ビカリアを始め化石を愛する者の会です。(ビカリアに関しては、mixi上最大級のコミュニティです。)
そんなビカリアを中心に、新生代の化石、さらに富山県の化石など幅広く研究、採集を行っていく予定です。
新生代で最もかっこいい化石の一つでありコアなファンも多いビカリア。
ビカリアは「日本で最も美しい巻貝の化石」です。特に瑞浪のビカリアは「月のお下がり」(=お月様のうんこ。餅つきを頑張っているウサギの糞という説もある)と言われ信仰の対象とされていました。
新生代始新世第三期に出現し、中新世に繁栄を極めました。熱帯から亜熱帯の浅海域、とくに塩分の低いマングローブの湿地などの入り江を好んで生息していたと考えられます。
富山・八尾はビカリア産地として非常に有名であり「富山発」のビカリア・コミュニティとして以下の目的で当該団体は活動してまいります。
・ビカリアを通しての自己実現
・厳しいビカリアハントを通しての人間形成
・ビカリアハントを通しての健康増進
・各地で産するビカリアに関する情報交換、調査、研究
・各地で産するビカリアのデータベースの作成
・採取したビカリア情報の社会への還元
(具体的には社会活動の一貫として、採りすぎた化石は小学校へ寄付することを考えています。)
「ビカリアとは何か?」(from Wikipedia)
ビカリア(Vicarya)は、吸腔目キバウミニナ科ビカリア属 Vicaryaに分類される巻貝の総称。新生代第三紀に繁栄したが現在は絶滅しており、各地で化石として産出する。
殻長10cmほどの円錐形の巻貝で、同じ科の現生種であるキバウミニナ、センニンガイ、フトヘナタリなどに似ている。殻の表面には太い螺肋や角状突起がある。
新生代第三紀の始新世から中新世にかけての地層から産出し、示準化石として重要である。世界中の熱帯-亜熱帯に分布し、マングローブなどの汽水域に分布していた。日本も当時は熱帯-亜熱帯気候だったと考えられており、各地で化石が発見されている。内部がケイ酸で置換されたものを「月のおさがり」という。
日本産のものは以下のような種類が報告されている。
ヤマトビカリア V. callosa japonica Yabe et Hatai, 1938
ヤベビカリア V. yabei Kamada, 1960
V. yatuoensis Yabe et Hatai, 1938
ヨコヤマビカリア V. yokoyamai Takeyama, 1933
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