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構想計画ゼミコミュの富山発電所美術館での個展

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●海老塚耕一展
 混合の記憶−水と風の運動より
会期:2007年7月14日(土)〜9月17日(祝)
*公開制作:7月10日〜13日
 海老塚耕一は、1979年多摩美術大学大学院を修了後「もの派」の影響を受けながら、1981年から「連関作用」というシリーズを開始し、美術館や画廊での個展を精力的に開催しています。初期には、太い角材や板材が空間を大きく占拠し水平・垂直を意識させる開放的なインスタレーション作品を中心に発表を重ね、1986年「第6回インド・トリエンナーレ」にてゴールド・メダルを獲得、1987年には「サンパウロ・ビエンナーレ」に出品するなど国際的な美術展にも数多く参加しています。1991年には平櫛田中賞を受賞し、彫刻家としての評価を受けています。近年には、「水」や「風」と銘打った作品が多く、鑿跡を波のように刻み水面の風紋をイメージさせる作品を発表しています。錆びゆく鉄板の質感、水に沈むアフリカ産の「アゾベ」と呼ばれる木材など、様々な素材と向き合い構築された彫刻は、形のない「水と風」を知覚する装置のように働くのです。海老塚による彫刻空間は、自然と人間、時間と空間といった壮大なイメージをも想起させます。
 発電所美術館の個展では、「水と風」に「触れる」をテーマに、館内に水を流し、窓を開け放すことで、彫刻と「水と風」が溶け合いそして響き合う、開放的な彫刻空間を具現化いたします。鉄板を敷き詰めた大きな水槽状の作品の上に木球と鉄球を並べ、そこに水が溢れ流れることで、窓からの風が波紋を起こす新作です。空間のメインにそびえるのは、高さ3m45cmの鉄板で作られた四角い井戸で、差し込む光によって星が映るという、深淵の底をのぞき込む大作が設置されます。ここ発電所美術でしか実現できない実験的な話題作に、ぜひご期待下さい。■開館時間:午前9時〜午後5時15分 (入館は午後4時45分まで)

■休 館 日:月曜日、祝日の翌日
■入 場 料:一般500円/高・大生300円/中学生以下無料
 (団体割引:一般400円/高・大生200円 *10人以上の場合)
*公開制作中は入場無料(制作現場をご覧いただけます) 
■ 交 通 : JR北陸本線入善駅下車 タクシーで10分
       北陸自動車道・黒部I.C.から車で15分
       入善スマートI.C.から車で5分 *ETC車のみ乗降可
■主催:(財)入善町文化振興財団
■共催:北日本新聞社
■後援:北日本放送、チューリップテレビ、富山テレビ放送
■助成:(財)花王芸術・科学財団、(独)日本芸術文化振興会

■関連行事
□オープニング・レセプション
 7月14日(土) 午後3時から 会場:美術館入口
□記念シンポジウム 「海老塚耕一の彫刻空間」
 7月14日(土) 午後3時30時から 会場:展示会場内(要入場券)
 建畠晢氏×本江邦夫氏 二人の美術評論家による対談
□アトリエ・ワークショップ 「あそびじゅつ」
 色とりどりの布を切ったり、はったりして、楽しくみんなで旗を作りましょう。
 日時:8月26日(日) 午後2時〜午後5時
 会場:発電所美術館 展覧会場内 参加費:無料
 対象:小学生 募集:30名 *人数になり次第締め切ります。
 講師:海老塚耕一先生(多摩美術大学教授)
 申込み:美術館へお電話でお申し込み下さい。
http://www.town.nyuzen.toyama.jp/nizayama/

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