金子ふみ子コミュの朴烈の詩“犬コロ”

韓国語のページから拾いました。

金子文子が痛く感動して、朴烈をたずねるきっかけになった
詩で、青年朝鮮という雑誌に載っていたといいます。
“犬コロ”というとなんだかかわいいイメージがありますが、
原文は、“ケーセッキ”といいまして
“犬畜生”“F○ｃｋ野郎”といった罵り言葉、卑語です。

私は犬コロでございます
空を見てほえる
月を見てほえる
しがない私は犬コロでございます
位の高い両班の股から
熱いものがこぼれ落ちて私の体を濡らせば
私は彼の足に勢いよく熱い小便を垂れる
私は犬コロでございます

・・・
空は当時の日本帝国最高権力の象徴である天皇だ.
その空を見て吠えることができる犬畜生の勇気に感嘆する。
位の高い両班が自分に向かって小便を垂れるのならば,
やられっぱなしでなく彼の足に向って小便を垂れる.
これは制度的権力に対する真っ向からの挑戦を宣言した言葉だ.
（サイトより）

そう、テーマは叛逆。

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 11月22日 15:56

犬ころ・・・初めて拝見しました。
もっと短いのかと思っていましたが、これが文子を釘付けにした詩なのですね？

感動しました。

[3] mixiユーザー 02月15日 22:52

初めまして。ライターをしている者で、ブレイディみかこと申します。
いま金子文子に関する本を出版準備中なのですが、
もしもよろしければ、この「犬コロ」の詩をどの韓国のページから拾ってきたのか
教えていただけませんでしょうか。

たいへん不躾なお願いですが、ご教示いただけるとたいへん嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

ブレイディみかこ
メール：mikako0607jp@yahoo.co.jp

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