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ないしょ話[感染列島]コミュの養鶏所さ その2

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さて、物の確保はできた。しかし、まだ撮影するロケ場所の90%は決まってない。(2月頭)

ちなみに、装飾部は持道具のM嬢。小道具のK氏。装飾助手のI氏にS氏にS嬢。見習いのT嬢。インターンのN嬢にK嬢。そしてオイラの総勢9人。
って書いてもなんだか判らないよね。ウチの仕事の内容は別枠で紹介します。

この状況では手を分けて対応するしかないと判断。まずはS譲とT嬢に養鶏所を担当してもらうことにしたんだけど、実はS嬢が鳥アレルギーだったとは。

そんな娘に鳥なんか担当させるから、アレルギーで医者に通う日も当然のように出てくる。しかし、我々には余裕がないんだよぉ。すまん。耐えてくれ。

養鶏所は千葉の某所にオープンセットを建てることが決まった。[写真1]
約2週間くらいかな、S嬢とT嬢は、その近所の民宿に泊まりながらの作業になる。
そして建設工程に合わせて、手に入れたゲージなどを搬入するんだけど、この輸送がまた大変。
S嬢の計算だと4トントラック5台は必要という。もちろん、宅配業者なんか使えない。積み下ろし、積込みは自分たちでやるのだ。

予算的な問題もあって、I氏、N嬢、K嬢に応援に行ってもらい、あとは現地でのアルバイト。それと美術、大道具、制作部の面々。

なんとか、搬入も終わり、あとは取り付けやら、飾り込みやら、凝りやらを、基本S嬢とT嬢だけに任せて、他の面子はそれぞれの担当部署に消えて行っいった。

養鶏所は解決したけど、今度は処分した鳥をどうするかって問題が残る。
さすがに本物の鳥を使うのは今の世の中、色々と問題になるし、基本作り物で行くことにしたんだけど、今度はその死んだ鳥をフレコンと言う袋に詰めて、地中に埋めるシーンがある。
その穴だけで、50メートルx10メートルくらいあるんだけど、そんなとこに埋める大量のフレコンの中身をどうするのか。[写真2]
色々と考えた結果、作業のしやすさ価格の安さから、段ボール箱(たしか、500箱くらいかな)を使うことに決定。でも、重みがでないから、ペットボトルに水を入れたのを混ぜることに。
それらは、みんな手作業。この作業だけでも大変だったろうな。

ちなみに、そのバラシにはオイラも行ったんだけど、メチャクチャ大変だった。

また、S嬢の交渉で劇中に使う石灰もタイアップがとれ、さらにそれを扱う石灰名人なる人物ともコンタクトを取れ、実際の撮影で指導してくれることになった。よかった。よかった。
劇中、鳥たちにお線香をあげるシーンはこの名人からの提案を受けて監督が採用したもの。

と書いてるオイラはその間、まったくノータッチ。別のことしてたんだけどね。

ちなみに、この作業中、結構雨が多くて、基本屋外での作業が多いからそれも大変だったみたい。

いよいよ撮影の前日(3月下旬)に、ロケハン以来初めてその場所に立ったオイラはびっくり。
まさに本物と寸分違わない養鶏所が出来てるじゃないですか。[写真3]

まぁ、よくぞ女の子2人でやったもんだよね。と感心。

そして、撮影は3日間のスケジュール。

初日が終わったら、飾り変えと言って、状況を別の状態にしなくちゃいけない。
この組はとにかく撮影が早い。時速10カットは当り前。
この日も16時くらいには撮影終わってたしね。

それから、飾り変えして、オイラは次の準備場所に自力で車移動。

自称天気男のオイラがいたので、撮影も、飾り変えも晴れてよかった。よかった。

その帰り道。運転するフロントガラスに落ちてくる物が。ありゃ。水滴とおもった瞬間、ザーっ。と豪雨。

S嬢からは「やっぱり天気男だったんですね。今、豪雨です」とメールが来たよ。

それでも、なんとか撮影時には雨もふらず、無事、撮影は終了。

バラシ(片づけね)が2日くらいだったかな。また、S嬢とT嬢でやってもらったのでした。

つづく(多分)

その頃、新潟では・・・・・・・・。

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