2009年12月、私がこのコラム(2009年11月3日付 Zeit Gist)で、妻との問題によって子供の監護権を失う可能性があることに対する不安について詳述した直後、妻の子供に対する虐待が増し、家族生活はさらに悪化したのだった。実際、12月にある出来事が起こった後、警察が私の家を訪れ、娘を児童相談所に連れて行って、母親の虐待に対処するための最善策を図るように忠告していった。それから数カ月にわたって、娘は児童相談所で2回、公立の小学校で数回聞き取り調査を受けた。
2002年に米国の最高裁判所で下された判決(In re Stanford)の中で、ジョン・ポール・スティーブンス判事は故アール・ウォーレン連邦最高裁判所長官の言葉を引用し、残忍で異常な刑罰に反対する次のような記録を残している。「これは過去の遺物であり、成熟してゆく社会の進歩を示す品位という進化的基準とは相いれないものである。我々は、この恥ずべき慣行に終わりを告げるべきである」今日まで残っている子供の拉致に対する日本の資金提供や制度上の援助についても、同じことが言えるのではないか。