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カーテン・コール手帖コミュの「アイーダ」再見

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2004年10月17日(日)
大阪城公園駅・大阪MBS劇場 
観客100%
今年4月に続いて2度目の観劇。

妻もボクも歌曲の素晴らしさ、俳優たちの素晴らしさに全身から酔わされたのです。

宣伝に曰く
【大阪で日本初演の幕を開けた『アイーダ』。初の関西発信ミュージカルとして1年のロングランを達成し、2005年2月20日、大阪MBS劇場のファイナルとともに惜しまれつつ千秋楽を迎えます。時は古代エジプト、ファラオの時代。ヌメア国の王女アイーダはある日ナイルの岸辺で敵国エジプトの将軍ラダメスに捕らわれ、そのいいなづけでありファラオの娘であるアムネリスの召使となる。身分を隠したままのアイーダとアムネリスの間に、やがて友情の絆が結ばれ、同時にアイーダとラダメスは恋に落ちる…。】

4月にも書いたのですが、ラダメスを演じた阿久津陽一郎の伸びやかな美声に酔った。しかし、半年振りの再見では同じ役者はアイーダの濱田めぐみとアムネリスの森川美穂、そしてアイーダの父親アモナスロの川原洋一郎の3人だけだった。

ラダメスは福井晶一という俳優さんに替わっていたのだが、阿久津陽一郎の美声には較べるべくもないのだが、ラダメスはヌビアを攻め抜いて凱旋したわけで、福井はそういう戦争をやってきた男という残忍さは醸し出していて、違った魅力をみせていた。

結局、アイーダの前に濱田めぐみなく、濱田めぐみの前にアイーダなし。

もし濱田めぐみが休演していたら、この芝居の魅力は絶対に半分も伝わらなかったであろうことは銘記しておきたい。
(★★★★)
 
あと4ヶ月で千秋楽を迎えるためか、メンバーは大幅に入れ替わっている。なかでも、ヌビア出身の奴隷で、アイーダの身代わりに犠牲となる女性の役・今井美範に瞠目した。

この声量!!!彼女は役によってはスターになるだろう。

しかし、あまりにも立派な体躯のため、奴隷には見えないのが辛い。

あの萬屋錦之介主演の『日蓮』の、ある場面を思い出した。それは佐渡島に流された日蓮を追って2人の弟子が艱難辛苦、ようやくたどり着き再会を果たすシーンだ。

その一人は子役・中村光輝で有名になった中村歌昇。しかし彼もまた立派過ぎるほどの体つきで、顔だけに目の隈や頬にヤセを強調するメイクアップを施していた。

その時の錦之介のセリフ「おうおう、こんなにやつれて・・・」に、新宿松竹の場内がどっと笑いに包まれた思い出だ。

舞台なら赦されることも、映像の世界ではそうもいかない。

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