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「雨のあとに虹」 コミュニティコミュの雨のあとに虹・Part3 その137

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「わしたちはこれで引き上げます。」
町島は言った。
「ありがとうございました。」
桜田が言うと
「お疲れ様でした。」
町島は言った。
「人質だった方のお話を聞きましょう。」
菊池は落ち着いた口調で言った。
「そうでしたね?」
桜田は菊池に言った。大輪が巽を連れて歩いて来ると次に林と健春が坂上と深谷を連れて歩いて来た。さらにたき子と莉子が一緒に歩いて来た。松田と健人は若菜を連れてマクマホンを警戒しながら歩いて来た。泰子は関口と一緒に萩原を連れて来た。
「これから順番に署まで移動していただきます。」
菊池は大きな声で言った。
「待ってください。」
若菜が言うと
「何でしょうか?」
桜田は言った。
「今のうちにやっておきたいことがあります。」
莉子が言うと
「私からもお願いします。」
たき子は言った。。桜田が頷くと若菜が萩原の前に立った。次にたき子も深谷の前に立った。遅れて莉子が坂上の前に立つと短い沈黙した時間が流れた。すると若菜が突然に萩原を平手打ちした。周囲に大きな音が響くと
「2度と私の前に現れないでください。」
若菜は言った。次にたき子が深谷を平手打ちした。
「何をする!」
深谷が言うと
「女をバカにしないでください。」
たき子は言った。最後に莉子が坂上に平手打ちをすると桜田は息を呑んだ。
「セクハラは犯罪ですよ。」
莉子は落ち着いた口調で坂上に言った。

「あの3人は怖いですね。」
翔太は言った。
「坂上さんが悪いから自業自得だよ。」
俊之が言うと
「人前で女性に殴られると男性は恥ずかしいものですか?」
久美子は言った。
「恥ずかしいというレベルではないですよ。」
翔太が言うと
「それはしかたがいないよ。」
育子は言った。
「若菜さんたちははやっと過去に決別したね。」
俊之が言うと
「高村さんはすべてお見通しだったのですか?」
ゆき乃は言った。
「僕は何も知らないよ。」
俊之が言うと
「高村さんはご存知だったと思いますよ」
翔太は言った。少しばかり和やかになった時に
「特ダネをいただくわよ。」
澄代は桜田の横で小さな声で言った。
「ご自由に取材をしてください。」
桜田が言うと
「写真も撮らせてください。」
澄代は言った。桜田は澄代が書く記事が大きな波紋を呼ぶことを知っていた。

「健春さんが来てくれたおかげで助かりました。」
俊之は珈琲を飲みながら言った。
「私もミスター高村のお役に立ててよかったです。」
健春は言った。
「北京五輪の時にはお世話になりました。」
久美子が言うと
「私ははじめてですね?」
育子は言った。
「私もはじめてです。」
ゆき乃が言うと
「おふたりの五輪と世界選手権のご活躍を拝見しましたよ。」
健春は言った。
「君が来てくれて助かったよ。」
大輪が言うと
「ミスター高村と大輪さんが一緒にいるのに苦戦する姿を見た時には緊張しました。」
健春は言った。
「今回は青い龍とマクマホンファミリーが麻薬や誘拐を繰り返していたから警察も大変だったと思うよ。」
矢島が言うと
「魯もこれで李先生の力を理解したと思います。」
健春は言った。
「李先生は凄いお方ですね?」
久美子が言うと
「秋になったらはお礼を兼ねて李先生に会いに行きますよ。」
俊之は言った。レストランの入口から翔太が入って来た。少し遅れて泰子と関口の姿も見えた。
「お疲れ様でした。」
翔太は笑顔で言った。
「お待ちしていました。」
久美子が言うと
「腹が空いているだろう?」
矢島は優しい口調で言った。
「はい。」
翔太が言うと
「何でも好きな物を頼みなさい。」
矢島は言った。久しぶりに落ち着いた楽しい夜が俊之たちに訪れていた。
「これで終わったね。」
俊之が言うと
「明日の新聞記事が楽しみですよ。」
翔太は言った。

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