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北海道でゾイド楽しもうコミュの*[ZOIDSにLED電装]をしてキャノピー等を光らせる*

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ゾイド展示会の時にお会いした方からこんなメッセージがありました。

『プラモに仕込む電飾のお話なのですが、いま現在製作しようと思っているプラモに電飾を仕込んでみたいなとおもっているのですが、いままで電飾は行った事がなく、色々サイトやら調べてみてもあまりピンとこなかったので質問したいのですが。 』

私も、その模型への電飾を詳しく説明したWebページって無い事は
前々から知っていたのですが、それを見て

『模型への電飾の方法を記載した講習って必要かなぁ』

っと思い、まずは試験的にこのトピを立てる事にしましたw
仮にそのコーナーがあったとして
も電飾の部分に関しては、ホント表面的なことしか書いていない事が多いので
確かにネットで検索しても大変ですよねw

================ココからが本編===================

初心者が知りたい
●配線の仕方
●LEDの種類
●電源の種類・電圧・電流
●材料を何処で手に入れるか

っと言う事は、電子工作関連のWebサイトで書いてある事が多いのですが
このようなWebだと、電子工作に精通している方が対象の内容が殆どなので
難解な文章が羅列している事も多いので、初心者にはお勧めしませんw

あと、プラスαで
○接着方法、装着する際の向きや注意点
○透け防止の下地処理等
も、追記しないと、模型用の電飾の説明としては成り立たないので
この辺も軽くですが追記します。

っと言う事で、模型向け電飾について文章をまとめようと思います。

------------------------------------------------------------------------------------

★まず何処で入手できるか★
一番良いのは、札幌だと狸小路、
東京だと秋葉原のラジオ館やその周辺、
名古屋なら大須の通りに、
大阪なら日本橋の通り 
にある電子部品の店に行くのが一番だと思いますが、

通販を利用するのであれば
●秋月電子: http://akizukidenshi.com/catalog/default.aspx
●LED PARADISE: http://www.led-paradise.com/product-list/28

などで、購入すれば良いでしょう。
基本秋月電子さんが一番有名な電子部品通販サイトでもあるので
ここでも用を済ませられるでしょう。
(秋月電子は、JR秋葉原駅から歩いて15分位の所に実店舗があるので、ここで悩みながら探す事も可w)


LEDを探す際に、実際の店舗で店員さんに質問した方なら分かると思いますが
LEDには、カンデラ(cd)と呼ばれる、明るさの単位があります。

なので、『赤色のLED』を下さい。 と探してもらうにしても
店員さんは必ずと言って良いほど
 
『明るさはどの位の物をお探しで?(勿論単位はcd)』や、
『カンデラはいくつのが欲しい?』と確認をしてくるので、

言われると、初心者はその時点で \(^o^)/<オワター  になる事もしばしばです。

詳細を知りたいのであればWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%A9
を見てもいいのですが、これだと頭が痛いのでw

▼カンデラ(cd)とは?▼
要するに、明るさの単位で、ロウソクの英語である キャンドル(candle)が由来で
1カンデラが1本分のロウソクの明るさに相当する単位です。
主にPCのディスプレイなど、“電球みたいに広範囲に明かりを灯す必要がない機器”で
直視した際の明るさを示すのに使われる単位。
最近LED電球などで、ワット(W)の代わりに、ルーメン(lm)が使われるのですが、
これは、“広範囲に対しての”明るさを示す単位なので、ここでは使いませんw


カンデラ(cd)の基本を見て頂いた所で、
簡単にまとめますと、

模型用で電装に使うLEDは、コックピットのスペース等の関係上で、
普通の5φタイプの弾丸型LEDよりは、
小さめの3φタイプの弾丸型LEDをよく使います。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01093/

そして、明るさは出来るだけ明るい方が良いので、
○普通より若干明るめのものである『高輝度タイプ』で→500m(ミリ)cd〜1,000mcd=1cd
☆LEDキーホルダー等で使われる『超高輝度タイプ』で→10,000mcd=10cd 〜 20,000mcd=20cd
が目安となります。
コレを伝えれば大体の数値で探してくれる事でしょうw

私は、超高輝度タイプの22cdの赤色LEDを100個を2800円くらいで購入してストックしてあります。(何
流石に白色や青色等の特殊カラーになると10個で500円程度と結構値が張るので
20個くらいしかストックしてません(汗
黄色や、緑色LED等の比較的古くから登場しているものは、
赤色と青色・白色LEDの値段の中間くらいで買えます。
(超高輝度タイプの20cdの3φで10個 400円程度で買える。)

自分は、主に秋葉原に直接寄り道した際に、コトブキヤ本店で剣猫ちゃん(w)等を眺めて・捕獲する等をしてから、そのついでに電子パーツショップで直接確認して購入するようにしています。 こっちの方が詳細が良くわかりますし、気が付いたものを一緒に購入出来るので・・・


> LEDは普通のホームセンターなんかで入手することってできるのですか?
ホーマック等では置いている事は稀に近いです。
逆に、品揃いの良い模型店や、意外にもヨドバシ・ビックカメラの模型コーナーに置いている事の方が多いですw

なお、ツクモやパソコン工房等でも、紫色LED等の特殊カラーのモノが良く売られていますが、使っているLED自体は超高輝度タイプで文句は無いのですが、ただ、PC用にリード線が付いていたり、大きさも5φと大きめのものが多いので、加工するのに手間がかかりますw

あと、LEDを購入する際は、
 『 一 緒 に 配 線 材 や 抵 抗 も 購 入 し ま し ょ う !』
そうしないと、電気は通りませんし、
抵抗を入れないと電流が流れ過ぎて、加熱のし過ぎですぐに壊れます。

★ちなみにカーボン抵抗については、一般的な1/4W[4分の1]タイプのもので十分です。
ですが、スペースの関係で小さいのが欲しい場合は1/8Wタイプを使って下さい。
(小さい分、若干熱を持ちますが、火災になるほどではありません。)


私的に模型用途でおススメの配線は・・・

iPod等のイヤホンコード等で使われている。
『超極細シールド線』でしょうか。

超極細なので、加工するには慣れは必要ですが、
しかし、普通に配線をすると +とーで2本の配線が必要になるのですが、
シールド線ならその2本の配線が1本にまとまっているので取り回しが非常に楽になります。
でも、私の持っている外形が1mmにも満たない1芯の超極細シールド線は、
扱っている店舗が非常に限られており、
ラジオ館内でしらみつぶしに探しててやっと見つけた程ですので、
出来れば、直接店舗を歩き回った方が良い結果が得られる事が多いです。
(秋月電子の実店舗で直接確認をしたのですが、どれも太いものばかりで、特に配線関係は余り扱っていないとの事でした)

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★次に配線の方法です★
コチラを確認すると分かり易いかと思います。
私は、ギリギリの電流である18mAくらいで流す事が多いのでこの資料を選びました。
http://www.audio-q.com/siryou.htm

なお、それだけじゃ、電圧が変わった際にどの位のカーボン抵抗を入れれば良いのかが分からなくなる事もあるので、計算式も用意しました。
中学校の時に習った事がある、あの計算式ですw
ですが、LED用に 流したい電圧からの計算法と、流したい電流値から求めたい場合の計算法だけに限定しているので簡単だと思い、コチラを選びました。
http://akizukidenshi.com/download/led-r-calc.pdf(PDF文章です。印刷して何処かに入れておくと便利です。)

なお、LEDに流せる電流は大抵2mA〜18mAくらいまでなので
計算式は、0.002A〜0.018Aにして計算しないと正しく計算出来ません。

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★ハンダ付けの方法★
一通り、部品が揃ったらハンダ付けをしましょう。
LEDには極性があるので、逆に付けると壊れはしませんが点灯しませんw
最初購入した際には、『足が長い方が+』になっているはずなので、
最初に+の端子の根元等にマッキー等でマーキングをしてから加工を行うと、端子を見失うミスを防げます。
(まぁ、分からなくなっても、一通り配線を繋いで点くかどうか確認すれば良いのですがw)

なお、使用する半田ごては
『20W〜30Wまでの精密部品用のワット数が少ないもの』でやりましょう。
これらの半田ごては、先端が細いので精密部品作業に向いていますし、
熱量も少ないので、すぐに部品が焦げてあぼーんになる事も避けられます。

でも、素早く作業を行いましょう。1度に連続で5秒くらいなら熱に耐えられますが、
すぐに終わらせた方(1〜2秒位)が、部品があぼーんになりにくいのは言うまでもありません。

また、配線は、被覆を剥いて撚ってまとめた後に、
一旦、溶けたハンダを配線材に吸わせて『ハンダメッキ』状態にすると
LEDに配線を付ける時に非常に楽になります。

また、狭いコックピットにLEDを組み込むので、
LEDの足は極力短く切っておきましょう。

最近ではチップLEDが出回っていて、
『模型のキャノピーに直接埋め込むように設置して、キャノピーから直接光らせると言う芸当』も出来るのですが、部品が何せ米粒よりも小さい部品なので、配線とのハンダ付けにはコツがいります。
今回は長くなるので割愛しておりますが、興味がございましたら私宛に質問をして見て下さい。
後ほど『チップLEDでキャノピーを光らせよう!』っと言った題名で
トピックに追加しようと思いますw

配線が無事に終了したらいよいよ模型に組み込みです。

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★模型に電装をする★
ゾイド等の動くモノでしたら、
私は、LEDとハンダとの接合部分に絶縁処理と配線が外れるのを防止する為に
エポキシ接着剤をコーティングして固めます。

チップLED等は、キャノピーに直接埋め込みたい場合は、
適当にルーター等を使って穴を削り込んでからその中にチップLEDを入れて
その上からエポキシ樹脂接着剤を流し込みます。
(瞬間接着剤などの、シアクレート樹脂だと白化現象が起き易い上に、配線が曲がった際の衝撃に弱いのでw)

あと、『 接 着 剤 が 乾 い た の を 確 認 してから電源を入れて』くださいねw
そうしないと、
シ ョ ー ト し て 電 池 が 異 常 発 熱 し て 火 災 の 原 因 になります(汗

あとは、ショートしない様、配線材が干渉して切れる様な事が無いように考慮して頂ければ、好きなように改造して頂いても構いません。

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★最後に『透け防止』とは?★
コレは、LEDの光がパーツから漏れて、
ちょうちんの様に、ゾイドの頭の部分がぼんやりと発光してしまう現象ですw

目だけを発光させたいのに、これだと折角のカッコ良さも半減です。
処理方法としては、

●光と言うのは、黒い色の光を吸収する工学的な特性と
銀色等のメタリック系色は光を反射する工学的な特性を
組み合わせて対処をするのが簡単な方法になります。

キャノピー付近や、ヘッド部のパーツの裏側を
まず真っ黒に塗装をしてから、その上からシルバー色を上塗りします。
コレで光の透過は回避する事が出来ます。
しかも、シルバーの光を反射する特性によって、
キャノピー全体がキレイに発光する様になります。




・・・っと、長くなりましたが こんな感じになります。
最後までご清聴ありがとうございました m(_ _)m

コメント(4)

私の稚拙な質問に、わざわざ詳細な解説ありがとうございましたm(_ _)m
初挑戦なことばかりですがゆっくりやってみようと思いますw

MAXさんのコメントで少しばかり不安が減りました!ありがとうございました。
★追加で、昔 赤鋏さんのバーサークフューラーのコア部の配線の増設をした際の動画がありましたので、コチラの動画をYoutubeにうpしました★
[内容:ゾイドコア部分の駆動部の撤去&配線の追加]



初めてゾイドコアの部分に触って配線を付けようと思っている方は、参考にして頂ければと思います。

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