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日本とイランの関係コミュの大阪大学 

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http://www.sfs.osaka-u.ac.jp/user/persian/kenkyu.html

大阪大学外国語学部外国語学科ペルシア語専攻

ご挨拶

 ペルシア語はインド・ヨーロッパ語族に属し、英語やドイツ語などとは親戚 関係にある言語のひとつです。その言語資料の歴史はかなり古く、古代ペルシア語は紀元前6世紀以降アケメネス王朝の王たちが碑文で用いたのに始まります。

 私たちが勉強するのはイランがイスラム化された7世紀半ば以降、9〜10世紀にかけて文章語として確立された近世ペルシア語です。この言語はそれまでのペルシア語とは異なり、イスラムの影響で、文字はアラビア文字を用い、大量 のアラビア語の単語が借用語として入ってきています。

 ペルシア語はもともとはイラン南西部の一方言でしたが、イラン文化の発達と拡大に伴い、中世にはイランだけでなく、東は北インド、アフガニスタン、西はトルコ、北は中央アジアにわたる広大な地域で公用語、学術語として用いられ、イスラム世界においてアラビア語に次ぐ重要な地位 を占めました。

 また、多くの優れた文学作品がペルシア語で書かれました。ゲーテはハーフェズの抒情詩集を耽読し、その啓発を受けて『西東詩集』が生まれたと言われています。とくに詩文学に優れた作品が多く、19世紀のフィッツジェラルドの英訳で世界中に名声を博したオマル・ハイヤームの『ルバイヤート(四行詩集)』、フェルドウスィーによる長編英雄叙事詩『王書』、イラン人がもっとも愛好すると言われているサアディーの『薔薇園』など世界文学史上に名を留める名作が数多くあります。

 イラン文化は東西文化交渉史においても大きい活躍をしています。シルクロードを経てイラン文化が日本に渡来し、少なからざる影響を与えたことはもはや常識となっています。美術では、建築、庭園、陶器、絨毯にも名品が少なくありません。

 こうした豊かな伝統に支えられたイラン文化をペルシア語の学習を通 して学んでいきます。

教授 森 茂男

http://www.sfs.osaka-u.ac.jp/user/persian/kenkyu.html
研究活動

 ペルシア語専攻では、所属学生は自らの研究テーマに沿って研究活動を行うだけでなく、専任教員が実施するプロジェクト研究等、最先端のペルシア語・イラン研究に直接触れる機会があります。

 ペルシア語専攻の専任教員が文部科学省または日本学術振興会から科学研究費補助金等の交付を受け、言語文化研究科および世界言語研究センターにおいて、現在、下記のプロジェクト研究を行っています。ペルシア語専攻所属の学生は、ペルシア語の専門知識を持つ大学院生などとともにペルシア語共同研究室でこれらのプロジェクト研究の研究補助者や事務補助者として勤務(大学の定める時給による勤務)を行い、研究活動の遂行に貢献しています。

 このように、本専攻では教員の研究活動と学生の教育の融合を積極的に推進しています。

(副管理人:このページの以下は文部科学省科学研究費研究のトピックと同じ last accessed at 18:49:15 GMT 14/07/09)

コメント(6)

大阪大学の提携大学・機関
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/international/exchange/05.html (以下はイランのみ last accessed 15:43:53GMT 15 July 2009)

イスラーム大百科事典編纂所
シーラーズ大学
テヘラン大学
文化研究所
文書財産研究センター
http://www.sfs.osaka-u.ac.jp/user/persian/kenkyukai.html

第27回研究会
  【日時】2009年11月14日(土)  午後2時から5時頃まで
  【場所】大阪大学箕面キャンパス学術交流室(予定)
  
    発表者:アテフェ・モスレミ
    題 目:「日本語とペルシア語の指示詞についての対照研究―文脈指示用法の場合―」
 
    発表者:蓮池利隆
    題 目:「タジキスタンのゾロアスター教遺構発掘 ー異思想と仏教の習合信仰ー」
http://www.sfs.osaka-u.ac.jp/user/persian/kenkyukai.html

第27回研究会
  【日時】2009年11月14日(土)  午後2時から5時頃まで
  【場所】大阪大学箕面キャンパス学術交流室(予定)
  
    発表者:アテフェ・モスレミ
    題 目:「日本語とペルシア語の指示詞についての対照研究―文脈指示用法の場合―」
 
    発表者:蓮池利隆
    題 目:「タジキスタンのゾロアスター教遺構発掘 ー異思想と仏教の習合信仰ー」
大阪外大(当時)でペルシャ語を専攻していた女の子と前とある席でお会いしたことがあります。
たしかその後イランに留学するような事を言っていましたが、どんなことを経験したのでしょうかね?
たぶんもう帰国していると思います。今どこで何をしているのだろう・・・。
http://persian.minoh.osaka-u.ac.jp/~worksite/iran_tc_db/public/category/heritages_top.htm

大阪大学 イラン祭祀信仰プロジェクト
全体top

古代イラン文化遺跡データベース
Database of Archaeological Heritages of Ancient Iraian Culture
説明
各資料

 イランがイスラーム化してから1350年以上経ち,世界でも有数のイスラーム国家である。しかし,イランの民族文化の形成にはイスラーム以前のイランが大きい役割を担っている。イランで受け入れられ,発展していったイスラームはイランの伝統文化によって変容を受けたイスラームであった。 このことはイランの伝統文化、精神の深層文化を解明するにはイスラーム以前のイラン文化の研究が大きい鍵を握っていることを示している。研究対象となる資料は大別して3つある。

・文献資料     ゾロアスター教文献、マニ教文献、各種の碑文、印章銘文、初期イスラーム期のアラビア語ペルシア語文献、アヴェスター
・考古学資料    建築、都市遺跡、浮彫、土器、印章、銭貨など
・民俗学的伝承  年中行事,俗信,説話,ユーラシア文化レベル、インド・イラン語族レベルの比較研究など

 今回のデータベースは(1)の分野からは各種の碑文,(2)の分野からは建築,浮彫などの詳細な写真データで構成されている。遺跡一つ一つについて可能な限り細部にわたって撮影した。考古学遺跡の全景や一部の詳細図は出版されているが、研究にとって必要な全細部の写真は従来あまり公開されていない。このデータベースは考古学的遺跡という,言い換えれば,遺跡のマンダラ世界を構成している部品を一つ一つ集めて公開するという意図の元で作成された。主な遺跡には博物館が付属していて貴重な資料を提供しているが,収蔵のものは省略した。

 もちろん、データベースの主とした対象は原則として前イスラーム時代の遺跡である。しかし、必要とあればイスラーム以降の遺跡の写真も収録した。イラン文化がどのように変容してイスラーム社会に受け入れられ、継承されているかを確認するためには不可欠だからである。
 撮影した遺跡の選択は恣意的である。様々な制約からアクセスできなかった遺跡もある。考古学上の,または美術史上の体系性ともほぼ無関係である。取り上げた遺跡は有名なものばかりであるので,解説は最小限におさえた。このデータベースを利用される多く方はすでにご存知のものばかりだからである。それにこうした学問分野を専攻としない者が間違った解説をおこなうという愚を避けたいという思いもある。

 このデータベースは自由に利用していただきたい。歴史、考古学、美術史、民俗学、文学などの研究者、シルクロード交流史、イラン美術などに興味のある方の役に立てば幸いである。
 最後にこの写真はすべて小生が撮影した。撮影技術は未熟である。何度撮影しても仕上がりは不満の繰り返しであった。イランの強い太陽の下での撮影は時間と太陽との勝負のようなところがある。太陽光線の強烈な反射と,陰陽の際だったコントラストのために焦点と絞りをコントロールできなかった場合も多い。見るに堪えられない拙い写真はできるかぎりデータベースからは省いた。しかし,不本意ながら,拙い写真をあえて登録した場合もある。間違った分類や解説をしている危惧もある。そのときはご叱正いただければ幸いである。

なお、この調査は
 ・ 「シーア派イスラム文化理解に対する日本からの提言」平成17〜19年度 アジア・アフリカ学術基盤形成事業
 ・ イランの祭祀・信仰に関するデータベースの構築とペルシア文学論への応用研究」平成16〜18年度と19〜22年度 科学研究費補助金(基盤研究B)
の研究助成を得て行われたものである。
                               
森 茂男記
   地理的分類
ファールス州
ケルマーンシャー州
エスファハーン州
トルコ共和国
http://persian.minoh.osaka-u.ac.jp/~worksite/iran_tc_db/public/top.htm
「イラン伝統文化データベース」は、 大阪大学の研究者がイランでフィールドワークにより収集した資料を学術目的で広く利用していただくためのデータベースです。


《カテゴリ一覧》
category1:遺跡群
category2:ソフレ
category3:口承文芸

《進捗状況》

「イラン伝統文化データベース」を公開しました。

【関連プロジェクト】

 このサイトは、下記のプロジェクト研究の経費により構築されています。

・イランの祭祀・信仰に関するデータベースの構築とペルシア文学論への発展的応用研究
H19-22年度 科学研究費 基盤研究 (B) 代表者:森茂男 分担者:藤元優子、竹原新

・イランの祭祀・信仰に関するデータベースの構築とペルシア文学論への応用研究
H16-18年度 科学研究費 基盤研究 (B) 代表者:森茂男 分担者:藤元優子、竹原新

 下記のプロジェクト研究から資料提供を受けました。

・シーア派イスラム文化理解に対する日本からの提言
H17-20年度 日本学術振興会アジア・アフリカ学術基盤形成事業
コーディネーター:森茂男

・イランの口承文芸に関する現地調査資料のデータ整形と民俗学的応用研究
H15-17年度 科学研究費 若手研究(B) 代表者:竹原新

・イラン口承文芸の現地調査に関する解析用データベースの作成と民俗学的応用研究
H18-20年度 科学研究費 若手研究(B) 代表者:竹原新

【利用規程】

 本データベースは教育・研究目的に限り無償で利用できますが、素材の著作権は放棄しておりません。上記以外の利用の場合は許可を得てください。また、利用に関する責任は全て利用者にあります。

【お願い】

 ご利用中に、もし間違いや入力ミスを見つけられたら、下記のメールアドレスまでお知らせいただければと存じます。この データベースの質を高めていくためにご協力いただけると大変ありがたいです。

【研究組織】(2007年度)
研究代表者:森茂男(大阪大学言語文化研究科教授)
分担者:藤元優子、竹原新、ハサン・レザーイーバーグビーディー
協力者:高橋陽子、羽田美希
研究補助者:安達順子、北裏龍太、田端友香、竹田純
 
連絡先:〒562-8558
大阪府箕面市粟生間谷東8-1-1 

大阪大学箕面キャンパスB棟7階 ペルシア語共同研究室


http://persian.minoh.osaka-u.ac.jp/~worksite/iran_tc_db/public/category/sofreh_top.htm
http://persian.minoh.osaka-u.ac.jp/~worksite/iran_tc_db/public/subcategory/fujimoto/cat1.htm
http://persian.minoh.osaka-u.ac.jp/~worksite/iran_tc_db/public/event/fujimoto/2005/e2005f000001.xml

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