢のつり橋から/バス続々 100台の日も

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2006年12月01日 朝日新聞

 九重町の「九重“夢”大吊(つり)橋」は、開通から丸1カ月がたった30日も、当初のような長蛇の列こそ消えたものの、本州最北端の町から視察団が訪れるなど、終日にぎわいを見せた。来場者数は29日に、38万人を超えた。その約4分の1を占める「お得意様」は、旅行会社が企画したツアーで訪れた、30人以上の団体客だった。

 町によると、29日までの来場者数は38万1110人。そのうち約24%にあたる9万1245人は、30人以上で訪れた団体客という。駐車場には大型バスが最大で30台収容できるが、多い日は1日に100台以上が入れ代わり立ち代わり、入ってくる。


 30日の午後1時過ぎ、駐車場には15台のバスが止まっていた。旗を持った添乗員を先頭に、橋のゲートに向かう団体客の列が見られた。


 「皆さま、往復券になっていますので、無くさないでください」
 バスから降りた添乗員の女性が、団体客にこう呼びかけながら、入場券を一人ひとりに手渡している。


 西鉄旅行(福岡市)は、福岡市や北九州市発着の日帰りや1泊のツアーを企画。日帰りでは、フランス料理や豊後牛の昼食がついて、8〜9千円のコースが人気という。


 開通後間もない11月3〜5日の3連休には、つり橋周辺の渋滞が激しく、北九州市発着の日帰りツアーは到着が3時間も遅れ、同市に午後10時半に戻った日もあった。


 添乗員の菅野静美さん(55)は、開通後の1カ月間に、つり橋に客を案内したのはこの日で7回目。客層は50代後半から70代の女性グループが多いという。「以前は紅葉の季節に九酔渓(きゅう・すい・けい)を訪れるのが定番だった。そこにつり橋ができたことで、一年中使えるコースになった」


 阪急交通社(大阪)も、九州発の日帰りツアーはもちろん、東京や名古屋、大阪発の2〜3泊の九州各地を巡るコースに、つり橋を加えた。


 9月下旬から募集を始め、現在もほぼ満席に近い状態が続いている。同社広報課は「大つり橋は今、九州で一番ホットな場所。今後も組み込んだ商品を増やしていきたい」と、つり橋効果に期待を寄せた。



◆本州最北端の町から視察


 全国各地から自治体職員や議員らの視察も相次いでいる。この日は、本州最北端の町、青森県大間町から、町議や町職員ら15人が橋を訪れた。


 九重町役場で、町職員からつり橋の財源や、地域への波及効果についての説明を受けたあと、午後3時半から1時間弱、実際に橋を渡った。


 大間町は、約30年前から、岸から約600メートル沖に浮かぶ島まで、海上に歩行者用のつり橋を架ける構想があるといい、「先行例」として九重町のつり橋を視察先に選んだ。石戸秀雄副議長は「新聞やテレビで見たとおり、日本一効果はすごい。大いに参考になった」。


 町によると、この種の視察は、これまでに九州や四国、東北から約10件あった。九重町の永尾宗忠・商工観光課長は「つり橋だけでなく、周辺の温泉など豊富な観光資源もアピールしていきたい」と話した。


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