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東アジアの近代建築コミュの重明殿

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ご存じの方も多いとは存じますが、おさらい(?)として改めてご紹介させて頂きます。

この建物は1900年、慶運宮(徳寿宮)の接見所と宴会場を兼ねた場所として造られ、韓国の宮中に造られた西欧式の建物としては最初のものでありました。

単純な二階建ての煉瓦造りですが、1階のアーチ型窓と、2階の西側にベランダが配置されているのが独特です。元々、この建物は慶運宮内の平成門の外にありましたが、1906年に皇太子(純宗)と尹妃(ユンビ)が婚礼を挙げた時、外国の使臣をここに招待して宴会を開き、乙巳条約(1905年、外交権が日本へ譲渡された条約)がここで調印されました。

日本時代に徳寿宮は縮小され、大正4年(1915年)、外国人に賃貸され、その後1960年代まで京城倶楽部(Seoul Union)と呼ばれたこの建物は外国人の社交場として使われました。

現存する建物は大正14年(1925年)の火災により、壁だけが残ったのを復旧したので、原型とは多少変わっています。

元々英親王の妃の李方子氏の名義になっていましたが、その後は個人所有となっていたのをソウル市有形文化財第53号の指定を受け、1905年の乙巳保護条約(第2次日韓協約)が結ばれたという歴史的価値が認められ、「歴史の現場」として保存されることになりました。

ソウル市は「日本植民統治の震源地だった悲運の現場を保存し、文化財的価値を高めるために、重明殿の敷地と建物を買い入れ、近代史展示施設をつくることにした」としています。

コメント(3)

修繕工事は済んだのでしょうか?
私が見たときは足場と工事用の囲いに囲まれていました。
現在も未だ修復作業が進展中の様です。

写真は本年始のものですが、煉瓦造りの本来の姿が強調されているようです。

開館が楽しみですね。
お知らせです。

重明殿の修復工事が完了し、先月末より一般に公開されております。

1階部分は建物の歴史が展示されております。

因みにすぐ近くの徳壽宮石造殿が現在修復中で、ソウル市内の近代建築の多くが化粧直し中ということになりますね。

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