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Numbers By the WHO(フゥー)コミュのWHO単独来日公演一周年記念

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皆様、お久しぶりです。

早いもので,WHOの単独来日公演からもう一年。


このトピでは一周年を記念して2008年Japan Tourを様々な音源とわたくし管理人の回想と感想を交えながら振り返ってみたいと思います。

*気まぐれな管理人の気まぐれな日記のような乱文です。ひょっとしたら,大阪公演のレビューだけで終わってしまうかもしれませんが(笑)ウッシッシ,予めご了承下さい。顔(願)

コメント(58)

『5:15』

いよいよコンサートも終盤に!


先ずは『四重人格』からこの曲!

ラビットの美しいピアノが始まると会場からは大きな拍手!

中間で魅せるピートのギターソロがまたカッコイイ!

再結成後のコンサートでは,この曲におけるジョンのあのブキバキベースソロが最大の見せ場でしたが,パラディーノの場合は…。そもそもジョンと比較してしまうこと自体が酷でしょう。

ジョンのいない分,ザックのド太いドラムが大活躍しており,それに負けじとロジャーもアドリブ満載の豊かなボーカルを聞かせてくれています。

ピートの“Why should I care? Why should I care?”で終わり,でき具合に満足したようで,最後にピートが“Thank you!”とシャウト!!
『Love Reign O'er Me』

深遠な,そしてとてつもなく美しいラビットのピアノソロ。

このイントロを耳にするといつも東洋音楽的な響きを連想してしまうのは何故でしょうか?

とにかく,全てが美しい。サイモンの高音を生かしたバックコーラスがロジャーの激しくも切ないあのボーカルと絡み,“Love reign over me!”とサビの歌詞を歌うときには既にボロボロ涙を流していました。

また曲間で魅せるザックの激しいドラミング。この時ばかりは,ムーニーを越えたのでは?とさえ感じてしまいました。


全てが素晴らしいこの曲ですが,個人的に一番素晴らしいと思うのは,ピートのギターです。

ピートのギタープレイは何かとあれこれ言われますが,こんな美しく“ギターで歌う”ピートのプレイを聴いたら,誰も何も言えないでしょう。それくらい,この曲におけるピートのギターには,ペイジにもクラプトンにも真似できない,何かがあります。


『Won't Get Fooled Again』

“ドン・ドン・ドン”というカウントに続き一気に入るあのシンセ&ザックのドラム&ピートのギター!

当然、会場は“熱狂のステージ”に!

サビの“We don't get fooled again!”では会場も合唱!


そして,いよいよザックのドラムソロ!!ステージは暗くなり,ザックだけにスポットが当たる。
激しくも非常にリズミカルなドラミングには息を呑み,このまま天に舞って仕舞うのか?と思うような気持ちになった所で,ロジャーの


“Yea〜h!!!!!!!!!!!”


なんて凄いんだ!!こうして音だけ聴いていると,“いつの時代の演奏だろうか?”と思ってしまう位凄まじい。

明らかに,オリジナルメンバー解散直前の1980年代初頭は勿論,2000年初頭の演奏をも遥かに上回る演奏力と迫力にはもう圧倒されまくり。この凄さを言葉で説明することなんて絶対出来ない!正にI Can't Explain!!
『My Generation』


アンコール前,最後の曲はこの定番中の定番曲。

恐らく、デビューアルバム収録曲で始まり,デビューアルバム収録曲で終わるバンドはWHO以外無いのでは?

普通,60年代のデビューアルバムの多くはカバー曲が大半を占めており,ビートルズ,ボブディラン,ストーンズ,エリッククラプトン,そして我らがWHOも例外ではありません。(恐らく、一番の例外はJimi Hendrixのファーストアルバム位でしょう。ピートが驚愕したのも良く分かるオリジナル曲中心の超名盤ですね。)

しかし、WHOのスゴイ所は,数少ないオリジナル曲が既にかなりクオリティの高い作品だったことが挙げられると思いますね。第一,それくらいのクオリティがなければ,40年以上経った現在まで歌い続けることは出来なかったでしょう。

さて、この日の演奏ですが,前曲とは対照的に,アドリブもあまりなく,比較的コンパクトにまとまった感じを受けました。

まさか,この曲が横浜公演以降,70年代の絶頂期を彷彿とさせる,凄まじい“My Generation Medley”に変貌することになるとは,この時点では想像もしていませんでした…
ロジャーとピートは“Thank you!”と行って一先ずステージを後にすると,会場からは拍手と歓声の嵐が!

数分後,ザックを先頭にメンバーがステージ右側より再登場すると,会場は更なる盛り上がりをみせ,“ピート!”“ロジャー!”のコール!!

アンコールの始まりです!
『Pinball Wizard』

ピートのあの悲しくも美しいイントロに入るとやはり会場から大きな拍手&歓声が!

普通のアンコールはどちらかと言えば,オマケ的な要素が強く大抵1〜2曲で終わりますが,WHOは違います。

アンコールがなんと5曲!しかも最後の曲以外を全て『Tommy』からの選曲で固めている所にこだわりが感じられます。


『Amazing Journey』

自然な流れで続いたこの曲はやっぱり,サイモンのバッキング・コーラスとザックのド太いドラムがポイント。

今のWHOは“ピート&ロジャー”ではなく,“ピート&ロジャー&サイモン&ザック&ラビット&パラディーノ”なんだなぁ,と実感した一曲。
『Captain Walker〜Sparks』

これまたスゴイ。WHOはスタジオテイクの曲がライブになると大きく変貌する所に醍醐味があると思いますが,今回,この曲程,スケール&拍手においてスタジオテイクを大幅に上待っている曲は他に無いのでは?


いきなり“Captain Walker didn't conme home…”から入ったことに度肝を抜かれましたが,更に中間部ではピートの語りが!

“Brave Man!Brave Man!”


勿論,この『勇敢な男』とは,Captain Walkerのことですね。

そして,吐くようにして絶叫した次の一言は強烈。


“Stupid War!(愚かな戦争)!”


このアドリブが次の横浜公演になると更に発展して,ピートと縁のあるあの二人の名前も飛び出します。


そして最強の『Sparks』へ!


何がスゴイってザックの激しいドラミングとピートのこれまた激しいギターが絡むこと絡むこと。スタジオテイクを軽く越えているは間違いありません。


2008年でこの凄まじさですから,ムーニーが在籍していた60〜70年代の絶頂期の『Sparks』は一体どんな感じだったのでしょうか…


激しいザックとピートのバトルから一転。いよいよあの名曲に入ります!
『See Me Feel Me』

ラビットのピアノが入った途端,会場から“待ってました!”と言わんばかりに凄まじい歓声が!

もう涙が止まりませんでした。映画『Tommy』の主人公,トミーがステージに立って会場にいる私達に向い『僕を見て。僕を感じて』と訴えかけてくれているのですから。


メンバー紹介を早口で終えた後,ピートは足早にステージ去ります。

その間に,ロジャーは会場全体を見渡し,次のようにコメントしてくれました。

“Thank you very very much! It's great to be here. Really it is.”


『Tea & Theater』

ロジャーのMCの後,ピートがアコギを持って再登場!

そしてスタートしたこの新たな名曲。


“See Me〜”に感動してフィナーレを迎えてコンサートを終えることも出来る筈なのに,こうした最新作収録を最後に持ってくる所に現在進行形のWHO・これからのWHOを感じることが出来ますね。

メロディも歌詞もどこか悲しい所のあるこの曲は会場に集まった私達の心に染みました。


終始爆走していた70年代のWHOも大好きですが,“動と静”が同居した今のWHOも良いですね。このセットリストの変化は何よりもピートとロジャーの変化だと思いますが,今後もどう変化していくか,楽しみで目が離せません。


最後に二人のMCを聞いて,大阪公演のレビューを締め括りたいと思います。


ロジャー:“Osaka!You!Thank you!Good night!We're lucky!”


ピート:“Thank you all for coming to see us!”
感動あり,ハプニングありの大阪公演。ここからは大阪公演のオススメ優良音源をいくつかご紹介致します。
『Alive Again Osaka 2008』(Piccadily Records)


個人的総合評価★★★★★

迫力 ★★★★★

クリア感 ★★★★☆

分離具合★★★★☆

ジャケット ★★★★★


《コメント》
先ずはイギリスを代表するPiccadily Soundsレーベルから。

音質&迫力共に満点!ザックのド太いドラミングではヘッドホンがブルブル震えます。

ライブの臨場感を完全にパックした好盤。またプログラムを模したジャケットやピクチャーディスク仕上げも素晴らしいオススメの二枚組みです。CD-R。


『Osaka Castle Hall 11.13.08』(Moon Calf Disc)

個人的総合評価 ★★★★★

迫力 ★★★★★

クリアさ ★★★★★

分離具合 ★★★★☆

ジャケット ★★★☆☆


《コメント》
二枚目は新興レーベルであるMoon Calf Discから。マニアの方ならご存知かと思いますが,あのTunamic Music系レーベルです。


先のPiccadily盤と甲乙付け難い高音質ですが,こちらは女性の場内アナウンスから収録されている為に,当日の疑似体験をするにはうってつけです。

更にジャケット表に“Matrix of 2 Excellent Tapes!”と謳っている通り、二種のマスターを合わせることで,クリアなのに迫力も十分ある素晴らしい仕上げになっております。

Piccadilyオリジナル盤は既に市場から姿を消しており,入手困難ですが,こちらのMoon Calf盤は今でも流通しているので入手可能と思われます。(ユニオンでは中古1680円で良く見かけます。何故かこの大阪公演だけ常にありますが,売れないのかな?)尚、ヤフオクなどで格安(1700円前後)で出品されていますが,全てオリジナルのコピー盤なので,seriousなファンの方はご注意を。

このタイトルの唯一の難点はジャケットにあります。ピートがジャンプしている写真を使っていて中々臨場感がありますが,大阪公演中にピート自身が語っている通り、今回の来日公演ではジャンプをしていないので,明らかに別の公演での写真を使っていることが分かります。まぁ、音質は十分良いので,大した問題ではありませんが。CD-R。
『the WHO Japan Tour 2008』(No Label)

個人的総合評価 ★★★★★

迫力 ★★★★★

クリアさ ★★★★★

分離具合 ★★★★★


ジャケット ★★★★★

《コメント》
満点! 迫力&クリアさ&分離具合,全てに置いて非常に高いクオリティを備えているWHOマニアなら絶対入手しておきたい絶品。

先のMoon Calf盤とはまた違った音質が楽しみますが,何と言っても,今回の来日公演に置いて唯一のプレス盤でのリリースがこのアイテムが他と一線を引く点でしょう。

更に今回の来日公演のポスターを模した黒いSLに納められたその作りは飽きの来ない実に愛着の沸く造りとなっております。

全公演完全収録した本アイテムは10枚組みのボリュームでそれなりに値が張るにも関わらず,限定100セットと言うことで2日で完売したのも納得のクオリティです。とにかく素晴らしい!!

私事ですが,大阪公演終了後,予定では走って21時57分に大阪城公園前駅を出れば,東京行きの最終電車に乗れる筈でした。

しかし、今考えてみれば,何とも無謀な計画でしたね。何故なら,コンサート終了後の混雑を計算に入れてなかったのですから。更に初めて体験したWHOのコンサート。公演後は暫く席を立てず,ただ呆然としていました。

問題は,今晩何処に泊まるか…!?


そこで,宿泊した小阪のホテルに連絡してみると,なんと空き部屋があるという!


“お客さんの他にも『コンサート観てたら帰れなくなった』と言う方がいらっしゃいますよ”


同じような人がいるんですね。じゃあその方と今日はWHO談義で盛り上がろ!とも思いましたが,明日の事を考えて一人今日の公演を振り返りながら床につきました。


2008年11月14日(金)


横浜公演当日の朝

何だかんだ言って大阪滞在3日目。朝の6時位には起床し,朝ごはんも食べずにチェックアウト。

平日の朝とはいえ,まだまだラッシュアワーでは無かったので,新大阪駅までスムーズに行けました。

そして新幹線のチケット売り場へ。確か7時20分前後発東京行きだったと思いますが,車内に入るとガラガラ。

確かにこんなにも早くから新幹線を使う人はそんなにいないだろうな,と思いながら,自分の座席を探していると…

あ! ガラガラの車両内にいた2〜3人の内,2人がWHOのトートバックを持ってる!!

しかも一人は若い女性!これにはビックリしましたね。この時間の電車に乗るってことは,恐らく今日の横浜公演にも参戦されるのでは…


自分の席に座り,駅で買ったお弁当を頂くことに。

食事後はWHOのアルバムを聴いていましたが,いつの間にか寝てしまいました。


緊張の為に前日まで余り寝られませんでしたが,楽しかった大阪観光と大阪公演の思い出がすっかり自分の気持ちを和ませてくれたんだと思います。

起きた時には,既に新横浜近くでした。
《続き》

既に武道館追加公演の日程も過ぎていますが(笑)),2008年来日公演レビューを続けさせて頂きます顔(願)


地元,神奈川に無事到着。

開場までまだまだ時間があるので,一先ず帰宅。

何だか変な気分でしたね。永く憧れていたバンドに会う為に遠く大阪まで足を運んだ翌日に,今度は地元で2日連続して会うのですから。時間帯が違うとしてもWHOのメンバーと一緒に上京した感覚にすらなりました。

家に着いたら早速“Live At Leeds”UKオリジナル盤を爆音で鑑賞。実に素晴らしい。昨晩の興奮が蘇りました。但し、貧乏性なので,このオリジナル盤は年に1〜2回しか聴きません。ウッシッシそう言えば,今年は一度も聴いていないな…。
夕方になり,いよいよ横浜アリーナに向け出陣!!

地元の利から,結構ギリギリに家を出ましたが,心には余裕を持ちながらアリーナへ向かうまでを楽しみました。アリーナ近くの路上では,大阪公演同様、少し怪しいWHOグッズの出店が。

不思議なもので,普段こうしたブツを敬遠する人達でもついつい買っちゃうンですよね。やっぱり,コンサート当日は一種の“お祭り気分”になるから細かいことは“まぁ、良いじゃん”ってなるものです。

事実,お祭りの出店で売られているアーティストやアイドルの写真を見て“肖像権の侵害では?”“ロイヤリティは支払っているのか?”などと突っ込んだら,興ざめしちゃいますよね。

かくいう自分もついついバッジをゲット。今でもヤフオクで当日の売れ残り?が出品されていますが,“WHO公認”と堂々と謳っている文言には少し苦笑してしまいます。

さあー横浜アリーナにつきました!!
いよいよアリーナ内へ!

クラプトンのコンサートで何度も足を運んでいるこの横浜アリーナですが,WHOとして足を運ぶのはまた別格。

また“これはWHOのコンサートなんだ!”と直ぐに解りましたね。

先ずは,例によって男性の率が高い!またまた男性用トイレに長蛇の列が!(笑)

そして,大阪でもいましたが,モッズ姿の人達もちらほら見かけました。 皆さんそれぞれの思い出で来場したんでしょうね。


そう言えば,このアリーナは音響に関してよく賛否両論が起こります。

確かに,元々は公演用のステージでは無いので,ステージから離れた席から観るのは,武道館の二階スタンド席よりも観にくい上に,音響も良くありません。

自分もクラプトンで散々痛い目に遇いました。しかし、アリーナ前方は逆にかなり音響が良く,個人的には武道館に続いて好きなステージです。

因みに、クラプトンのコンサートの反省から,2006年以降の来日チケットはほぼ全てオークションでゲットするようにしています。勿論,オークションは元値よりも高くつきますが,良い音響でステージを楽しめる為には仕方がない,と言うのが今の自分の考えです。


さて、いつものワクワクする座席探し。アリーナ最前列前から6列目。大阪とは逆に,今度はステージ右よりでしたが,ピート&ロジャーの様子がしっかり見える位置なので満足満足。

そう言えば,昨日に引き続き,この日もカメラクルーが入っていました。

大阪では確か,ステージから見て左右に一台づつカメラが入っていたと思いますが,今回の横浜公演でも東西に一台づつ,他にもカメラマンがいたので,マルチアングルの収録をしていたのは間違いありません。

アンコールシリーズとしてリリースしてくれればいいのですが,色々あった大阪公演がリリースされることはまずないでしょうね。

また歴史的意味を持つ,武道館初日も機材のトラブルに見舞われたので,リリースの可能は低いと思われます。

と言うことは,この横浜アリーナ公演がリリース!?

でも既に2004年にヨコハマ公演はリリース済みなので,同名の地域からのリリースは難しいかな…。

そんなことを考えている間に,明かりが消えた!

あ!ステージ横から…!!

2008年11月14日(金)

19:00 開演

ステージ横から颯爽とメンバーが登場!

ザックがドラムのチェックを始めるとロジャーとピートも登場!

二人とも前日と同じ服装で登場しましたが,そこら辺のセンスが英国人らしくてカッコイイですね。

先に言っちゃうと,この日の公演はロジャーが相当ご機嫌でした。恐らく全5日の公演で一番ノリノリだったのではないでしょうか。
ロジャーが満面の笑みでこう言います。

“Yokohama!”

(会場が大歓声の嵐!)

続けてロジャー。

“I know who you are tonight!”


続けてピートが爆笑挨拶!

“Hello〜!New York!”
(会場は大爆笑)


まさか2日連続このボケから始まるとは思っていませんでしたね。

このボケに会場は笑いの渦と化しましたが,大阪に続いて参加したファンの方々はピートのこのジョークの“一貫性”に更に笑えたのではないでしょうか。
『I Can't Explain』

そして始まったこの曲!

いやぁ〜ビックリしました。ノリが違いましたね。先ずピートのギターがスゴイスピード感に溢れていました。

ロジャーの声も上々で前日よりクリアさが増していました。


雑誌Beatlegの来日特集で『横浜に比べたら大阪公演はリハーサル程度の出来』とかなり辛口なコメントがありましたが,今こうして聞き返してみると確かにその差には驚かされます。これって昨日と同じバンドなの!?って感じ。


でもこうしたでこぼこ感がまたWHOらしくて堪らなく良いんです。

個人的には武道館初日に続く最高のスタートでした。
『the Seeker』

一曲目が終わると少し次の曲に入るまで時間が空きましたが,その間にロジャーは小さな声で

“ドウモアリガトウ”

って言ってくれました!

海外の大物アーティストは余り(と言うか殆ど)日本語でMCを入れないので,このロジャーの一言はかなり感激しました。

(余談ですが,今年の夏に見に行ったサイモン&ガーファンクルの武道館公演でアートが流暢な日本語でMCをしてくれてビックリしました。例:“ワタシハ,ヒトリデ・ニホンヲ・オウダンシマシタ”“ブドウカンへヤット!”など)

勿論,本曲の出来も最高で,特にサイモンのバックコーラスが絶品でした。



『Anyway Anyhow Anywhere』

これまた素晴らしい出来!

先ずピートのギターが入ると会場からは大歓声!

そしてロジャーの

“I can go anyhere!”

いやぁ〜スゴイ迫力。映像で何度も見てきた曲ですが,やっぱり,生は違いますね。

この曲はよくロジャーが歌詞の入るタイミングを外してしまうのですが,(それはそれで勢いがあって好きですが)この日はそうしたことも無く,激しくもきちんと歌いきるロジャーの姿とピートのこれまた勢い任せと思いきや,ロジャーのボーカルと息の合った絶妙なプレイが最高に良かったですね。


個人的にはこれまで聴いた(見た)中でも最高の『Anyway Anyhow Anywhere』でした。
次の曲に入る前にロジャーが再び言ってくれました!


“ドウモアリガトウ”


『Fragments』

この曲のイントロが始まるとやはり『Baba O'Riley』と思われる方々がいたようですねウッシッシ

この曲とアンコール最後の『Tea and Theater』は非常に詩的な歌詞で,これまでのWHOの楽曲とはまた一味も二味も違う世界観を持っていると思います。

いつかは『Endless Wire』の特集を組んでみたいと思います。
次の曲に入る前に再びロジャーのMC。

“Hey!”

(会場多いに盛り上がる)

スタンド一階からかなり大きな声でヒュー!ヒュー!と聞こえる)

(ロジャーがこれに反応して)

“Huhhh〜!Huhhh〜!”

(再び会場盛り上がる)

(ロジャー,ステージ前方に置いてあったティーカップを持ち上げ)


“A cup of tea time!”


(会場から笑い)


コンサート中でも紅茶とは!流石生粋のイギリス人です。またこうした一面からもこの日の気分の良さが伺えますね。


因みに、スタンドから聴こえたとある男性の声は,どの音源にもはっきり聴こえる位大きな声だったので,周りの方々はさぞかし大変だったことだと思います…げっそり(しかもこの男性は来日最終公演でもなぜか同じスタンド西側一階席から物凄い奇声を発していました。)

ところで、ロジャーのMCばかりでピートはまだ初めのあのボケしか言っていませんね…。

ロジャーとは対照的にこの日のピートはご機嫌斜め?
『Who Are You』

ピートのMCもなくスタートしたこの名曲。

この曲が作り出された時期,メンバー内の人間関係はかなり殺伐したものだったようですが,そんな状況でもこれだけのクオリティの作品を作り出すとは,流石はピート。

“Who Are You?”
(お前は誰だ?)


このアルバムタイトル曲は当時台頭し始めたPunkに対するWHOからの回答,と一般的には解釈されていますが,ひょっとしたら,崩壊寸前の自分達自身に対する自問だったのかも知れませんね。

この日の演奏は“怒れるオヤジ,ピート”のギタープレイが大炸裂!それを煽るザックのドラムと後半の激しいロジャーのボーカルは,いかにもWHOらしく素晴らしい展開でした。


次の曲に入る前にロジャーのMCが入ります。

“We're having a good time tonight!”
(今夜は最高の気分だぜ!)

(会場から大歓声)

“We had g gravelly gremlin in a system last night”
(昨晩はシステムが狂っちまって酷い音がしたけど)

“And tonight not there.”
(今夜は大丈夫みたいだ)

“Anyway not for me.How about you,Pete?”
(とにかく俺の方は。(皮肉に)お前の方はどうだい,ピート?)

(シカトするピート!)

(会場から失笑)


“Uhh!Never mind!”
(まぁ、いいや)


こうしたMCからもこの日のロジャーがいかにご機嫌だったか分かりますね。

一方,ピートは…

と思いきや,ピートがあの名曲のストロークを始めました!
『Behind Blue Eyes』

ロジャーの哀愁漂うボーカル,ピートのバッキング・コーラス,そこから一気に流れ込む激しい中間部!そして再び哀愁へ。このギャップが何とも言えない超名曲。

この日のバージョンはオリジナルより短い構成でしたが,非常にインパクトのある“静かな激しさ”をもった出来栄えでした。
事実上,この日はじめて,ピートのMCがようやく入ります!


“Thank you!”

(会場から歓声)

(ピートが力強く)
“Thank you!”

(会場大歓声!)


(一転,ピート,ささやくような小さな声で)

“Thank you”

(会場爆笑)


“And for those of you who can speak a little of English,this next songis about how music passes from person to person on Relay”
(英語が少し分かる奴に説明しておこう。次の曲は音楽を通じたコミュニケーションに関する歌だ。)

このMCを聴いてホットしました。別に気分が悪い訳じゃなかったンデスね。
『Relay』

2000年以降のライブでは定番中の定番になったこの曲。

オリジナルに比べて激しさがアップしたバージョンになっていますが,よくきくとパラディーノのベースがかなりカッコイイことに気づきます。

決して目立たず,それでいて凄くカッコイイ仕事をしている名セッションプレイヤー。はじめて彼を見たのはクラプトンの武道館公演でしたが,今回の来日で色々なアーティストから声がかかるのも納得しました。


引き続き,ピートの短いMCが入りました。

“This next song is from the alubum Who Are You,Sister Disco!”
(次の曲はアルバム『Who Are You』収録のSister Discoだ”

(会場から歓声)
『Sister Disco』

シンセ多用のいかにも80年代風の造りが特徴。この曲を聴くと個人的にはトロント公演を思い出します。

『Baba O'Riley』

そして中盤のハイライト。あの幻想的なシンセに入ると会場は一気にヒート!


昨晩に増してロジャーのボーカルにもキレがあり,ピートの最初のギターが“ジャーン・ジャ・ジャーン”と入る瞬間は何度聞いても鳥肌もの。


そしてお決まりの“Don't cry…”では会場が一つになって大合唱!なんのリハーサルもしていないのに,なぜこんなにも一つになれるのか!?勿論,私も会場で大合唱しました。

そして,最後,フィニッシュに向かうロジャー&ザックの“トレイン・タイム”。

来日2公演目だからでしょうか,昨晩に比べてお互いのリズムハーモニーが一層取れた感じでしたが,個人的には大阪公演の暴走寸前のギリギリのインターアクションの方がゾクゾクしました。でも名演には違いありません。
次の曲に入る前にピート&ロジャーの短いやり取りが。

Pete:(皮肉たっぷりに)
“I sing this”
(次はオレが歌う番だ)

Roger:“Hey!”
(おい!)


なんてことないやり取りの様に思えますが,前半でロジャーが振った皮肉に対するピートのお返しの様にも聞こえます。


そして更に即座に“Hey!”とツッコミを入れ返すロジャー。

こうしたやり取りは凸凹ながらもいざというときにはこの上なくピッタリ息が合う二人の関係を良く表しているように思えますね。
『Eminence Front』

WHOの楽曲はジョンのものを除き,殆どがピート作である訳ですが,改めて“俺の曲”と言う位ですから、この作品に対するピートの想い入れは相当なものですね。


特に,最後のギタープレイは“ギタリスト・ピート”としての技が光っています。

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