ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

キリスト教会アガペー・チャペルコミュの憎しみ・ゆるせない心・対立・争い

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
憎しみ、赦せない心の対処

コーリー・テン・ブーンさんの場合

1940年、ドイツ軍はユダヤ人を捕えて強制収容所に送った。
コーリーさんの父は隠れ部屋を作り、強制収容所行きを
逃れて来たユダヤ人たちを隠れ家にかくまいました。

 しかし、ある男がブームさん家族をドイツ秘密警察に密告してしまう。
ユダヤ人をかくまった罪で家族全員はオランダの牢獄に入れられ、
両親と兄は獄中で死亡。
彼女は獄中で、密告した男を憎み、その男の死を強く願いました。

 更なる悲劇が訪れ、姉と彼女はベルリンの近くの強制収容所に送られ、
言語に絶する苦しみを体験しました。
二人は、数々の苦難の中でキリストの福音を語り、
多くの人を救いに導きますが、姉は痩せ衰えて亡くなってしまった。
そして、彼女と同じ年頃の女性を全員殺せという命令が出る一週間前に、
奇跡的に釈放されました。

 次第に健康を回復した彼女は、オランダでナチスの残虐行為の
犠牲者となった人々を収容する施設で働きました。
施設に収容された人々で、自分を苦しめた敵を赦すことが出来た人は、
身体的負傷を負ったにもかかわらず、生活を立て直すことが出来たが、
赦すことが出来なかった人々は病人になってしまったと、彼女は語っています。

 イエス・キリストの言葉、「もしも、あなたがたが、人々のあやまちを赦すならば、
あなたがたの天の父も、あなたがたを赦して下さるであろう。
もし人を赦さないならば、あなたがたの父も、
あなたがたのあやまちを赦して下さらないであろう。」

彼女は敵国ドイツに出かけて行く。
ドイツ人は敗戦で面目を失い、彼らの家は破壊され、
ヒットラーの犯罪の極悪さを聞いた時、彼らは絶望感に襲われました。
彼女は元強制収容所を改装した難民避難所で働き、
敗戦の悲哀を味わっている人々と話し合い、
希望と喜びを与えようと努力します。

 1947年、彼女はミュンヘンの教会で
「神はあなたがたの罪を海の深みに投げ入れて捨ててしまわれるのです」と
説教しました。話し終えると、人々は列をなして握手を求めてきました。 

 しばらくの間、次々と差し出されてくる手を握っていた彼女は、
彼女の前に手を差し出している一人の男を見て、
思わずその場に立ちすくんでしまいました。
その男は収容所で最も残酷な看守の一人だった。
この男の前を 全裸で歩かされた忌まわしい恥辱の記憶が甦ってきました。
目の前を歩いた姉の痩せ細った体、その男に苦しめられ、
姉は死んだのでした。どうしても赦せない男なのです。

 その男は言った。「私はその後クリスチャンになりました。
神が罪を赦して下さることは有難いのですが、あなたの口からも聞きたいのです。
私を赦してくれますか。」

 彼女は赦せない冷たい心のままで立っていました。
彼女は「イエス様、助けて下さい!私は手を差し出すことは出来ます。
しかし、感情が伴わないのです。どうぞ感情をお与え下さい」と心の中で叫びました。

 彼女はぎこちなく、ただ機械的に手を差し出しました。
その時に信じがたいことが起こったのです。
彼女の肩に電流が流れ出したかのように、
イエス様から来る赦しの愛が腕を伝わって走り、
彼女が握手した手に溢れたのです。

 大きな赦しの愛は彼女の全身にみなぎり溢れ、
涙を流しながら彼女は言いました。
「兄弟よ、わたしは赦します。心から赦します。」



自らを造ってくださった方を認めず、
人間同士で求めあっても本当の最終的な解決はない。
コーリーさんのように自らを造ってくださり、
人間の罪を全部引き受け解決してくださった主に
解決を得るまで主の名を呼び求め続けるしかないではありませんか。

「主の御名を呼び求める者はすべて救われる。」
          ローマ人への手紙1:13

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

キリスト教会アガペー・チャペル 更新情報

キリスト教会アガペー・チャペルのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。