藤本 隆行氏 1987年、ダムタイプに参加。「S/N」以降の作品では、照明並びにテクニカル・マネージメントを担当する。近年は、内橋和久やUAとのインスタレーション/コンサート「path」、ダンスカンパニーMonochrome Circusとのコラボレーション「Refined Colors」「lost」、白井剛(AbSt/発条ト)や川口隆夫(ダムタイプ)等、9名のアーティストと共に作ったパフォーマンス作品「true/本当のこと」で,LED照明を含めたデジタル・ディバイスと人体の高密度の同期に焦点を当てた,有機的な舞台を構築。また、Daniel Yeung(香港)、 Ea Sola(フランス/べトナム)、Choy Ka Fai(シンガポール)、Daniel K(シンガポール)等の海外アーティストとのコラボレーションも多数。2010年には、横浜BankART並びに東京都写真美術館開催の第2回恵比寿映像祭で、インスタレーション作品「Time Lapse Plant」を発表。また同年より「京都コンピュキッズ」を立ち上げ、子どものためのデジタルワークショップ開発を主宰している。
白井 剛氏 1996〜2000年「伊藤キム+輝く未来」に参加。98年「Study of Live works 発条ト(ばねと)」設立。00年「バニョレ国際振付賞」、06年トヨタコレオグラフィーアワード「次代を担う振付家賞」を受賞。06年「AbsT」設立。「アルデッティ弦楽四重奏団」とのコラボレーション、ユーリ・ン(香港)振付『悪魔の物語』、伊藤キム『禁色』に出演。07年「第一回日本ダンスフォーラム賞」受賞。07年初演の『true/本当のこと』で藤本隆行らと共同製作を行う。近年では、09年『blue Lion』、10年『静物画 -still life』を京都にて製作・発表。10〜11年、山口情報芸術センター[YCAM]との映像プロジェクト『Choreography filmed: 5 days of movement』を行い、現在http://c-filmed.ycam.jpにて映像作品を公開中、ネット上でのダンスの可能性を模索している。今秋、京都・東京にて『静物画 -still life』を再演予定。