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プラスティック・ウエノ・文学コミュの森見登美彦作品と女性ファンと私

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プラスティック・ウエノ・バンドのメンバー4人で飲んでいると、文学の話となり、お互いどのような本を読んでいるかを紹介しあった。

すると、ギターの俊坊から、森見登見彦作品を読んでいるとの発言が。

俺は、その時、恥ずかしくも森見登見彦さんの名前すらも知らなかったので、詳しく聞いてみた。俊坊の説明を以下に要約する。
?とにかく、面白い。
?主人公が、かわいい女の子といい仲に何とかなれないかと一生懸命追い回すという話が多い。そのやり方が、くだらなく、かわいそうで、イイ!
?あくまで個人的な意見だが、自分がその主人公を見てイメージするのは、有名人でいえばxxxx(ウエノ注:自粛。メンバー4人ともが大好きで尊敬しているバンドのボーカリスト)で、身近な人で挙げろと言われれば、ウエノである。要は、小太りでブサイクで、いかにもこういったことをやりそうだ、ということ。

というわけで、俺は、たいそうムカついた。のだが、面白いとの言葉に惹かれ、興味本位で読んでみた。ら、案の定、おもしろすぎた。
主人公もそう変な人物には見えなかったが、何故か、やはり、俺の手口と同じ部分が多々あり、他人には思えなかった。

その後、研究熱心な私は、雑誌やインターネットなどで、独自調査を進めてきた。結果、森見作品には、女性ファンがたくさんいるということがわかった。知らなかった。かつ、そういった女性ファンは、作中の主人公のさっそうとした行動を、かなりキュートだと思っているということが判明した。そうだったのか。

ということは、俺の時代が、ようやく来たということなのかねえ。

以上、戯言でした。

コメント(2)

おお、読んでるねえ。
私が読んだものを整理しますと、『恋文の技術』『夜は短し歩けよ乙女』『四畳半神話体系』『太陽の塔』で、今日、U隣堂で『[新釈]走れメロス 他四篇』を買いました。
不思議と、あまりダブらないもんなんだねえ。

私も、最初、主人公はヤバいのではと思いましたが、『太陽の塔』の解説で、本上まなみさん(俺も大好き!)が、次のように書いていました。少し長くなりますが、我々にとって大変重要なことなので、引用します。


「京大生である主人公の”私”の、独白で始まるこのお話は、いきなりあやしげな空気を漂わせます。青年は≪水尾さん≫という元ガールフレンドの追っかけを日課として、それをレポートにまとめている。水尾さんのスケジュール表(もちろん主人公の手作り)を見て、彼女の家に自転車で乗りつけ、外で帰宅を待つの。(中略) コワ!」

↑ ウエノ注:「外で帰宅を待つの」の、「の」のところが、カワイイなあ。

「これってストーカー日記ではないのか!? と一瞬心配になりました。でもね、≪「水尾さん研究」≫と題したそれは、主人公にとって初めてできた恋人との、始まりから終わり、そして再生までを助ける、セラピーのようなものらしいということが徐々にわかってくる。ほんのりせつないねえ。」

「主人公の特徴は、ひとことでいうと、へもい(注・イケてないんだけれど愛らしくて憎めない、という意味)。のそのそ、もさー、って感じ。わたしごのみです。」

「お話は、とどのつまり、ふられた男の子の真冬のさえない独白小説にすぎないのですが、とてもきらびやかで清潔な印象があるのは、あまりにも豊富なボキャブラリーやイギリス文学的な凝った言い回し、そして徹頭徹尾シャイで奥ゆかしく、自身に厳しい主人公(=つまりは作者)の姿勢に支えられたものだからでしょう。」

「きっとこれからも忘れられない、おもいっきり笑って、胸がいっぱいになる、ファンタスティックな一冊に出会いました。」


ここまで、本上まなみさんに言わせる主人公(=つまりは作者)は、たいしたもんだよ。
我々も、本上まなみさんのような女性にこのように好意的に思われるかもしれぬという多大なるポテンシャリティを有してるということは、よく肝に銘じて、認識しておかねばなりません。

ところで、私も本上まなみさんには一度お会いしたことがあります。夢の中で。お酒に酔っ払ってらして、私にしなだれかかってきました。夢の中で。胸元もはだけていたので、直して差し上げました。夢の中で。
コワ!

しかし、我々がこのようにここで語っていても本質的ではなく仕方がありませんので、女性諸君の意見を聞きたいところですが、このコミュには、いまのところ女性メンバーがいません。
まるで、森見作品の別宇宙ではないか。

ほんのりせつないねえ。

と、本上まなみさんのような女性が、言ってくれないかねえ。

P.S. 『太陽の塔』の中で、主人公は水尾さんを追いかけるために用いる自分の自転車に「まなみ号」と名付けていました。大爆笑してしまいました。

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