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個人的映画日記コミュのチェ 28歳の革命/39歳 別れの手紙

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カストロと共にキューバ革命を成し遂げたチェ・ゲバラが処刑されるまでの戦いの日々。

彼については"革命家"としか知らなくて、よく見かける彼の写真から攻撃的なイメージを持ってましたが、とても優しい目をした非常に格好良い人でした。
裕福な家庭で育ち、医師という地位を捨てて、貧困の中にある民を救うべく革命に身を投じていったというのも意外でした。

映画公開時に「報道ステーション」でやってた特集が印象的だったのでご紹介。この1件から彼がどういう人物だったのかが垣間見えると思います。

1959年、ゲバラは来日しています。
大阪を訪れた際に広島が遠くないことを知り、急遽夜行列車で広島に向かい原爆資料館と原爆病院を訪問。
出てきた彼は「見てはいけないものを見てしまった」とつぶやき、同行した記者に「なぜ日本人はアメリカに対して原爆投下の責任を問わないのか」と語ったそうです。

帰国後にヒロシマ・ナガサキを伝え、それ以来キューバでは現在でも初等教育でヒロシマ・ナガサキをとりあげています。
現地の子どもたちが正確に原爆投下日を答えているのが驚きでした。

被爆に対する思いを共有してくれる国があることを頼もしく嬉しく思う反面、我が国の記憶は風化する一方のような気がして非常に複雑で、もどかしい気持ちが募るばかりでした。

映画のラスト、革命は失敗するのですが、彼は全く後悔なんてしてないように見えました。誇り高く格好良い男でした。
(2009年6月劇場にて)

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