ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

「雨のあとに虹」 コミュニティコミュの雨のあとに虹・Part5 その92

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「何をしているの?」
敏弘は優しい口調で言った。
「今日も夜景が綺麗よ!」
竹内久美子は言った。
「君は夜景が好きだね!」
敏弘が言うと
「大阪の夜景より東京の夜景は華やかだわ!」
竹内久美子は言った。
「僕は違いがよく解らないよ。」
敏弘は珈琲カップを置くと言った。
「大阪は下町の庶民的なイメージがあるわ!」
竹内久美子が言うと
「東京も同じだよ。」
敏弘は言った。
「東京は都会的でお洒落だわ!」
竹内久美子が言うと
「そうかな?」
敏弘は言った。
「それは感覚の問題よ。」
竹内久美子が言うと
「窓から夜景が見られるのはお洒落だと思うよ。」
敏弘は笑顔で言った。
「私は今の幸せに感謝しているわ!」
竹内久美子は言った。
「僕も感謝しているよ。」
敏弘が言うと
「ありがとう!」
竹内久美子は言った。ふたりはお互いを見つめていたが竹内久美子が目を瞑ると敏弘は唇を重ねた。今夜はふたりにとって久しぶりに特別な夜となった。竹内久美子は敏弘と愛情を交わしながら少しずつ歓喜の声を出していた。

「今回は思ったより順調に事案が解決したな!」
増田は受話器を耳に当てて言った。
「僕も簡単に終わったから拍子抜けしているよ。」
俊之は言った。
「俺は外務省からインターポールを動かそうと思っていたよ。」
増田が言うと
「北京では警察と青い龍が協力してくれたよ。」
俊之は言った。
「青い龍の魯を味方につけたのか?」
増田が言うと
「味方につけたと表現するのは性格ではないよ。」
俊之は言った。
「お前らしい表現だな!」
増田が言うと
「これで間瀬総理が北京に行くだけで済むよ。」
俊之は言った。
「政府や国民はお前に感謝しないといけないな!」
増田は明るい口調で言った。
「感謝には及ばないよ。」
俊之が言うと
「俺も安心したよ。」
増田は笑顔で言った。俊之が通話を終えると
「ワールドコミュニケーションの深水社長と石倉さんがお見えです。」
陽子ははっきりとした口調で言った。
「うん。」
俊之が言うと
「入っていただきます。」
陽子は言った。俊之が立ち上がると陽子は社長室のドアを開けた。深水とひとみの順番で入って来ると
「お待ちしていました。」
俊之は笑顔で言った。
「早めに押しかけてすみません。」
深水が言うと
「気にしないでください。」
俊之は言った。

「これで日本政府の面目が保てたね!」
天門は落ち着いた口調で言った。
「李先生が手を回してくれました。」
大輪は言った。
「白い虎が李先生の依頼を無視したみたいだね?」
天門が言うと
「青い龍が警察と連携をとってくれたおかげ早めに役割を終えることが出来ました。」
大輪は言った。
「大輪さんもお疲れ様でした。」
天門が言うと
「いいえ!」
大輪は言った。
「来年は風水セミナーで北京に行こうと思っているよ。」
天門が言うと
「今年はツアーがありませんでしたね?」
大輪は言った。
「その分だけ来年は充実したツアーを組もうと思っているよ。」
天門は書類を見てから言った。
「それは奇門遁甲ですか?」
大輪が言うと
「これは時盤と言って2時間ごとに配列が移動するのが面白いよ。」
天門は言った。
「これで運気が上がるのですから不思議ですね?」
大輪が言うと
「大輪さんも試してみるかい?」
天門は言った。大輪が頷くと天門は嬉しそうに見ていた。

「それではよろしくお願い致します。」
深水は丁寧な口調で言った。
「こちらこそこれからもご協力をお願い致します。」
俊之は言った。
「詳細は担当者レベルで決めさせましょう!」
深水が言うと
「ひとみさんが薬師寺と協議してください。」
俊之は言った。
「はい!」
ひとみが言うと
「アフリカや北京にオーストラリアと海外の展開が増えるのは良いことだよ。」
俊之は言った。
「次は南米ですか?」
深海が言うと
「そこまでうまくいくかな?」
俊之は言った。深水が歩き出すとひとみも歩き出した。俊之はエレベーターホールまで一緒に歩いて来た。
「トレンドカフェにはお寄りくださいましたか?」
ひとみが言うと
「帰国した翌日に久美ちゃんと行きましたよ。」
俊之は言った。

To be continued

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

「雨のあとに虹」 コミュニティ 更新情報

「雨のあとに虹」 コミュニティのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング