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すべての男は消耗品である。コミュの電子書籍の販売会社と直接契約

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http://jp.wsj.com/japanrealtime/2010/07/15/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E9%BE%8D%E6%B0%8F%E3%81%AE%E6%B1%BA%E6%96%AD%E3%81%AB%E5%87%BA%E7%89%88%E7%A4%BE%E3%81%AF%E6%88%A6%E3%80%85%E6%81%90%E3%80%85/



薄くて、かっこいい電子書籍端末の登場以来、従来の出版業界のお偉方は最悪の事態が生じることを恐れてきた。つまり、貴重な大物作家が、電子書籍の販売会社と直接契約を結ぶようになり、仲介役となる出版会社を不要な存在として排除してしまうことだ。


Bloomberg News
アップルのスティーブ・ジョブズCEOが、アイパッド向けの電子書籍サービス「アイブックス」について話す後ろで、スクリーンに映し出されたアマゾンの電子書籍端末「キンドル」
その悪夢が、現実となりつつある。作家の村上龍氏が、自らの作品を、紙の書籍に先駆けて、米アップルの多機能端末「iPad(アイパッド)」向けに独占的に配信することを計画している。村上氏は、『コインロッカー・ベイビーズ』や『イン ザ・ミソスープ』をはじめ、これまでに多数の作品を出版社経由で発売しているが、最新の長編小説『歌うクジラ』については、ソフトウエア会社と協力し、電子書籍として最初に発売する。

日本経済新聞によると、電子書籍には、映像や音楽家の坂本龍一氏が作曲する楽曲なども盛り込まれる。価格は1500円で、アップルの承認が得られ次第、配信が開始される。この件に関し、アップル・ジャパンや村上氏にコメントを求めたが、返事は得られていない。

これ以前にも、出版業界の既存ビジネスモデルの転換に向けて、著名な作家による取り組みがいくつか行われているが、村上氏の今回の決断は、これまでの動きのはるか先を行くものだ。

ミステリーの巨匠、スティーブン・キング氏は今年4月、最新の小説『Blockade Billy』を、ハードカバー版(米スクリブナー出版)の米国とカナダの書店での発売よりも1カ月早く、電子書籍として発売した。また、昨年2月には、短編小説『UR』を、米オンラインストア大手アマゾンの電子書籍端末「Kindle(キンドル)」の最新版の発売時期に合わせて、キンドル向けに独占的に配信した。

アマゾンは、昨年12月にも電子書籍事業で大きな成果を達成した。米著名ビジネス作家、スティーブン・コビー氏から、同氏のベストセラー2種類の電子書籍を1年間独占的に販売する権利を獲得したのだ。コビー氏は、過去に発売されたベストセラーのうち、根強い人気を誇り、出版社に毎年安定した収入をもたらす既刊書の電子書籍化を進めている。

最近までは、こうした成功を収めた作家による、比較的古い作品の電子書籍化が一般的であった。ブラジル人作家、パウロ・コエーリョ氏や、米小説家、故ウィリアム・スタイロン氏の遺作管理者も、比較的古い作品の電子書籍版の販売権をアマゾンに移転している。

だが、新しい作品を電子書籍のみで、まず販売するという村上氏の計画は、基本的に出版サイクルから既存の出版社を完全に外すことになる。村上氏がこれまで発表した作品は、角川書店などの大手出版社から発売されている。『歌うクジラ』を連載していた講談社は、ハードカバーの出版を村上氏側と協議中としているが、詳細は未定のようだ。

出版社による仲介が不要になれば、理論上、作家はこれまでよりもずっと多くの印税を手にすることになる。日本経済新聞によると、村上氏は、当初の販売目標を、電子書籍の開発コストが回収できる5000ダウンロードとしており、アップルが販売を承認すれば、収入の30%を手数料としてアップルに支払い、残りを村上氏、坂本氏、ソフトウエア会社で分配することになる。

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