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Contemporary Art of KOREAコミュのMediascape, a pas de NamJunePaik 04.15〜07.5

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多忙+多忙すぎてボー然な管理人は完全に放置しておりました。
登録して下さっているかた増えてるのに。すみません。。。

ARTiTにあげててここにあげ忘れてたものも含め、ガンガン立て続けにあげます。



(ARTiTに5月2日UP分)

原発のことに怒ってたら、けっこうぼやぼやしちゃってGW突入。
いまさらナムジュンパイクアートセンターの本年度最初の企画展「Mediascape, a pas de NamJunePaik」のご案内をさせていただきます。
開幕前にアートセンターから案内いただいてたんですが、すみません・・・


Mediascape, a pas de NamJunePaik

■期間:2011年4月5日〜7月3日
■参加作家:キム・ギチョル、キム・シニル、ナムジュン・パイク、ヤン・ミナ、チョ・ウンジ、チェ・スンフン+パク・ソンミン、Jeremy Bailey、EIKE、JODI、Kristin Lucas、Dan Mikesell、Marisa Olson、スズキ・ユウリ、Jan Verbeek、Bill Viola
■場所:ナムジュン・パイクアートセンタ−1、2階


■解説
は、ナムジュン・パイクの未来的事由とこれに影響を受けた現在の作家たちのメディアの地形図をパイク式に紹介しようとするものである。
メディアスケープとはもともと1990年、人類学者アルジュン・アパデュライが提案した"グローバリゼーション"の5つの次元の‘スケープ’のうちの1つである。民族、メディア、技術、資本、理念の全地球的な流れによって、グローバリゼーションは非常に複雑な様相を帯び、これらにつく接尾語‘スケープ’はこれらの様相が持つ流動的な空間性を構築するために使われた。このうち‘メディアスケープ’は、電子メディア、テクノロジーの発展と普及によってアイディアとイメージを疎通させながら引き起こされる新しい形態の想像と実践が作り出す世界を指し示す。
タイトルの“ナムジュン・パイクの歩みで”は1990年開催されたパイクのヨゼフ・ボイス追悼クッ(巫女による祭祀)‘オオカミの歩みで’に着想を得て、パイクの独特な事由と創作方法を指し示そうと採用したものである。本展は、ナムジュン・パイクが未来のメディアスケープをどのように悩み明察したのか、そして現在のメディアスケープを生きるアーティストらはこのナムジュンパイクの精神と哲学をパイク式にどのように継承するのかを探ろうとするものである。


参加作家らはかつてパイクのアシスタント、パイクのビデオの授業を聞いた作家らから、パイクに敬意を表す若い作家までさまざまで、彼らの作品はビデオアートとサウンドアート、ウェブパフォーマンス、インスタレーション、パフォーマンス等多様な媒体を越えたインターメディアを概念とした展示を構成している。
1部では、ニューメディアとテクノロジーが変える未来、そのメディアスケープで生きていくわれわれの認識と存在方式の変化に対するパイクの苦悩と洞察、その事由の過程を、彼の作品とテキストを通し、光を当てようとするものだ。パイクが最初に‘電子超高速道路’という用語を使った1974年のロックフェラー財団に提出した論文をはじめとして、彼の多様なビデオインスタレーション作品を通し、インターネットのような未来的環境とこれに対する批判的洞察力が生きているパイクのビジョンを提示する。

特別コーナーで企画されたは、同じタイトルのパイクのシルクスクリーンに基づき構想された。
この版画にパイクは “あなたは知っているか? いつほとんどの美術館にTVチェアがおかれるのかを?”といった質問を投げかけている。未来のメディア環境に対し、考えさせるこの作品を中心として、TVソファとビデオシャンデリア、閉鎖回廊を使った時計などパイクのメディア彫刻作品が共に展示される。
パイクが自分だけのメディアスケープを構築しながら、予見した未来社会のメディアスケープが今21世紀に果たしてどれぐらい有効かを見せてくれる。

また、本展にはパイクがWNETのために作ったシリーズが上映される。は、1975年アメリカの13チャンネルで深夜放送が終わった後に放映される5分程度のビデオシリーズで、30個に達するこのビデオは、メディア統制社会に対する批判的な声が生きているパイクの個人的なNYスケッチのようだ。
ナムジュン・パイクアートセンターは、GANAアートギャラリーと協力し、このシリーズの1篇である‘ファッション・アベニューFashion Avenue’を4月15日から31日までソウル駅前の大型LEDディスプレイが設置されたソウルスクエア・メディアキャンバスに上映し、21世紀の現在、ソウルのメディアスケープを変化させる。

上記のようなパイクの方式が、現在のメディアスケープを通し躍動的に繰り広げられる本展の第2部は、パイクとフルクサスに敬意を表するクリスティン・ルーカス Kristin Lucasの(2008-9)という作品から始まる。
矩形のCRTモニターとVHSビデオテープの形に作られた色とりどりのキャンドルが展示期間中ずっと解け落ち、オープニングにはパフォーマンスも披露する予定だ。
パイクのビデオ(1977)の撮影を担当したビル・ヴィオラ Bill Violaは、今回の展覧会で初期のビデオ作品である(1973)と(2003)という作品を披露する。
ウェブアートの先駆者であるオランダの作家ジョディ JODIの作品も韓国初公開、ドイツの作家ヤン・フェルベック Jan Verbeekも大型ビデオ作品(2006)を設置した。これらはデュッセルドルフでパイクのビデオの授業に参加した経験を大切な芸術的資産とする作家らだ。

パイクの歩みで現在のメディア風景を旅することは、すでに地図を手に入れた状態においてこれを確認することとは違う興味深い旅である。
観客らは全身で展示環境を認識しながら、時には直接作品に参加もしつつ意識的には媒体に対する批判的な視点を要求されていることになる。パイクの未来に対する予言は、すでにすべて現実になってはいない。パイクがインターネットを予見しながら書いた文章と作品を、我々がいまだからこそ理解できるように、パイクのメディアスケープの大部分は相変わらず未来の作家らの役割として残されることだろう。


■アーティストウェブサイト:
* キム・ギチョル http://www.kimkichul.com
* キム・シニル
* ヤン・ミナ http://www.21dish.com
* チョ・ウンジ http://www.gigaction.com/eunjicho
* チェ・スンフン+パク・ソンミン
* Jeremy Bailey http://www.jeremybailey.net
* EIKE http://www.eike.hu
* JODI(Joan Heemskerk & Dirk Paesmans)
* Kristin Lucas http://www.kristinlucas.com
* Dan Mikesell
* Marisa Olson http://www.marisaolson.com
* スズキ・ユウリ http://www.yurisuzuki.com
* Jan Verbeek http://www.janverbeek.de
* Bill Viola http://www.billviola.com


【展覧会オープニング】
4月15日(金) 午後5時〜
■特別講演:4月15日(金)午後2時
ザビエル・ドゥルー Xavier Douroux '芸術の参与と社会への介入:ル・コンソルティアム(Le consortium)の話'
■オープニングパフォーマンス:4月15日(金)午後6時
クリスティン・ルーカス '串を用いた傾いたビデオ画面調整'
ジェレミー・ベイリー  'ナムジュン・パイク ウェブパフォーマンス'
ジョディ '#スクリーンの誤謬'

【アーティストプレゼンテーション】
4月16日(土) 午後2時〜
ナムジュン・パイクアートセンター2階 セミナー室
クリスティン・ルーカス、ダン・マイクセル、ヤン・フェルベック


※無料シャトルバス予約
031.201.8512 または reservation@njpartcenter.kr
12:30 ソウル市庁駅2番出口(徳寿宮前)
13:00 漢南洞 檀国大 歩道橋向かい
15:15 合井駅2番出口
16:00 漢南洞 檀国大 歩道橋向かい

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