シカゴのポストロック・シーンの支柱的存在ジョーン・オブ・アーク。その中心であるティムの実弟でありドラマーでもあるマイク・キンセラが、その素晴らしい唄声を披露するソロ・ユニット。滋味溢れる彼自身の唄声とギターの調べ、それに寄り添う最低限のバッキングだけというシンプルさだが、その一音一音があまりにも多くのものを物語る、芳醇の極みともいえるサウンドを生み出す。これまでに3度の来日を果たし、54-71、toe、二階堂和美、曽我部恵一、OGRE YOU ASSHOLE、group_inouらと共演。Charaや坂本真綾もファンであることを公言するなど、日本でも確固たる人気と評価を誇る。最新作は 2009年9月リリースの5thアルバム『ニュー・リーヴス』。