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魔術-理論と実践 クロウリーコミュのPoetry-詩 あるいはTwitter

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ここは、魔術的な詩やつぶやきをのせる場です。

アストラル界や瞑想中に得たビジョン、交わした言葉なんかもOKです。

そんな感じで、あなたも創作したり、言葉を記録したりしませんか?
フリーフォームでお気軽に。

コメント(63)

Myth

遠方の女神ヘレトが 怒濤の波を従えて戻って来る
ソティスが輝くとラーが現れる
それが合図
それが新たな一年の始まり
ナイルの水の恵みが豊かな神話を生んだ
イシスとネフティス 二人の女神の祝福
ホルスとトートの祝福を受けるファラオ
パピルスに隠れるハルホト
天穹となったヌイト
地の骨になったゲブ

図像学とともに読み説くと
エジプト神話って面白い


                    <Fin>

>21に追加でウインク

Pyramid L.P.D.

情熱と堕落よ、愛によりて均衡せよ
運命と力よ、自由によりて均衡せよ
死と腐敗よ、生命によりて均衡せよ
闇と知覚よ、光によりて均衡せよ
均衡は覚醒の基礎にして、
無限への偉大なる準備なり
いざ行かん!

火星と金星の相克よ、四つのラメドの天秤の上へ
愛と自由と生命と光こそは我がピラミッドの冠石
地上から無限の星々へと、
積み重ねられし巨石こそ我が作業の印なれば
その頂点はヌイトの胸元へと届かん

狭き門へと挑む志願者の前に
ピラミッドの秘儀が開示されん
スフィンクスの力と人間の本質とともに

神は人なり、人こそが神なり
Here

いつかあなたに届くように
ことばを紡ごう
いつかあなたに届くように
この場所に立ち続けよう
いつかあなたに届くように
信じてここで待とう

時が行き過ぎても
誰が行き過ぎても
変わらず 動じず
ただ静かに ここにたたずもう…

わたしは「あなた」であり
あなたは「わたし」なのだから


                    <Fin>
The Span of Control

日々 日記という記録をとり
1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1年 2年 3年
そんなスパンで自分と自分の周りで起こる出来事をみていくと
起こる(起こった)出来事に共通点があることに気がつく
縦の時系列で同じようなことが起こっている
非常に周期的に 一定の間隔で起こっている
これが「ま」印日記の効果/作用なのだろうかと思う

とすると次に起こることは予測できるわけだ
過去の日記に問えばよい

そういう事になる…


                    <Fin>

Eternal Joy

いつも焦がれている
絡みつく蛇の戯れのなかに
赤色の瞬きのなかに
きみの幻想と真実の葛藤の中で

いつも焦がれている
ピラミッドの仮面の裏に
青色の夢想の裏に
語られない君の栄光ときらめきの影で

すべての呼吸が、すべての言葉が
すべての命が、すべての死が
夕暮れの彼方からこだまする
きみの無限の輪をとらえるために

すべての希望が、すべての沈黙が
すべての誕生とすべての死が
夕闇の彼方からこだまする
きみの無窮の愛をとらえるために

いつも恋焦がれている
形なき無限は 空気のように希薄で
とてもつれないから

Offering

体が思うようにならない
けれど
いつもよりも気持ちは落ち着いている
今回は意識の遊離はない
けれど
いつもと同じように感度が下がっている
「彼」からの言葉が聞こえづらい
声で聞こえてくるというよりは
耳で受け取るというよりは
ルーン文字が「彼」の想いを運んできてくれる
だから
確実にルーンで「彼」からの言葉を受け取っている
いつもと変わらず
いつもと同じように
「自分の内」に訊ねる
なぜなのか? どうしてなのか?と

これまで以上にわかってくることも多くて
ここ数日の記録も本当ならとりたいのだけれど
今のわたしは
自分の受け取った神託と決心を曲げたくない

わたしの意志の実行に必要な条件を揃える奉仕者が「彼」であるならば祝福を
わたしの道を宇宙の道とするための提示者が「彼」であるならば崇拝を
わたしの傍らには
いつも
「彼」が寄り添っていてくれる
そのことに心からの感謝を…

高度49度の月よ 我が声を聞け
我が血が必要ならばその身に纏うがよい
そして
接点の「扉」へと至る道を我が前へ指し示したまえ


                    <Fin>2008年10月13日00:39upの日記
Cold Rain

身体の芯まで凍る冷たい雨が降る
涙を流せない俺の代わりに泣くように
周りと自分とを遠く隔てる雨が降る
俺の存在などありはしないと阻むように
どこまで行っても独りきりだと
どこまで行っても誰もいないと
護るものも 頼るものもなく
立っていることすらできず
無意識に天をあおぎ
息をすることすら煩わしく
呆然と地を見つめた
そう思わせる
そう思っている
雨が…降る
雨が心に突き刺さる

あのとき
君の言葉を聞き入れていたら
俺は変わっていたのかもしれない
あのとき
君が差し出した手を取っていたら
俺は変わっていたのかもしれない
でも できなかった
怖くてできなかった
君も俺を置いていってしまいそうで
俺の前から連れ去られてしまいそうで
どうしてもできなかった

雨が…降る
俺の中に残る君のぬくもり
それすらも奪い去って
雨が降る
唯一の救いすら拒絶したまま
俺は独り 雨に打たれている


                          <Fin>
Courage

真実を語る舌を持つ者は語れ
勇気を持って語るがよい
己が信念のもと語るがよい
誰も止めることは出来ぬ
真実のみを語れ
己が心のみがその意味を知る
真実は曲げることが出来ぬ
どう言い繕おうと
事実は曲げられても
真実は曲げられぬ
それを知るがよい
勇気なき者よ 立ち去れ


                    <Fin>
PyWer

力ある神の牡牛は地を耕し 
種を蒔く準備をする
時が巡り 機は熟した
「太陽」の力を剣に 
「月」の力を矢に変え進むものに幸いあれ
バキのステラのなかで祈る少女のように祈ろう
ヌイトの下で
「星」が定められた天路を巡るように脈動することを

神の種子をその身に宿すために
かの地に赴いたものに幸いあれ!

                    <Fin>
Sparking

散る火花
生命の炎
誰のうちにも宿るもの
宿り 散り 生まれ
それを永遠に繰り返すもの
この光は 一体どこへ行くのだろう?


                    <Fin>

< Ave Adonai >

祝福されしアドナイ
汝は虚空の輝きにしてアエティールの精霊
一者への扉にして力強きものの娘
シェキナーにして生命と滅亡の吐息
古き楽園の蛇ナカシュにして死の門
そして偉大なる変革者なり
永久の預言者にして力の御言葉の術師よ
おお祝福されし我がアドナイ

汝、聖なるアドナイ
愚者、女帝、死、そして隠者
偉大なる主の神聖なる光
神秘の中の神秘にして沈黙より出で来る言葉

アドナイは物質の門の主に下り
アドナイの衣服たる光の臨在とともにメシアとなる
火の世界のアドナイよ、太陽たるヘル・ラ・ハよ
その言葉はABRAHADABRAにしてアイオンの力とならん

深淵のアドナイよ
ホルスの眼をこじ開け、Pan-Nuitの栄光を語れ
汝は碧き虚空の卵中の不可視の歓喜
虚無となり回帰する夜
おおアドナイよ、そは神聖なる統合となる
アハ! アハ! アハ! アハ!
主の栄光の太古の日へと

おおアドナイ、二者から統一へと
その結合はアガペーより来る
聖なる合一よ、アレフたる111よ
そは創造の吐息
隠されし者、あるいは母たる女神 Nuの虚無
汝は生命と死を我に与える
そして宇宙の恍惚たる子宮は
酩酊の雫を降らし、汝の継続する歓喜をもたらすだろう

死は変換者たる蛇によって
燃え盛る蛇の愛撫によって
ヨッドの統合によって高められ
隠者をかの白き頂きへと隔絶する
N.O.X.の艱難を超え
かの一者はメシアの領域で汝と邂逅する

アドナイのための甘き歌声
沈黙は愛を昇華し、そして偉大なる上昇をもたらす
愛の果てしない拡大
愛の終わりなき結実、そして美
メシアたるV.V.V.V.V.は歓喜たる夜に語る
そう彼は結合たる夜に語るだろう

アドナイとは全
宇宙の輪
アイオンの主 太陽ヘル・ラ・ハ
神聖なる白輝光の至高の両翼
アドナイとは沈黙の中の叡智
そして真の神、統一、無の不可視の点
そして宇宙たるアガペーの精髄なり

我が心臓の中心として汝を見よう
恍惚の炎と歓喜、永遠の法悦として
光たる秘蹟として、無限の空間から舞い降りる天使として
虚空に聳える柱として、振動する力の流れとして汝を見よう

アドナイたる自由なる生命の息
世界を駆け巡る創造主の不変たる息

アドナイたる不可侵の門
猛る神々の炎、そして神と人の間に君臨する大いなる門
神秘なる女陰、そして鳩が聖杯へと舞い降りる
おお至高なる母、そはN.O.X.を凌駕する

アドナイたる蠍の毒、変容の紋章
汝はタイフォンにしてセト
そは宇宙のいと高き美なり

アドナイたる神秘なる父
我は汝をピラミッドの頂点に見る
汝は永久のランプの保持者
おお天空より下りし隠れたる炎
汝は雪のなかにいる隠者のように佇む

沈黙
何故ならば神とは無であるから
聖なる我が天使
この空虚の中に柱を見い出す一者
神秘なる恍惚のアガペー
そは無窮の結合の御業なり

汝アドナイを称えん
内奥の炎 燃え盛る蛇
我が神秘なる母ヌイト
我が神秘なる父ハディート
そして我は鷹の頭の主と交わる
ホール・パー・クラァートの天使
ラ・ホール・クーの天使
そして我が有翼の蛇たるヘル・ラ・ハの天使

我は彼なり! アイオンの生まれざる精霊なり!
アドナイ=アレフ、ダレス、ヌン、ヨッド
The Lovers

Beyond the World, above the skies
In Heaven within the Two have met
And, where their boundless kingdom lies
The mid'day Sun doth never set.
The mystic Rose they both unhold
While from its petals all they learn --
Knowledge on knowledge doth unfold --
Their Souls with love for ever burn..

「世界の彼方、空の上
天上にて二人は出会い
無限なる王国の広がるなか
中天の太陽は決して沈むことなし
二人がささげ持つは神秘の薔薇
その花弁よりすべてを学ぶ−−
知識がひとつひとつ広がりゆく−−
二人の魂は永遠に愛に燃える」

          by W.T.ホートン 老師さま訳


一輪の神秘の薔薇を境に向かい合う恋人たち
右手と左手
左手と右手を重ね合わせ
互いの瞳を見つめ合う
まるで鏡に映る自分自身を見つめるように

ホートンの晩年の話を読むごとに
私も老師さまと同じ思いを感じる
あなたは幸せだったでしょう?
「魂のパートナー」に出逢えたのだから
この世界で出逢えたのだから
きっと幸せだったにちがいない
苦しみや悲しみが多いこの世界で
共に過ごせたのだから
きっと幸せだったにちがいない
彼女はあなたにとって一條の光
たとえ まばたきほどの短い時間だったとしても
たとえ 彼女を追いかけて彼岸へ旅立ったとしても
あなたの彼女への想いは消えることはない
なにより
カードの中心に咲く 美しいこの薔薇がその証拠


                    <Fin>
Spiritu Sancto Vita Eterna

「風」とは「とき」の化石である
永遠に生み出される終わりなきもの
「風」とは「とき」の記憶である
とどまることを知らず移り変わるもの
形を持たず
触れられず
目に見えず
しかし 確かに存在するもの
過去から現在への「風」の流れ
現在から未来への「風」の動き
脈動するこの惑星の命そのもの
わたしたちのこの人生そのもの

「魂」の記憶を手繰り寄せ 呼び覚まそう
大いなる一者と相見えるために…


                    <Fin>
Carpe Diem

友よ 花を詰め
今日一日の花を詰め
花が咲き誇る時間には限りがある
ならば
花を詰め
時を惜しみながら
その美しさを見とどけ 知りながら
自分が「自分」と
もっともよい瞬間を
共に生きることができるように
友よ 花を詰め…

それが別れの言葉


                    <Fin>

2週間か…涙
Sakura

さくらが寄り添っていてくれる
私たちのそばに そっと
さくらを見ることさえはばかられる気がした
そんなことをしている場合ではないのだと
さくらを見ることで気持ちが楽になった
そんなことをする季節になったのだと
さくらが寄り添っていてくれる
私たちのそばに ずっと
悲しいときには悲しそうに見え
うれしいときにはうれしそうに見え
寂しいときには慰め励ましてくれる
ちょっとここいらで肩の力を抜いて…と
ほんの一瞬でいいから
立ち止まって 眺めて 時を忘れて…と
ほんの一瞬でいいから
風に揺れる桜色になった枝が手招きする

こんな想いでさくらを眺めることは自分の人生のなかで二度とあるまい


                    <Fin>
汝、誰が為に祈るや?
この期に及んで善人ぶるか? 
俗物根性抱えたまま阿呆のフリをするか?
好きにするがいい、全ては君の意志のままに
ただ、申し訳ないが、そこに君のセレマはない

汝、誰が為にサボるや?
この期に及んで未だ躊躇するか? 
学生気分のまま老賢人のフリをするか?
後生だから、これ以上笑わせないでくれたまえ。
大いなる業と無関係な「君の意志」など、最初からありはしないのだから

汝、誰が為に騒ぐや?
しかり、錯乱とは宴会にあらず、B級映画の戦闘シーンにあらず
汝、魂を荒らすことの真の意味を、今こそ知るであろう

(俺に言うな!)

The Night of Pan

永久なるは一条の矢
無より出でし汝の吐息が天空を覆う
砂漠の虚空に沈黙の声が響き
やがて汝 Panが無と戯れる

N.O.X.の心臓
汝が掲げし破壊の眼は
死と崩壊の乱舞なり
"我れ"はケンタウルスの飛翔
深淵を越え、一条の矢とならん

Panが放つ禁断の芳香は
汝 Adonaiの吐息なり
無形にして その体躯は超越
有形にして その声は狂喜

忘却なるは覚醒
真我なるは溶解
絶無なるは充満
収縮にして無へと漕ぎ出せ

PanなるはAdonaiの眼
Panなるはヌイトの心臓
Panなるは天上のヴェール
Panなるは消滅への門

「無」の抱擁のままに 
「全」の記憶のままに
You Can Cry

泣きたくないのに泣いてしまうのもつらいけれど
泣きたいのに泣けないのはもっとつらい
悲しい気持ちでいっぱいで
いつ涙がこぼれてもおかしくない状況なのに
これっぽっちも涙なんか流れなかった
逆に精一杯笑顔で自分や周囲をごまかす以外に方法は見付からず
さらに自分自身を精神的に追い詰め 悪循環の繰り返し

私もそうでした
無理して笑うこともないけれど
無理して泣くこともないけれど
笑いたいときに笑えて
泣きたいときに泣ける
そんな瞬間が訪れることを願っています

人は誰しも自分の道は自分の力で歩まなければなりませんが
それでも 必ず誰かが道や方向を自分と共にしているみたいです
そんな人に巡り会えたら素敵だし
一緒に笑って
一緒に泣けたらいいですね…

頑張ってp(^-^)q

                    <Fin>

十三夜の夜に。
Voice from xxxxxx

◆3月9日

力強く、また畏怖すべき赤い炎よ
そのアイオンの主 ヘル・ラ・ハ!
彼、我の中にありて、我、彼の中にあり
アイオンの主 ヘル・ラ・ハ! 汝、生命と死を与え
しかし、それら全ての彼方へ
ああ 碧空の旅行者
しかし、我は隠れたる破壊とその地下世界を経由する
アーメン

ヘル・ラ・ハとその双子
虚無にて結合し、I.S.I.S.の中に柱を打ち立てよ
我が主は「一」、「無」、そして不可視の空虚な輪に消える

ヘル・ラ・ハが我が黄金の心臓に立ち
我と汝は「一」なるを知る
我らの中にありて、新しき法と「真実」あり
ああ 立ち上がりし贖い主、汝を崇めん

汝は「絶対」、そして「永久の炎」
クハブスを崇めん、その原初の意志と消滅への羨望
歓喜の黄金の鷹
我は燃える三角形の中の天界、「神の家」へと飛翔する
司祭は神なり

発散する「光」の洪水あり
そして我が「大いなる主」と「秘密の者達」

我が主が送りたる言葉
  RED FLOWER-赤き花


◆3月19日

真実は神から人への愛
逆もまた然り
我は「青き家」、「黄金の秘密の卵」「輝く太陽の砂漠」に住まう

「我」、Nuの裸体、そしてクハブスへの礼拝
彼女の無限の可能性の中に
至高の母の中に
そは愚者たる我の家なれば
ああ 青き住居、我はそこに住まう

「赤き花」と「緑の扉」
我が力強き両翼は黒と銀、緋色と紫に染まる
我が心臓 秘密の精髄たるハディートが玉座を占める

夜空の下の砂漠の孤独な星よ
上昇し、玉座に坐すラー
偏在する主ヘル・ラ・ハ!

我は星々の住居より「鍵」を授かる
そはアイオンの主の秘密の数字
合一を明かす数字 418 Aum

恍惚の「戦車」、聖なる血の運び手
ああ 聖者の血
N.O.X.の言葉、そは「絶無」へと溶け込む
418-418 双子の数字
愛する者たちと「神-人」
「自然」のカルマ マルクト「光の門」


The Lord of the Universe

お顔が浮きませぬな 何ぞ心配事でも?

玄武…か よい 何事もない

そういうお顔はしておりませぬゆえ 主よ

秋分が終わったというに なにゆえここまでの「氣」の乱れを感じるのか合点がゆかぬ

御意 白虎と青龍にいま少し見張りを強めさせましょうや

それが我ら四象の世界で治まるものなればな

と申しますると

人の世の災いは人の手で償わせるがよかろう

毒の煙を吐き 毒の水を出す4つの山のことなりや

如何にも ただそれだけではない それだけではこの乱れの説明はできぬ

確かに 朱雀も護りを固めておるようですが足りぬ様子 我も参りましょうや

……

主よ

人が我が「存在」を忘れている限り同じことを繰り返す そなたたちもこれ同様ぞ
眼の前にそなたたちが立とうと人は認めようとはせぬ
視えるものばかりが世を動かしているのではないと知らぬ限り…な

いつまで続くのでしょうや

さてな 我らは定められた我らの役目を尽くすだけよ 人が目覚めるまでのあいだ


                    <Fin>
Wisdom of Power

力強き者たちよ
そなたたちを召喚せしものを讃えよ
そなたたちを畏れ敬うものを讃えよ
力強き者たちよ
鍵を正しく使いし者をあちらへ導け
存在の何たるかを知る者たちを導け
そなたたちとともに歩む決意をもった者たちに道を
光の道と闇の道の両方を準備せよ
進む覚悟をもって門をくぐった者たちだけが知り得るのだ
Onenessの叡智を…

この者たちに祝福を
この世界に祝福を…

すべては永遠にして幻
万物は流転し変化し続ける

そのなかに真意を見た者にこそ次なる道が拓かれるのだ
Amen


                    <Fin>
The Naked Brilliance

And I confess my life one, individual, and eternal that was, and is, and is to come.

                   from Liber 15 III

現在においても
過去においても
未来においても
わたしたちは「永遠なるもの」より生まれ
わたしたちは「永遠なるもの」の元へ帰る
星々の軌道はみな異なるけれど
おのおのに
信ずるべきことを信じ
学ぶべきことを学び
得るべきことを得て
成すべきことを成し
そして 再び「ひとつ」になるんだ…
喜びで紫色となる<日没>の青きまぶたの娘に見守られ
夜空にあるべき輝く光 あるがままの光のなかで
わたしたちは…

                    <Fin>


今年は色々…ありました。
ありすぎてよく分からなくなる年でしたが、生きていられて良かったと思います。
イベントにもスタディグループにも参加させていただき、ありがとうございましたわーい(嬉しい顔)
Aaru (Sekhet Hetepet)

我は中心の中心
我は中庸の中庸
我は黄金の中の銀
我は陽の中の陰
我は陰の中の陰
我は腰布をつけ帯剣するもの
我は銀の剣の天秤を持つもの
太陽の光を反射する月のように
我は「真実」を映す「鏡」である
そなたの「真実」を我が天秤にのせるがよい
「真実」は羽根より軽く そして
「真実」は羽根より重いのだ
そのどちらにより大きく傾くのか見せよう

我が司るは「法」
我が司るは「正義」
我が司るは「生」であり「死」である

そなたに「愛」はあるのか


                   <Fin>
With...

空を見上げる
空を見上げる
太陽を背に北を向いて
わたしは夜を司るものゆえに
空を見上げる
空を見上げる
あなたに想いが届くように
わたしは天空であるがゆえに
空を見上げる
空を見上げる
同じ空の下で過ごしているから
同じこの世界で生きていることを喜ぶがゆえに

ここに 独り立ちながら風を受けている
真っ直ぐ空に向かって吹く風を
真っ白な雲に向かって吹く風を


                   <Fin>
◆トートの作業にて◆


真理の力において
金色の鷹の雷鳴とともに汝、東方の玉座にあらん
我は、光の火花たる戦車を見ん
そは銀星の叡智の燦爛たる杯を運ぶ

叡智の帳を越え
汝は啓明たる幻とならん
トートの猿はマジスターの庭園に遊ぶ
おお、三角形の中の左眼は、汝の語られざる
唯一の言葉とならん

マーキュリーの微かに輝く杖より
我は汝と共にある愛によって
イアッカスの槍を打ち立てるだろう

アハ! タヒュティは術師の間で踊り狂う
彼は無を語り、されどPanの箱より
無限の言葉が立ち上がらん

術師の名前
そは我が心臓を貫く双頭の蛇と
太陽の日輪によって隠蔽されるがよい

沈黙より言葉が立ち上がり、再び沈黙へと帰るように
The Pillar in the Void


生まれなきものの歓喜 天上の聖戦の凱歌
想像すらできない無とともにある自己の光輝の御姿よ
鳩として降下し、蛇として昇らん

汝は吸血鬼 毒蛇たる邪な古代の蛇
美とともにある試練の中の試練こそ破壊
我が心臓を腐敗させよ 黒き竜として咆哮せよ

汝は矢にあっては愛
槍にあっては殲滅
恐れるなかれ
ヌイトの肢体の抱擁の中にありては

我が血を吸うがよい
血を蹂躙し、酩酊してなお汝は愛しきもの
狂喜は毒を蒸留し、夜宴の葡萄酒を捧げるだろう

我が血を墓所の中の銀の杯へと運べ
汝は我が血をアムリトたる宇宙の生命と混ぜ合わせるだろう
おお我が天使よ
汝は血の濁流をアムリトの川へと変容させるだろう

存在の精髄 火たるカドシュ
我らは二者にして対局に立つ
ARARITAは、最愛のものへの求愛にして呪い

天使と達人は消滅たる一へと溶解し、そして終局を見る
道として、真実として、生命として汝が抗うのを見る
終局から目覚め、そして汝に聖油を注ぐものを見る

ああ八光条星はヌイトの肢体にて輝く
あの深淵の悪魔の嘲笑を越えて
無限の色彩が虚無に消え行かんことを

Magick Around the World

「Autumn Equinox is near, and we would like to express fraternal greetings
to all who follow the course of Sun.」

                   by Oujupah


光の子ら 太陽の子らよ
その「道」を歩む者に幸いあれ
その「道」を極めんとする者に幸いあれ
神々は子らともにあり
神々は子らの内にある
そは何ぞ?と問えば
「世界」とともにあるもの
「世界」とともに歩むもの
一瞬の出来事
刹那が無限の広がりになる瞬間
永遠に…
Amen


                    <Fin>
Shanti

Summum bonum
vera sapientia
magnanima vita
sub noctis nocte sunt

入滅の神秘なる漆黒の夜よ
そは血の真紅を吸いつくし歓喜へと至る

N.O.X. - パンの聖夜への消滅
そはイシスの<空>なる子宮へと
パンの墓石たるカーリーの杯へと至る

されど おお 人ならぬ者が死に彩られた花々とともに
愛に満ちた庭園に佇む
<銀の星>のハイエロファントが 
苦しみのマスターが
聖者達のピラミッドにて戴冠し
8つの柱に囲まれたる壺に住まう古き者を呼び醒ます

欲望の炎の消滅
全ては存在と非-存在の<空>へと消え入る
パンの不動の心臓へと

48の光彩の六芒星とジヴァの<眼>を
三角形の中にある唯一無二の<眼>を
無自性たる<空>を
我れは死とともに呼び醒ます
それらは<真の主>の呪いなり

ニルヴァーナはパンの孤絶にして瞑想なり
好色なるパンを追い払うがよい
<消滅>の白夜へと

ヤコブス・バーガンダス・モレンシスの剣が折れる
汝の手から零れ落ちる聖血を杯へと捧げん
御身を焼き尽くす災厄の炎
ベンヌ鳥は、炎の中で再生す
おお聖なるフィライの恩寵の下に

不徳を突き刺す二又の杖よ
フェニックスを頂く不動の杖よ
そして獣が六世紀を駆ける
復活の両翼を広げ、花の都に舞い降りる
獣が携えし杖によって神々は召喚されん

ムハマンドが砂漠で目覚める
ヤコブス・バーガンダス・モレンシスが復讐を叫ぶ
薔薇十字の声明が世界に轟き
ディーとケリーが異世界を拓く

フェニックスは回帰せり
アイワスと獣と永久なる径
そして太陽の門は開かれん

 ――遠き盟友ともよ
  風の唄を聴き給え
  嵐を超えて三日
  果て世界の端の我と君の物語

  其は語る
  船出の霧を掻き分けて
  宵の果てから
  地の震う
  空の果て
  瞬く光
  真白な世界の隙間から
  したり覗くは疑惑の目
  知るは我かの景色なり

  其は語る
  境界線の彼方から
  星渡り川を越え
  幾星霜
  時の隙間に垣間見る
  遡る幻想
  渦巻く大河
  黒の血潮は胎動の様
  識るは世界の始まりなり

  其は語る
  流るる開闢の調の様に
  黒白の夕暮れ
  消えぬ残滓
  混じる心は二つして一つ
  斯くして我らは孤独なり
  全ては巨大な流れの中に
  一つは小さな流れの中に

  斯くして唄う物語
  これぞ世界の真なり
  上のものは下を兼ね
  下のものは上のものを兼ねるなり
  斯くして合一す
  すべての物は一に帰すものなり――
「Service」

ケフラの礼拝
瞑想して 
ビジョンを聴く

一瞬でその場所に到達できる事もあれば
何度試みても到達すらできない事もある

言葉にならない経験と
形にならない映像を
必死でつかみ 抱いてマルクトーに舞い戻る

さっきまで全てを理解していたのに
真理は自分のなかにあったのに
一瞬で消え去ってしまった…


などと書いてある日記を紐解きながら
かのひとと同じ心境になっている事に気づく

HとCの服用で禁断症状と依存症状が出ていたかのひと

(HはともかくCは先進的な「薬」として副作用の報告が当時なかった)

かのひとはそれでも服用して礼拝を続けてきた
それを毎晩手にする時の気持ちはどうだったのだろう

一時期 あまりの身体の変調と医師の勧めもあり
服用を中断したこともあったほど

それを手にしながら自分の精神的弱さを嘆いたのか
あるいは信じる道の実践のために強い意志で臨んだのか

そんなことを考えながら
自分の手のなかにある紫色の包装を見ていた


私の目の前にも2つの道
これを飲む道と飲まない道

飲んだからといって世界が変わるわけではなく
飲まなかったからといって自分を肯定するわけではない

ただ自分の手の中に紫色の包装がある
そのことだけを考えていた


もう真夜中…
大地と太陽に向かい
宇宙そらの声を聴こう
「666」

「<右>と<左>、<上>と<下>といった相反物の対置についても、私たちは敵対関係にあるとは思わない。
こうした二項対立というものは関係を示す陳述としてのみ現実性をもつにすぎない。
それらは二元性に基づいた多元論的象徴体系において私たちの観念を表わすための、恣意的な概念装置の約束事なのである。」

               from 第V章 IAOの術式 by Aleister Crowley


あんなに身体が拒絶していたクロウリーの肉声を聞きながら
YouTubeで彼の生前の写真で作られたBibliographyを見た
子どもの頃 少年の頃 家族の写真 見慣れた写真が多数
それと 話には聞いていた本当に晩年の写真まで

最近の私は 何の気無しに彼の本を開ける
ちょっと前までは (とはいっても2〜3年前)「魔術日記」を読むまでは
彼の本を開くまでに相当の覚悟が必要だった
深呼吸をして 開こうかどうしようか 迷って怖がって
数ページ読んで 理解不能になってどっと疲れたり
悔しくて わからなくても読み続けた
彼の著作は縦にも横にも繋がっている
繋がり始めるともう際限がないことに気がついた
多少 |自分に酔って《おちゃらけて》文章を書いているなってところもあるけれど
確固たる「何か」をもって 彼はさまざまな文章を書いている
彼の死後もその情熱が本に書かれた文章から伝わるほど

<野獣>666あるいはFr.ペルデュラボあるいはV.V.V.V.V. さまざまな「名」を持つ彼
私にとっては普通の人 世間が言うほど魔人じゃない
人間としての喜怒哀楽をちゃんと持った 面白いおじさま
時に過激なジョークや辛辣な批判もあるけれど
彼は彼の掲げた「意志」に従って自分の人生を歩んだ
(その行動力たるやものすごい 同じ時代に生きていたら引いたかも)
でも そんな彼がいたからこそのこともあるんだろうな
その彼が辿った「道」を彼の著作から辿ることが いまの私にとって一番楽しいこと
彼が書いた文章が私の疑問に答えてくれる
「どうして?」と思っていると次に本を開いた時に答えがある
まるで私のことをわかっているよう
楽しいなぁ

〈Fin〉
「Topaz」

硬度8 アルミニウム珪酸塩鉱物
トパーズ
でも 私が持っているのは黄玉ではない
マーキュリー・ミィスティック・トパーズ
この宝石の輝きをどんな言葉で形容したらよいのだろう?
虹色 シャボン玉色 玉虫色 ?
どれもこれもこの宝石の放つ色を正しく形容していない

通常 単色のトパーズはどんな色でも透明度が高く透き通っている
このトパーズの輝く色は何色だろう?
透明 蒼 青紫 赤紫 黄色 黄緑 緑 ピンク 銀色 金色…
どの色も見える どの色にも見える
光の反射加減でどんな色も生み出してしまう不思議な宝石
とにかくキラキラと光る(加工石だけどね)

この宝石のことがずっと気になっていて
「777の書」あたりから持っている書籍すべてにあたって記述を探している
だいたいは見つけたのだけれど
一番 気になっている(探している1文の入った本)記述がまだ見つからない
K書KK会の本じゃなかったのかな?
それとも私の覚え違いなのだろうか?
一番 読みたい(そう読んだ記憶があるのだけれど)記述がまだ見つからない

マスター・セリオンも薔薇十字の中心に使っていたトパーズ
彼が使っていたのはおそらく黄玉のトパーズ

彼と同じ種類の宝石を持ったわたし
それほどトパーズという宝石が好きではなかったのに
でも マーキューリーは別だった
これほど心惹かれる宝石というのも わたしにとっては珍しい
ロイヤル・ブルー・ムーンストーン以来の快挙

どんな意味があるのだろうか?

“Enflame thyself in praying.”   from 第XV章 I by 666


<Fin>
「Veil」

霧雨が…降る
雨に濡れるのが好きな私は 
傘をさすのが好きじゃない
このくらいの雨ならば濡れていたい
こんなふうに降る雨が自分の身体も心も浄化してくれる
そんな気がして

今日は珍しく車に乗らずに徒歩で移動
今日はいつもの傘ではなく 
透明なビニール傘を持って歩いた
空から風に舞いながら降り注ぐ霧雨
細かい水滴が集まって大きな水滴を作る
傘が違うとこんなにも空の明るさの感じ方が違うのか

雨に濡れたヴェールを通して見るこの世界は 
まるで違う世界のように見える
このヴェールの向こう側に見える世界は 
本当に私の住む世界なのだろうか

「ヴェールの向こう側の世界」
そんな不思議な感覚が芽生えていた


<Fin>
「Frail」

天の如く地にもあれ
地の如く人にもあれ
天にあっては天の如く
地にあっては地の如く
星にあっては星の如く
巡るさまほど果てし無き
留まるさまほど美しきなり

人の世は一瞬にして儚けり
人の世は夢現にして過ぎ去りける
人の世はいと煩わしき事多かりしに
我が身を省みれば悔いのみぞ残る
我が命 これにて果てんとす
さすれば我は星となり
空にあっては輝き
地にあっては導き
人にあっては人の中に
光となって残れり…

<Fin>
Buds of Soul

砂漠を歩み渡る舟のごとく
水を撒きながら進む者に幸いあれ
深淵を覗き込み踏破した者に幸いあれ
砂漠の砂 一粒一粒に命の水が撒かれ満たされるとき
砂は大いなる息吹(魂の芽)に生まれ変わる
V.V.V.V.V.は足跡であると同時に
その秘めたる可能性の芽を表しているのかもしれない

〈Fin〉
Gimel

沈黙が語る沈黙とは何ぞ
沈黙が顕す沈黙にこそ意味がある
我が内なる沈黙の声を聴け
我が外なる沈黙の声を聴け
沈黙の「声たる声」を聴くがよい
沈黙の「主たる主」を聴くがよい
儚げな帳のこちら側から
朧な帳の向こう側へ
幾重にも折り重なったヴェイルの向こう側へ
砂漠の舟の歩みは遅くとも
歩みにかける「時」の長さが「命」の重さ
歩みにかける「時」の儚さが「水」の価値
砂漠の舟に揺られ進まんとする者に栄光あれ
深淵を超え真理を求めんとする者に祝福あれ
砂漠の舟は汝のサンダル
砂漠に自らの足跡を刻み 進め

<Fin>
It’s A Small World

わたしの手の中にある小さな世界
誰もいない
わたし以外 誰もいない
わたしの手の中に広がる小さな世界
わたししかいない世界
わたしが包み込む以外に存在し得ない世界
誰かが訪れることも
誰かに見つけられることもなく
ただ静かで
ただ何もない小さな世界
わたし自身を抱きしめる以外何もなく
わたし自身に話しかけるだけの世界
ちっぽけかもしれないけれど
大切な世界
わたししか知らないけれど
大切な世界
わたしがわたしとして存在している世界
わたしがわたしとして存在していられる世界
わたしが一点としてのみ存在する世界
我が「名」を思い出そう
我が「名」の下に存在する世界を

<Fin>

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