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犬ごはんコミュのシュウ酸カルシウム結石のごはん

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シュウ酸カルシウム結石(CaOx石と略す)の場合は、既製のフードに合うものがないので、
手作り食の方が適していると言われています

ある米国人女性の有名な話
4匹の飼い犬が同時に、手術が不可能なほどの大きなのシュウ酸カルシウム結石と
診断されて4匹全員が余命宣告を受けました
複数の大学病院を回っても同じ意見でしたが、諦めずに懸命にリサーチして、
自分で作ったレシピの手作り食を与えて約一年後、4匹全員の結石が消えてしまいました
それ以降十数年、彼女は勉強を重ねて、犬腎臓結石の会などで彼女の方法が参考にされています

近年、シュウ酸カルシウム結石の患犬は増加傾向にあります
できるだけ多くのワンちゃんがシュウ酸カルシウム結石で命を落さずに、長生きしてくれること
を願って、その療法を紹介させていただきます

コメント(6)

メルク獣医学手引きによる予防のポイント
食事: 低シュウ酸、低たんぱく質、低ナトリウム
尿pH 6.5〜7.5、尿比重 <1.020

【療法】

1 水をよく飲ませる そして排尿の機会を増やす
ミネラルウォーターはミネラルが高く、尿石形成の危険性が高まるという説があるため、
蒸留水や高性能のフィルター水を与える

2 シュウ酸を多く含む食品を避けること
これは説明が長くなりますので、別途、書きます

3 低たんぱく質について
ある処方食ではたんぱく質11%(ドライフードあたり)というのあるが、これでは低すぎて、
別の問題を引き起こし兼ねない
いくら低たんぱく・低リンと言われても、動物性蛋白質を少なくしてはいけない
ごはん全体の4割程度を肉・魚などの動物性たんぱく質にすること
(健常犬のごはんは全体の6,7割を肉・魚にするが、CaOx石犬のはそれよりも少なめに。
健常犬と同量を与えても問題のない犬も多くいる)

内臓肉は使わないが、レバーだけは少量与える
食事の量500gあたりに大さじ1のレバーを加える
骨は、与えない

4 カルシウム
旧説では低カルシウムとされていたが、現在は適量を与えることの方が望ましい
カルシウムの中でも、尿を中和し、余分なシュウ酸を排出する作用がある
「クエン酸カルシウム」を用いる
NOW社クエン酸カルシウムパウダー(マグネシウム・ビタミンDを含まないタイプ)
http://www.supmart.com/search/?pid=6719

5 ビタミン・サプリメント
オメガ3フィッシュオイル またはサーモンオイル
ビタミンEオイル
CaOx石になりやすい犬は、ビタミンB群を与える
体重23kgあたり、50mgを1日に2回に分けて

ビタミンCとDは、CaOx石の形成に貢献してしまうので、与えてはダメ
タラ・レバーオイル(フィッシュオイルの一種)にはビタミンDが含まれるのでダメ

必要に応じて以下のサプリを与えてもよい
CoQ10、マグネシウム、消化酵素、乳酸菌、グルコザミン
グルコザミン: CaOx結晶が腎臓壁に付着するのを予防するという説がある

クエン酸カリウム: 尿内を中和して、シュウ酸とカルシウムを引き離す作用がある
(これは既製フードを使う時に用いられるサプリであるため、手作り食に
クエン酸カルシウムを混ぜている場合は、クエン酸カルシウムに同じ作用があるため、
クエン酸カリウムを加える必要ない)

漢方: 米国で販売されている漢方薬と同じ物が日本にないため、正確に翻訳できません
興味のある方は、漢方治療に詳しい獣医師さんにご相談ください

6 ご飯に塩を加えない
水分を取らせるために塩を加えた尿石用処方食もあるが、他の尿石と違い、
ナトリウムは、CaOx石のリスクを高める傾向にあると疑問視されている
だから、塩は絶対に加えない

7 尿pH試験紙で定期的にpHをチェックする

8 CaOx石の疑いがあった時には、まず最初に超音波検査、血液検査、尿分析の検査をして、
その後も定期的に、血液検査と尿分析をして記録を取ること

9 療法をしても結石を形成しやすい患犬は、獣医師に相談し、サイアザイド系利尿剤などを
処方してもらう

10 生活面について
良い食事、充分な水に加えて、ストレスが溜まらないような環境にすること
犬が家で落ち着ける環境を整え、心と体が充実するような運動を行うこと
犬が喜ぶアクティビティも取り入れる
<シュウ酸食品について>

シュウ酸・高シュウ酸尿財団による2008年シュウ酸食品リストを元にして、
“超高”と“高”シュウ酸食品を避けること
別のサイトには、肉、レバー、内臓肉、貝類、乳製品、ブロッコリー、いわし、さくらんぼ、生いちごが
高シュウ酸食品として挙げられているが、これらは古いデータを元にしており、現在は低シュウ酸食品で
あることがわかっている

シュウ酸・高シュウ酸尿財団発行 2008年シュウ酸食品リスト(人間用・英語)
http://www.ohf.org/docs/Oxalate2008.pdf
(注意: 米国でよく食べる食材を元にしていますので、日本で食べる食材と少し異なります)

中シュウ酸食品(3グループ・黄色)は、ほどほどの量なら、カルシウムと一緒に摂取してよい
中シュウ酸の野菜は、茹でるとシュウ酸が湯に流れるので茹でるとよい
しかし、他の栄養分まで茹で汁に出てしまうので、茹でる時は野菜の量を多めに、
生の場合は少量に、と栄養分を加味して量を調節すること


<1グループ(赤色)―超高シュウ酸食品> 
ふすま全般、アーモンド、そば粉、ビーツ、みそ、ごま、ほうれん草

<2グループ(オレンジ色)―高シュウ酸> 
()内あたり、または表示がない場合は米国サイズ・1カップあたりのシュウ酸の量: 26-99mg
米国サイズ1カップ=250cc
ナッツ類(1/4カップ): カシュー、へーゼルナッツ、ピーナッツ、ピーカン、ピーナッツバター(大さじ2)
野菜類(1/2カップ)―オクラ、からし菜、フライドポテト(112g)、さつまいも(焼き)、缶トマトペースト
豆類(1/4カップ)―黒豆、白豆
フルーツ(1/2カップ)−ドライアプリコット、いちじく(中サイズ)、キウィ(一個)
穀物類(1/2カップ)―大麦、コーンミール、全粒小麦粉、玄米粉、
全粒粉スパゲティ(57g)、小麦ふすま(大さじ2)
ハーブ類(小さじ1杯)−ポッピーシード、ターメリック

<3グループ(黄色)−中シュウ酸>
ほどほどの量を、適量のカルシウムと一緒に摂取する
()内あたり、または表示がない場合は米国サイズ・1カップあたりのシュウ酸の量: 10-25mg
ナッツ類(1/4カップ)―マカデミアナッツ、ピスタッチオ、くるみ、
野菜類(1/2カップ)――にんじん、セロリ(生)、さやいんげん、皮なし茹でじゃがいも(中一個)、
生トマト(中一個)、缶トマト、
豆類(1/4カップ)―あずき豆、いんげん豆、うずら豆
フルーツ(1/2カップ)−ブラックベリー、ブルーベリー、マンダリン系オレンジ、マンゴ、ドライプルーン、
冷凍イチゴ
穀物類―炊飯玄米(1カップ)、ライ麦(1/2カップ)、スパゲティ(57g)
ハーブ類(小さじ1杯)−クローブ、クミンシード、カレーパウダー


<4グループ(緑色)>
量に制限なく食べてよい 適量のカルシウムと一緒に摂取する
()内あたり、または表示がない場合は米国サイズ・1カップあたりのシュウ酸の量: 5-10mg
*は()内あたり5mg以下の食品
ナッツ類(1/4カップ)―*ココナッツ、*フラックスシード、かぼちゃの種、ひまわりの種
野菜類(1/2カップ)―*アスパラガス、*アボガド、ブロッコリー、*キャベツ、*カリフラワー、
*きゅうり、*にんにく、ピーマン(1/4カップ)、*レタス、かぼちゃ、*ズッキーニ、*とうもろこし、
*マッシュルーム、*赤パプリカ
豆類(1/4カップ)―ひよこ豆、レンティル豆、
フルーツ(1/2カップ)−りんご、生アプリコット(1個)、バナナ(中1本)、*さくらんぼ、
*クランベリージュース、*メロン、*ネクタリン、*パパイヤ、*桃、洋梨、*プラム、ラズベリー、
生イチゴ、タンジェリン系オレンジ(中2個)、*すいか
穀物類―コーンスターチ(1/2カップ)、オート麦ふすま(1/4カップ)、ライスヌードル、*白めし(1カップ)、*ワイルドライス(1カップ)
油―*植物油全般
ハーブ類(小さじ1杯)−*バジル(大さじ1)、シナモン、*にんにく、*しょうが、パセリ、
セージ、タイム、酢(量は問わない)
魚介類、卵、乳製品、肉類、はちみつ、砂糖、などは低シュウ酸食品
ゆきさんへ

すごいっ。
すごく詳しくて びっくりしています。
シュウ酸カルシウムは溶けない結石と言われていますが
そんなことないんですね。
とても勉強になります。
ゆきさんの 紹介してくださったコメントを参考にして
手作り食を がんばってみようと思います。

うちには2パグがいて
そのうちの1パグのみがシュウ酸カルシウム結石なのですが
結石でないパグにも 動物性たんぱく質のみ多めに与えていれば
野菜類などは 同じものでもかまわないのでしょうか?
#3けめこさん、
健康パグちゃんが、若ければ6,7割のお肉で、シニアなら4,5割で良いと思います

本来は、いろいろな野菜や穀物を食べた方が足りない栄養を補えて、体が喜ぶはずなので、
健康パグちゃんには、にんじん、大根、ごぼうなどなど、体によさそうな物は
どんどん何でも与えたいですよね
しかしペット6匹の大家族で、2パグのご飯も別々に作るのは、大変でしょうし。。。

健康パグちゃんには、同じご飯+同じカルシウム+同じフィッシュオイルに、
マルチビタミン剤を足して、余裕があれば、にんじんを擂って余分に足すとか、
茹でた他の野菜を足すとか、工夫できたら、理想的かなぁと思います

マルチビタミンは、うちはアニマルエッセンシャルズのビタミン・ハーブブレンドを使ってます
手作り食にこれを足すと、必要なビタミン・ミネラルが補給されます
http://www.green-dog.com/shop/products.php?pid=ANESVTHB-00

こちらにもシュウ酸野菜の調理法が書いてありました
結石予防調理法
http://www.youtsutaisaku.com/pikan13.html

あの英語のシュウ酸食品リストだと、キャベツは低シュウ酸となっているのに、
この日本語のリストだと、高シュウ酸になっていますね
どっちが本当なんだか、、、混乱します。。。
手作りご飯を作るのは、簡単ではないかもしれないですけれど、どうぞ頑張ってくださいね!
そして、ワンちゃんの結石が小さくなった暁には、ご報告していただけら、うれしいです
ワンちゃんが元気モリモリになりますように!!
#ゆきさんへ

まずは 結石のパグだけを 手作り食にし
慣れてきたら もう1頭のパグ
そして 最終的には ネコも手作りで。と思っています。
何しろ 料理自体が苦手なので(いちお主婦やってますけど。笑)
徐々に 徐々にやっていこうと思っています。
色々と調べていただいて ありがとうございます。
嬉しい報告が出来ることを 祈っててくださいね。
はじめまして。我が家の愛犬ポメラニアン10歳もシュウ酸の結石が腎臓にできてしまい、現状維持のためにロイヤルカナン腎臓サポートの食事と水分を多く飲ませる工夫をしています。まだ腎臓機能は異常は見られないので、こちらに書かれている食事を作るか、(医師の指示ではたんぱく質は絶対だめと言われているので)迷っています。ここで紹介されてる食事を与えている方のその後の経過などよければお聞かせいただきたいのですが。

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