mixiで大山登山！！コミュの２月３日（日）現在のだいせん登山道の最新情報

２月３日（日）現在のだいせん登山道の最新情報を
お知らせします。

午前９時の大山寺の天候　　晴れ　　気温プラス１℃　　無風
午前11時半の山頂の天候　晴れ　　気温マイナス４℃　　微風

高気圧に覆われ、先週の木曜日ほどではないけれども
今の時期にしては珍しく天候が安定していて、気温もやや高め。

積雪量も２月１日から２日にかけて、春一番を思わせる強風が
吹き荒れ（2/3を過ぎないと春一番と言わないそうですが）、
かなり減ってきました。

標高1200m過ぎあたりまではさほど問題はありません。
しかし雪が減っているためこの辺りから５合目過ぎまでの間で
「抜け穴」がかなり出来ていますので、ご注意ください。

問題なのは６合目から上ですが、７合目辺りまでは傾斜も緩く
まだ灌木が出ているので比較的に安全だと思います。

しかし７合目から草鳴社（ソウメイシャ）ケルンを過ぎる辺りまでが、問題箇所です。

この傾斜でアイスバーンになった時、まず１２本アイゼンでないと歯が立ちません。

ここを６本とか８本の軽アイゼンで登るのは、もう冬山登山をする以前の問題です。
今日もおられましたが、登山口辺りでアドバイスすると、なんと返ってきた答えが
「この間もこれで登ったから。」

この標高1500m付近は外気温が１℃下がると、間違いなく危険になります。
登る時はたいてい午前中なのですが、下山するときは徐々に気温が下がってくる
時間帯になってきますので、「こんなとこ登った来たっけ？」となります。

山頂避難小屋の状態ですが、入口がかなり狭くなっていて、これ以上降ると
掘っても入れない状態になっていましたが、登山者の方たちに声をかけて
入口付近をだいぶ掘り下げました。
応援をして下さったみなさま、ご協力ありがとうございました。
まだ不十分ですが、登られた方で余力のある方は、少しでも良いので
掘ってやってください。
中は当然真っ暗ですので、ライトはザックの中のすぐに取り出せるところに
入れておいてください。
また小屋に入る前にアイゼンは外してください。
もちろん帰るときも外で手袋をしたままアイゼンを着けることが常識です。
これが出来ない方は冬山はちょっと難しいと思います。
大山に限らず、どこの山域でも同じです。

４日からは徐々に冬型の気圧配置になり、また寒さが返ってくるようです。
今現在が例年にないぐらいの異常気象なので、これから登山を予定されている方は
気象予報に充分注意してください。
決して「この間登ったから・・・」なんて思わないように。

今日は山頂で山スキーの準備をしている方にお会いしましたが、知る人ぞ知る
「野人」さんでした。
どんな方かはHPをご覧になってください。　http://yajingaasobu.sakura.ne.jp/
ただし決して真似をしないように。