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飛べよ..三十六計☆ビジネス編コミュの第三計 借刀殺人 〜利用の極限〜

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第3計

借刀殺人

(しゃくとうさつじん)


意味:自分は直接手を下さずに、他の者を利用して敵を攻撃する。
   若しくは自分は表に出ず、他人をそそのかして悪い事をさせる。


辞書を引いてみると、悪い事をさせる等
あまり良い風に書いていませんが、
ここでは発想を転換させて、上記のような
ことをしてくる人がいた場合にそれを
防ぐ為にこの計を理解してもらいたいと
思います。


もう少し掘り下げて見てみましょう。


36計の書物で借刀殺人は、
敵の情勢(内部の混乱等)をすでに把握している
状況下で、同盟国或いは敵の敵がいつ争いを
起こそうか等悩んでる際に、
その同盟国(或いは敵の敵)を
うまく誘い出し先方として敵に
向かわせ自分達は戦力を温存する
謀略の一計と書かれています。


殺人という言葉を使っているので
かなり危険な臭いをはなっていますが、
要は相手の力を利用する事です。

自分は戦わずに勝つという事ですね。
剣術や柔術などにも見られる極意の一つです。
敵にこの手を使われて、内乱で自滅する事の
ないよう気をつけなければいけません。


由来:借刀殺人は春秋戦国史の中で
   たびたび出てくる計の一つです。
   特に明代劇《三祝記》の一説が
   とても有名であり、その三祝記の
   一部を以下に引用させてもらいます。

   これは範仲淹なる人物の政敵が彼に
   部隊の総帥(環慶路経略招討使)に
   つかせるところから始まる。
   政敵は範仲淹に西夏人の趙元呉を
   攻めるように命じた。
   この政敵は西夏人を利用して範仲淹に
   被害を与えるように裏で画策し自らは
   手を下さずに相手を潰そうとしたので
   あった。
 
この三祝記は「借刀殺人」の代表的な物語の一つです。


この計の特徴は敵の内部に起こっている
矛盾を利用したり、同盟国の力を使って
敵の勢力を削るところにあります。

要するに敵の内部の矛盾、同盟国との関係の
矛盾を捉えてそれらを更に拡大させて内部抗争を
引き起こさせたり、敵と同盟国を争わせて
自分達は直接手を下さずに敵の力を弱めることが
この計の目的です。

したがって軍事上では、この作戦の一切は
水面下で進める必要があり、敵や同盟国に
気付かれずにすることが最大のポイントと
なってきます。

自分は直接手を出さずに、口八丁で
悪いことは全て誰かにやらせて
もし仮に何かが起こったとしても
うまくこの計を使えた場合は、
自分には責任が追求されないという
利点もあります。
※される方にとってはたまりませんが。。

誰かに何かを頼まれた時は、
それが本当に正しいかどうかを
見極めることができる能力と知識を
身に付けたいものです。
でないといい様に利用されてポイッされる
可能性があります。


※応用編をご覧になりたい方はこちらからどうぞ

 http://keiei36kei.seesaa.net/category/6452625-2.html

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