レッドウォーリアズコミュのねぇさんの飲み友通信

皆さんこんにちは。桜の開花報告も沢山聞かれ、日を追う毎に益々春めいてきましたね

私はコミュでよく『ねぇさん』と呼ばれてます者ですが、mixiネームは『bonheur branche』と申します…って書いても「どう読むんじゃい」というお声が聞こえてきますがっっ
それは、この文章の最後で語らせて頂きますね

さて今日は3月20日。15年前のこの日、未曾有の大惨事となった『地下鉄サリン事件』が起こった日です。毎年複雑な思いで迎える日ですが、一年一年、心にこの日を刻み付ける程に“どうして防げなかったのか”“どうして多くの人々がこんなに悲しい思いをしなければならないのか”ただただ悲しみや悔しさに飲み込まれてゆく様でなりません。犠牲者や御遺族の方々に心からお悔やみ申し上げたいと存じます。


すみません、話しが脱線気味になりました。ランの話しに入ります。
ランの話しと言えば皆さん楽しみにしている『佐倉マラソン』(佐倉朝日健康マラソン)がいよいよ1週間後に開会ですねトピックやキャプテンの書き込みを見ても、皆さんのヤル気が凄くみなぎっているのがよく分かります
突然ですが実は、この佐倉市には私の親戚の伯母が住んでまして、小さい頃からよく伯母さんの家に遊びに行ってましたので、結構慣れ親しんでいる土地だったりしますそこで少しですが、今回の佐倉マラソンコース周辺のお話しをしてみたいと思います。
まず、何と言ってもこれは外せない『印旛沼』についてです。ネットで調べると、様々な話しが出てきますが、まずは基本情報から。
印旛沼は千葉県北西部にあり、元は一つの大きな沼だったのが干拓によって二つに分断され、今は『北印旛沼』『西印旛沼』に別れています。佐倉市は『西印旛沼』方面になります。
印旛沼はその昔、うなぎが捕れてたそうで、今でもうなぎ屋さんが“何となく”多いそうです(笑)(私もうなぎ屋さんに連れてってもらいました)しかし今は、乱獲や心無い人達の手によって“外来種”が持ち込まれ、生態系は乱れ、よく『カミツキガメ捕獲』なんてテレビのニュースで見たりします水質も大分悪くなってるそうですが、現在はボランティア活動も盛んになっている様です。佐倉市民の方達は本当にこの土地を大切になさってる様子で、その片鱗は“花火大会”にも見られます。

毎年この印旛沼では8月に花火大会が開催されますが、数年前この花火大会が行われなくなってしまいました。そこには大きな問題が2つ。1つは市が財政難になり、大会の運営が厳しくなった事、もう1つは来場者のモラルの低下です。佐倉の花火大会は年を追う毎に来場者数がどんどん増えていきました。その要因の1つは関東では珍しい“二尺玉”が打ち上げられる事で、それは広い面積を持つ印旛沼だから出来るとっても大きく優美な花火です。私は小さい頃にそれを見て、そのあまりの大きさに圧倒され口をポカーンと開けたまま花火に吸い込まれてゆく様な気持ちになったものです。最近は分かりませんが、花火が上がっている時はよく京成電車もスピードを落としてくれる心憎いサービスもしてたものです。
そんな素晴らしい花火大会を見に来る人が段々増え“河川敷”やその周辺には運営側も対処しきれない程のゴミが溢れてしまいました。帰る途中に田んぼにゴミを投げ捨てる人、近くを走る電車の踏切を、警備員の制止も聞かずに渡ろうとする人達…実際それを見た私は、伯母さんと目を見合わせてため息を漏らした事もありました。
花火大会無期限中止…その報を伯母さんから聞いた時には「なんでどうして」とつい語気を荒げてしまいましたが、その理由を知ってからは、ただただ悔しさと悲しみばかりが心を覆い、いたずらにまかせてスイカをどか食いしていました(笑)

しかし、それはどうやら私だけではなかったというか、私以上にもっともっと悔しい思いを持って立ち上がった人達が沢山いたんですそれが佐倉市民の方々でした。伯母さんも含め、奮起した市民は皆で資金を集め、ゴミ箱の増設や警備員の配置の見直し、出店の場所の工夫など綿密にはかり、とうとう花火大会を復活させたのでした()私が言うのもなんですが、本当に、本っ当に凄い事だなととっても感激しました。そうして花火大会は続く事になりました。大会名も、旧『佐倉・国際印旛沼花火大会』から『佐倉市民花火大会』へと変わりました。
皆さんが今回参加するマラソン大会もこうした佐倉市民のお力添えによるところが大きいでしょう。
今大会のコースは印旛沼を中心にサイクリングロードや桜並木が広がる気持ち良いところです4月にはチューリップ祭りも行われます。その咲き具合は圧巻もので、約140種・50万本以上のチューリップが咲き誇ります。そして『ある国』の情緒たっぷりな施設がありますが、それは皆さん当日見てのお楽しみです他にも、まことしやかな『印旛姫伝説』から大きな博物館まで、佐倉は見処満載なんです博物館には昔、“なんでも鑑定団”に出演していた 故・渡邉包夫(わたなべかねお)さんが名誉教授だかなんだかで働いていた(？)事で有名になりました。(かなっ?)そして印旛村には知る人ぞ知る隠れた名木『吉高の大桜』があります。こちらは千葉県指定の天然記念物です。満開の大桜はとても誇らしく、そして小枝に咲く花は可愛らしくもある、そんな桜です。昔は柵も無く近くで写真を撮ったり木の幹に触れたりしましたが、こちらも年々見物する人が増え、今では遠くからしか見られません車でないと行けない所ですが、大桜をご覧になりたい方は私の方までお知らせください。こっそり教えます(ナンチャって)しかしこの大桜、咲く時期が難しく、散るのも早いので中々満開の大桜に会えるのが難しいです。

また話しが脱線してしまいましたが、佐倉マラソンを走る方々も応援の方々にもきっと楽しい思い出となること間違い無しです
私は今回程走ってみたいと思った事はありません…いいなぁと羨ましく思いながら、ランナーの皆さんを目一杯応援したいと思います
各自首尾よく、当日に向けて励んで下さいね



P.S.『bonheur branche』は2つの単語の組み合わせですが、最初のbonheurは“ボヌール”と読みフランス語で『幸せ』を意味し、brancheは“ブランシェ”と読み『枝』と言う意味です。さて解読(？)した2つの文字を合わせると…○○という事になります☆
○○はご想像にお任せします(笑)