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ビカリア友の会(富山の化石)コミュのご当地ビカリア

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日本各地で産出するビカリア。

富山県八尾、岡山県奈義、京都府舞鶴、岐阜県瑞浪など様々な産地が知られています。

各産地のビカリアの特徴を書きましょう。

コメント(12)

「八尾・掛畑」

 実はこの産地まだ発見できていません。ただ某寺近くの橋付近に化石の産する露頭がありここから主に採取しております。

 大抵、殻は殆ど残っておらず、同じく巻貝の「センニンガイ」との区別をつけるのは難しいです。ビカリエラなどその他の貝は多産します。他には木、木の実と思われるものを採取したこともあります。

 また、巨大なビカリアの一部を発見したのもここです。真ん中位からありませんが、あったら12cm位はあったのではないでしょうか。非常に残念です。

 掛畑のその他の産地は目下調査中ですが、水量が多くここという場所にはなかなか近づけません。
「大沢野 土」
 
 私がいくなかで最もビカリアとの遭遇率が高い産地です。トンネルの流路となっている河床から産するビカリアは白っぽく、また圧力でつぶされ状になっています。圧力に負けぺちゃんこになったビカリアもしばしば。殻の保存はまずまず良いことが多いです。ただし、殻はビカリアが引きずって歩いて(はって)いたからか溶蝕が進んでおり片面の装飾がはげている事が多いです。また、完全体を採取するのはなかなか難しいです。

 また、トンネルの壁からも採取できますが非常にもろくすぐバラバラになってしまいます。

 
 
 

 
「八尾 北谷」

 土へ向かう道中に産地はあります。ここでもいくつかビカリアを採取しました。ここのビカリアは中が空洞になっていて非常にもろく採取にはかなりの困難が伴います。また殻もほとんど禿げてしまっています。

 
「八尾 北谷」

写真です。ホントにぼろぼろです。中は空洞になっていて壊れやすすぎます。
「八尾 掛畑」

 ここで採取されたビカリア。やはりこれも殻があまり残っておりません。

 もう一個はここで採取された巨大ビカリアです。これだけで6cmほどあります。完全体であったなら・・・と悔しくてなりません。

 ま、これが化石の面白さでもあるんですが。
「富山 柚木」

 私が4年前から時々行っている産地なのですが、未だビカリアを発見せず。
 海韻館では巨大な柚木産のビカリアが展示してあってうらやましいかぎりですがね。採り尽されたのでしょうか?それとも、まだビカリア層を見つけていないからでしょうか?

 二枚貝、カキ、ヤツオへナタリ、ビカリエラはかなりの頻度で確認されます。多種類の化石が採れるので楽しい産地ではあります。
「富山 掛畑」

詳しくは追って報告いたしますが、ついに発見です。

センニンガイ、ゲロイナ、カケハタアカガイも採れます。

上の方の層で出土するビカリアは本数は非常に少ないものの、殻もしっかりしたものが多く、大きめで素晴らしいです。

下の層で出土するビカリアは異常なほどボロボロであり、ひょろひょろです。
「柚木」

ついに、というべきでしょう。
柚木でついにビカリアを見つけました。

ここのビカリアの特徴です。

?棘は掛畑のものより発達している。

?今日見つけたものは9.5cmのものと、先が割れているので推定であるが11cmほどではないかと考えられるものである。ここのビカリアは大きいものが多いかもしれない。

?内部は一部にお下がり状になっている。

?殻も結晶化しており割れやすい。




追加です。

?殻は他の八尾の産地と比べ白くなく、褐色で一部黒っぽい。

?変形はほとんど受けておらず、溶蝕痕も見られない。

?カキが付着していることが多い。
柚木のビカリア写真です。サイズは9.5センチほど。
2010、3月25日、奈義にてビカリア採集。

この産地のものの特徴です。
・壊れているものが多い
・小ぶりなものが多い。しかし小ぶりなものでも他の産地に比べ棘の成長が見られる。
・変形が強い。
・内部は空洞になっておらず土のもののように崩壊はしない。

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