Zipangu製作委員会コミュの柳本さんの思いつきコラム：勝つシナリオ　（リーダーの条件） (2009.09.02)

柳本さんの思いつきコラムを載せておきます。
せっかくお話聞いたので、読んでおいてくださいね。

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私はよく塾生や他の方々に
イベントそのものを任せることがあります。
仕事として戴いているイベント（会社説明会）などを
全て任せるなんてことはしませんが
私があとで責任が取れる範囲のことなら
いとも簡単にお任せしています。

見事に失敗して戴くために・・・（笑）

そんな時は「君に任せたよ」とだけ言います。

なんの指導もしません。

さーて、「任せた」ってどういうことでしょうね？？？

「任せた」とは
「最高の結果を出せ」ということなんですが
分る人はまだまだ少ないような気がします。

今日のコラムでは「結果を出す」ための
シナリオの重要性についてお話をします。

映画でも演劇でも経営もイベントも勝負事も
何もかもですがシナリオが大事です。

アドリブだけの演劇なんてものはありません。

いいシナリオがあるからこそ
素晴らしいアドリブが自然と出るのです。

大事なのは勝つシナリオをつくることです。

経営者やリーダーとして
活躍している人はいつも
『勝つシナリオ』を描いてから
部下に話をしています。

指導者がうまく導いているときは
何をやってもうまく行きます。

まるで自然とうまく行っているかのように・・・

流れの乗っかるだけでいいので、
努力といったものも
無縁となります。

それでも十二分な成果が出ます。

しかし、
前回はうまくいったからといって
自分たちだけで
試行錯誤しているときは
停滞や困難が続きます。

なぜか分りますか？

指揮できる人が
いないからです。

脚本もないドラマが
存在しないように
勝つシナリオがないイベントが
成功するはずもありません。

方向性を示さないから
気を利かしたつもりが
アダになったり
うまく行かないから
頑張ってくれている友人に対して
傷つける言葉を発したりします。

勝つために何をやってもいいのですが
一つだけしてはいけないことがあります。
それは人を傷つけることです。

人を傷つけてまで、手にするものは
悲しい偽品でしかないですからね。

うまくいっていないとき
人はうまくいかせてあげようとする人を
疎ましく思い、攻撃することがしばしばあります。

他人から見ると
実に情けない行動ですが
ご本人は正論を言っただけと思っていることでしょう。

正論で論破するぐらいくだらない生き方も
ないのですが・・・・。

負（負け）のスパイラルとは
恐ろしいものです。

その人の弱みというものが
見事に露出してきますからね。

大事なことは
勝つシナリオを作ることです。

勝つとは
私はみんなが最高に楽しくなる状態を
つくるという意味です。

『みんなが最高に楽しくなる状態』

それを思い描くことができれば
問題は課題に変ります。

課題になったとたん
順次、解決されていきます。

オセロゲームの黒が次々に白に変るように・・・

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