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フロイト主義。freudianコミュの僕は自分自身を客観的に見ることはできるんですフロイトとは違うんです

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第一子フロイトが弟妹たちとの関係が決裂したまま家を巣立ってっいったことが、彼が家庭環境分析において親子関係よりもずっと恐ろしいきょうだい関係順についての考察を決定的に欠いていることのユングやアドラーらによる指摘を受け入れることができなかった唯一にして根本の原因。

親は人の痛みを知っている大人だけどきょうだいは冷酷な子供。

つまり最も情け容赦のない原体験は親でなくきょうだい。

フロイトは家庭環境分析において最も真っ先になされねばならないきょうだい構成の重要さを故意に見落としている。

チャーチル風に言うと、僕はフロイトの精神分析は最悪の心理学だと思っている。

僕がフロイト主義者なのは、もっとマシな心理学がないからというそれだけの理由でだ。

コメント(5)

先日、NHKで『無知の涙』の著者に対する公表されずに来た精神鑑定記録の詳細な紹介が行われていたけれども、
彼の幼い頃からの丁寧な家庭環境、親子・兄弟姉妹関係の検証からも、松ぼっちゃんさんのおっしゃる通り、兄弟姉妹関係の重要性が痛いほど伝わって来ました。
そうだったんですね。
兄姉による虐待を受けていた永山則夫のことは今ググって初めて知りました。
ウィトゲンシュタインが末っ子の立場から長子フロイトの理論を家父長制的と言って批判していましたけど、僕も同じく末っ子で、「兄」による虐待の世代間連鎖の犠牲的末端なので、フロイトの理論においてあたかも万人共通の普遍性であるかのように論じられている内容のうちのほとんどは少なくとも僕には当てはまりません。
僕がそれでもウィトゲンシュタインと違ってフロイトを高く評価しているのは、庶民の間では理論や理屈以前の常識となっていた、生まれ育った家庭環境の人格形成に及ぼす影響の計り知れなさについて、学問の世界で初めて論及したという功績が大きいからです。
精神分析は進化途上にあり、不完全だということ、未完成だということ、を、言いたくて、トピックを立てました。
>>[002]

青年永山則夫の精神鑑定を引き受けた精神科医は西欧で最新の心理鑑定を身に付けて来た方だった。
しかし彼はその当たり前の最新式心理鑑定を青年永山則夫に適用せず、幼少期からの一切をあたたかいコミュニケーションの中で自由に思い出すままに語らせるというカウンセリング方式を選んだ。
そしてなおかつ重要なことに、この新進の精神科医は永山の故郷網走を訪ね、永山の母親へも丁寧かつ詳細に母親自身の幼少期からの思い出を聞き取り調査している。
そうして明らかになったのは、永山の母親の悲しい幼少期と痛ましい結婚や、永山の父親の実像と永山の姉の悲劇、
貧乏と子供たちだけの昼間の家の中で繰り返される兄からの永山への気を失うまでの暴力、
そしてついに永山自身の妹への止められない暴力……
などでした。
そういう事例を見るとフロイトの物の見方が如何に狭いかが分かりますね。
正直に言えば現今の精神医学界は全体としてはフロイトの時代から進歩しているどころか退歩していると僕は思っていますけど、いつの時代もフロイトのよりももっと優れた臨床が消え入りそうになりながらも細々と営まれてはいるのですよね。
>>[004]

臨床、具体的事例こそが大事ですね。そこから帰納した理論が新たな事例をうまく取り込むことができないようなら、その理論は改編を迫られますね。

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